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*ずるっけえ

ずるい(狡い)なあという意味。普通は「ずっけえ」という場合の方が多いのだがこういう表現をする場合もある。

狡賢い(ずるがしこい)というニュアンスの方が強く意図的にずるいことをしてる感じになる。

「ずっけえ」は偶然とかたまたま運の違いを嘆くみたいな偶発的なものにブーたれる感じで根に持つことも無い明るい印象であるが、「ずるっけえ」は後引く陰湿さが残る印象になる。

したがって共通語に訳すと「ずっけえ」は「なんだよーそれ」、「ずるっけえ」は「きったねーなあ」という表現が近くなる。

「狡い」(こすい)との違いは「ずるっけえ」の方が多少明るく「こすい」の方がマジという感じである。

したがってずるいと本気で思ってる度でいうと

「ずっけえ」<「ずるっけえ」<「こすい」

ということになる。これに「きったね~」とか「ひどいじゃん」・「なんだよそれ」とかいった表現を含めると収拾がつかなくなるのであるがこの手の表現にはことかかないのは確かである。

「ずっこい」と「ずっけえ」とは微妙に違うのだがどう違うのかは検討中。

例文

「あれえなんで焼きそばパン食えてるよお。」

  (あれ?なんで焼きそばパン食べれてるの?)

「4時限目の体育早く終わってくれたもんで着替えんとちゃっと食堂飛んでってチャイムと共に買っただよ。」

  (4時限目の体育が早く終わってくれたもんだから着替えなしにそのまま急いで食堂に行ってチャイム鳴るのと同時に入って買った。)

「う~ずっけえ。フライングだらあ。」

「きっちし時間守ったもん。わしなんか可愛いもんだにい。○○なんか用具仕舞い行くっつって仕舞い行く前に食堂行って鳴る前にチョコとクリームのコロネ両方と焼きそばパン買ってえ、ほんでから用具仕舞い行っただもん。」

「どずるっけえらあ。なんだよそれ。あり?」

「ありじゃねえだよそれが。めっかったもんで今職員室で正座こいてる。」

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