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流星の絆その4(第5話)

要潤さん今回の展開ならあの決め台詞

「やべもってかれた。」

が飛び出ても違和感のない感じでしたが、さすがに局が違うのでご遠慮なされたんでしょうか。ちともったいないような気がいたしました。

それはそうとして展開のお話し。徐々に核心に近づきつつあるようで愉快痛快な部分が押さえられつつある感じでした。そりゃそうだわな現代で仇討ちをやろうってのに能天気に生きてちゃ叶うものまで怪しくなっちゃいますから。

今回も戸田さんの変身ぶり悦でした。犯人誰なんでしょうねえ。

リアルタイムでは観たんですけど、普通はその後録画したの夜更かしして見直してから記事書くんですけど、昨日は11/15初日の「ハッピーフライト」優先でいつもより早く寝て映画館から帰って来て先ほど見直したんですが映画の余韻覚めやらずで力が入んなくて今回はこんなもんで。短い感想ですけど面白かったですよこの回も。

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ハッピーフライト

観て参りました。遠州弁で言うと

「はっぺーふらいとぉめえいっただあ。」(ハッピーフライトを観に行って来ました。)

何書いても○タばれ(全部書くと検索に引っ掛かっちゃうので伏字で)になりそうなのと一度観ただけで能書き垂れる程記憶力もないのですが個人的な感想をば

宵っ張りで朝活動するなんて普段ありえないんですが。やってやれないことはないのかそんだけ本当に楽しみにしてたからなのかばっちり目が覚めまして行って参りました。

非常にそれぞれのシーンが密度が高くて一回観ただけじゃ見落としたとことか沢山ありそうで続けて観たかったなあ。古い奴だとお思いでしょうが昔は気に入ったとか訳分からん映画とかだと一日中居て2・3回観てた頃が懐かしいですたい。ただ同時上映が主流だったからハズレとセットだとしんどかったですけど。でもそれで興味なかったけど抱き合わせだから観たら面白かったって発見も出来て愉しかったんですけどね。

でまあ戻ってハッピーフライト一度観れば満腹というよりおかわりしたくなるような印象を持ちました。別の料理(続編)をというのではなくおかわり(二度三度)したいと言う意味です。

飛行機出発するまでが笑えましたです。

幾分航空会社全面協力の功罪が見え隠れして毒とまでは言いませんけどゲリラ的なのは寺十さんと猫田さんが絡んでた・・・ってこれは言うと○タばれか。まあ正直なところあくが抜けたと言うか。ここは面白さを追求(優先)してたとえリアルから離れたこと登場人物が口走っても字幕かなんかで実際は違いますみたいな注意書きで済ます感じなくらいが私的には欲しかったという欲はありますです。突き抜けてしまえば誰も本当だとは思わないこともあるでしょうし。

パニックは控えめに感じました。もちろん故意にトラブルを引き起こす悪党なんかが出てくれば幾らでも大きなパニックは作りだせれるんでしょうけど。でも矢口作品の特徴は「悪人を出さない」ですのでそういうのが禁じ手なのは共感するところです。むしろパニックを愛でる映画というよりも飛行機飛ばしてる人達を愛でると思って観た方が間違いない愉しみ方のような気がするんですけんどどうなんでせうかね。

色んな職種の方が登場されていてそれぞれの人種の違いが面白そうだなと感じたんですが一回観ただけじゃ上手く表現できません。でもなんでしょうねそういう人がそういう職種を選ぶのかそういう職種につくとああいう人になるのかどっちなんでしょう。

映画鑑賞が趣味や修養の場ではなく道楽にようやく戻れた気がしますです。

いつもだと殆どは作品と自分の個別対話みたいな空気感で映画を観たいのだけれどやっぱ矢口作品は大勢で一緒に観るのが悦だあな。

主役さんが映えるのは当然のこととしておいといてですねえ、印象が深かったのは寺島しのぶさんと田畑智子さんと田中哲司さんがインパクトありました。寺島さんの片膝ついて話すシーンは任侠モノかと思えるかっこよさでした。普段矢口作品の登場人物って綾瀬さんとか田辺さんが演じられてる役のようにどこかしっかりしていない人が多いんですが田中さんとか寺島さんが演じられた役(プロ中のプロ)のような存在は珍しい感じがしましたです。それだけにピンと締まった感じがしたのはいままでの矢口作品とは異なる印象があります。

書いてたらきりがなくなってきたので今日はこの辺で。とにかくもう一度観に行かなくては。

今度は買っておいた本全部読んでから行こう。

映画本編からは脱線しますがそういえば番宣で田辺さんが言った駄洒落がお気に入りです。

「副操縦士は身だしなみには気をつけなくちゃいけない何故なら服装重視。」

私は秀逸だと思いました。

本日の出費

チケット1800円・パンフレット600円・ANAで知る!ハッピーフライトの世界880円・オフィシャルガイド1575円 合計4855円也。

他にもサウンドトラックCDとか小物が置いてあったんですけどさすがにそこまで手を出すと財布がエマージェンシーを宣言しなくちゃいけないんで。後ろ髪引かれながらもUターンしてきました(家路に着きました)。

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*たっくう

たくさんと言う意味。普段使いという印象は無いが、聞き取りは出来るので誰かが使ってたのは間違いないであろう。

私は使わなかったし女子も使ってた記憶がなく、やんちゃなこんぞう(小僧)が使ってたような記憶がある子供が使う言葉のような気がする。

無論、地域によっての差があるので決め付けることはないが、うちらの集落では「たっくさん」・「たっくさあ」・「たんと」・「ようけ」・「がんこ」・「えらい」・「ばか」とかの方が年代に関わらず使われている印象が強い。

例文については私は使わないのでアイデアが浮かばない。

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夢をかなえるゾウその8(第7話)

性格コロコロ変えるんじゃねえよと悪魔の囁きが呟かれていた前回。見事に自分を解放して傍若無人化しつつあるあすか(水川さん)であります。

そんなあすかと近藤(柏原さん)の距離が縮まることになった今回ですけど、近藤といる時のあすかはまだ以前のあすかのようでガネーシャ(古田さん)の教えによって変わりつつある傍若無人あすかとは別人28号状態のようにも映ります。おしゃまととれば可愛げもありましょうが猫かぶってる風にも映る訳でして、むしろトムとジェリー状態の本音ぶつけ合ってる網田(丸山さん)との方がカップルとしてあってるんじゃないのかと思える展開になりつつあるようにも思えてきますです。

災い転じて福となすを実践するかのような粉ぶちまけシーンでありましたがあれがどうなれば福になるのか興味あるところです。怒り心頭で席を立ったクライアントが単なるmだったなんてオチじゃ納得できないのでその顛末の真相を来週期待したいところです。でも多分ビリビリドーンの具現者(通訳)としての役目を果たしたというオチであって無礼を詫びる必要なしということでちゃんちゃんなんでしょうけど。

それにしてもとてもよく動くあすかになられたものです。暇な時間を作らないと言うのもあえて言わないけど教えのひとつなんでしょうか。ビール飲んで愚痴ろうにもガネーシャがいるし。お風呂とか就寝前にひとり静かになって私はなにしてるんだろうと冷静に振り返ってはいけないということなんでしょうかねえ。ひたすらがむしゃらという勢いを感じます。またそれが水川さんが演じられると悲壮感に映らないところがいいですよねえ。

いづれにしても健康第一。元気がなければ叶わぬ事ばかり。

ところで今回の課題は「笑わかせ」なんじゃそりゃというお話でしたが、コミニケーションは相手への愛が第一。意味は分かりますがやっぱ笑いと言う意味では大分曲解した考えでしょうけどサラリーマンは気楽な稼業ときたもんだというフレーズのごとく笑い飛ばすが一番ってことなんでしょうかねえ。だとしたら何10年も前に植木等さんが具現化されてましたですなあ。愛と言う表現はオーバーにしても信頼は必要なんでしょうかねえ。

少なくとも人間関係の深まりは増しつつあるように見えました。存在感も増したようですが、今の状態であすかは頼れる存在なのでしょうか必要とされる存在なのでしょうかいてくれると嬉しい存在なのでしょうか。居ない方がいいとか居ても居んでも構わない存在からは脱却はしてそうですけど。

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*そうけえ

そうなの?。そうなんだというニュアンスの意味。若干すっとぼけた感じを受けるかもしれないがごく普通の状態である。

早慶・早計・総計という意味では使っていない。

なので「大学行くならどこ行く?」・「そうけえ。」(早慶)・「そりゃそうけえだら」(早計)・「そうけえ?」(そうかい)とかいう冗句は存在しない。

「早合点すんじゃねえよ。」・「そうけえ。」ならば「そうかい」と「早計」と掛けた冗句に「全部いっしょくったにするとがんこな数んなるにい。」・「そうけえ。」だと「そうなんだ」と「総計」を掛けた冗句とかにすることはできるが多分掛詞になってると気づく人はいないであろう。

例文

「ここんとこそこらじゅう痛くてガタ来ただかいねえ。医者料もばかんならんだよ。」

「治療費だらあ。普通そうゆうに。」

「そうけえ。」

「あんた知らん衆聞いたら違う方に思われるにい。」

「違うってなにがよー。」

「なんか悪さこいて慰謝料請求されてるって風に。」

「そうけえ。」

「恥ずからしいことあんまし人前で言わんでよこっちまで恥ずかしくなるだで。」

「そうけえ。」

「そうだよお。」

注、「そうだよお」のアクセントが独特なのが味噌。「よ」を強く言う。

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うっとおしいです

ニフティのココログやってる人なら私が何書いているのか理解可能な愚痴です。

ここんとこ、なんかのブログのイベントがどうたらこうたらから始まり、今のところコネタマなんぞとかココログニュースとかが管理画面上に出没するようになりました。記事書いてる時に集中出来ていればあまり気にもならないんですが、ちょっと詰まったりすると目に入ってきて気が散って仕方ありません。

文字だけで尚且つ一色だけなら無視も出来るんですけど多色になってしかもマンガみたいなおっさんの挿絵とか出された日にゃあもう気が散ってたまりません。

うっとおしいです。「記事を作成」の項目でこれを表示されるのは邪魔なんです集中出来ないんですうっとおしいんです。

直にコネタマなる所でこれ書こうかと思ったら先着のお方が居られましたんで自分とこで書く事にしました。ついでに私もそう思う旨書いてもきました。

不満なら他へ移れという意見もございましょうが移るつもりなら黙って移ります。移る気が無いから改善して欲しいと文句言っているんです。

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公開記念のスペシャル番組

ハッピーフライトの告知番組。静岡県では放映が11月27日25:30~26:25だそうな。

ちなみにフジテレビでは11月15日。映画公開日にあわせてとのこと。

静岡県ではよくある話しで2週間遅れなんざ普通という感覚。

以下タイトルと趣旨が変わるけど

これだけでも静岡県での映画に対する関心度がどれくらいか推し量れはしないかと思えてしまう。

テレビ局の対応を嘆いている訳ではござんせん。こういう情報を渇望してる人が少ないという証だといっているのです。

映画館の方にしてみてもザザの方では蛇にピアスとか映画館独自の判断で大作ばかりでない視点を最近は提示してくれる努力をされているけれど、要は客が入らなきゃ立ち行かない。

芸能人とみりゃうじゃうじゃたかる癖して集中の邪魔して肝心な頑張られた成果の仕事(作品)には反応しないが実情。ヨーロッパでは撮影中でも通り過ぎる人皆普通であって特に振り向かない(邪魔しない)そうな。その理由は作品を見れば(評価すれば)いいんだからという粋な答えを読んだことがあります。

随分と話しが脱線しましたが、元に戻して27日かあ。多分観終わってるなあ。映画は初日に行くが華ではあるけれど混むのはいやだしなあ。でもガラガラで観る映画でもないしなあ。不思議なもんで大勢で笑う雰囲気が矢口作品を愉しむ極意でもあるからなあ。そこそこ入ってるタイミング見計らって休み取っていこうかしらむ。でも早く観たいしなあ。

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*いれかしてやらん・いれかさん

入れてあげない・入れさせないという意味になる。ニュアンスを厳密に訳すと入れてあげることはやらない。

「~かして」と言う表現は「~させて」という訳にするのがスムーズではあろう。

共通語でも「やらかした・しでかした」と言う表現もあるがニュアンスは異なる。イントネーションも違う別物であろうか。

ちなみに遠州弁での使い方は「あいつにやらかしたらえらい目に逢った。」(あいつにやらせたらえらい目に逢った。)

なので「やらかしてやっただにやらかしやがって。」(やらせてやったのにやらかしやがって。)という表現も存在する。

「いれかさん」は打ち消しの表現で遠州弁での「やらかした」を打ち消すと「やらかさん」となるのと同じであろう。

「しでかした」は「しでさせて」なんていう表現はないので遠州弁でも共通語と同じ意味でしか使わない。なので「しでかさん」という打ち消し表現もない。「しでかさん」だと古文的な「しでかさんと欲す」みたいなことになる。古い言葉が比較的残ってるのが遠州弁の特徴ではあるが、さすがにこんな表現を普段使うことはしてない。

例文

「まぜて。」

  (仲間に入れて。)

「おんめえすぐちゃっと帰るでいれかしてやらん。」

  (お前は直ぐそそくさと帰るから入れてあげない。)

「そんな冷たいこといわんだっていいじゃんかあ。」

  (そんな冷たいこと言わないでさあ。)

「おっかさこわい衆にゃ無理だって。」

  (愛妻家には無理だよ。)

注、「おっかさ怖い衆」を「愛妻家」と訳したのはご愛嬌。

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セレブと貧乏太郎その5

やっぱり土下座は嫌だな。なんとはなしに使い道が違うような気がする。そう思えた前回までのあらすじはから始まった今回。

セレブと謳われて何億も資産があると言うことになってるけれど、その資産は親に管理されてるお小遣いみたいな自分では融通が利かないものなんでしょうか。商店街を守るのなら対抗勢力となってアリスタウン建設阻止に動けばいいのにと思うのに相手が出した条件の人身御供の方を選択するアリスでありました。

まあこれ潰しても二の矢三の矢繰り出してくるんでしょうから手っ取り早く白黒つけたい方が周りに迷惑かからないと言う考えで賢い選択なのかもしれませんが、でもなんか口からでまかせがついポロリと出たみたいな展開に進んでいてなんでそうなるの状況に陥ってるかのようでありました。

以降のスパイ大作戦もどきのドタバタの顛末は、私の趣味ではないのでスルーします。おちゃらけは得意とするところなんですがなんか違うんですよねえ。どこがと言われてもあれなんですけど、強いてあげれば守るも攻めるもおちゃらけってのがね。ガードマン(古い!)や警察はプロとしてシビアにリアルであって欲しい。普段はプロ対プロの攻防をしているがど素人の無手勝流には戸惑うっていうお笑いがどちらかと言えば好みですたい。

この回はとりあえず二人の仲がより接近したということを表わした回と判断して次回に期待いたします。

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チーム・バチスタの栄光その5

自分を唯一名前で呼んでくれると桐生先生を敬意を表している氷室先生(城田さん)でありますが、展開の雲行きはどうみても氷室先生を怪しく妖しくさせていこうとしているかのようです。

薔薇が飾られた時にだけ術死が起きる。それは誰が置いたのか。それを隠匿すべきと大友看護師(釈さん)にアドバイスしたのが氷室先生。なのに田口先生(伊藤さん)に置いたのは大友看護師だと伝えたのも氷室先生。隠匿するならたとえ臨床工学技士の羽場さん(戸田さん)が花のことを言ったとしてもあの状況だったらまだすっとぼけてもセーフのように思えたんですが。それを田口先生に大友さんが置いたと言ってしまうのは矛盾してる風に映ります。

氷室先生が田口先生を信頼してるならいざ知らず、個別聞き取りではむしろその逆の態度を見せているのですし、処分するといって持って行った物を再び手術室に置くというのは。どうみても氷室先生が置いたといってるようなもんでしょう。

まだ5話なんですけんどこの勢いじゃあ氷室犯人説が最有力に映ります。これで犯人が氷室先生だったらあっけなく終わりそうな勢いです。全何話なのか知りませんけど普通に10話か11話なら私の頭で考えられる展開はふたつ。

ひとつは、犯人は氷室先生と判明するので1話を費やし。その動機と手段の解明をするのに4話くらい費やして残り1話で後日談としてそれぞれのその後を描く。

なんか間の抜けた感じがしないでもない気がしないでもないです。それに唯一信頼してる桐生先生のオペでやらなくてもこき使う他の医師の時に殺ればいいじゃんというツッコミ。

もうひとつは、滅茶苦茶怪しい氷室先生ではあるが犯人ではなく再び調査が振り出しに戻るという展開。

やっぱミステリーとして考えるとコロンボや古畑任三郎じゃあないんだから、犯人は誰かということが味噌な訳ですからこんなドラマの中盤で犯人が判る筈はなかろうという考えですわ。この考えの方が可能性高い気がするんですが如何でせう。もちろん犯人の心当たりなんかまったくありません。

今回は感情のぶつかり合いが激しく交差する回でありました。氷室先生の田口先生を本当のところはどう思ってるのかというのが表に現われる様はリアルに迫力ありました。理屈じゃなく虫唾が走る、行動そのものが鼻持ちなら無い・気に障るというあの空気感は理性では推し量れない人間の素の部分が露呈したようで厳しかったです。押し出す側の城田さんのパワーも見事だったんですけど言われる側の伊藤さんのちょこまかさが小動物っぽくてそれが肉食獣に向かって噛み付くみたいな己を知らぬ風が見事だなあと思いました。

釈さんももう迷わないみたいな感じで吹っ切れてたかと思っていたら相変わらず針のむしろ状態に置かれていて、もうわたしゃどうすりゃいいのさという四面楚歌状態がよく滲まれてましたです。

そういう感情のぶつかり合いとは別に眞島秀和さん出とらしたですなあ。エリートから危ない兄ちゃんまで幅広いす。どっちの振れ具合も賢いか小賢しいかみたいな知能を感じさせる感じがするのですが幸薄く知能も薄い役とかは今のところまだ見たこと無いです。眞島さんにそういう役がくるかどうかは知りませんが観てみたい気もします。勉強不足で見て無いだけかもしれませんが。

白鳥(仲村さん)の活躍というか存在が裏に回った感じがして結構シビアな印象に映った回でありました。なんでも真正面に受け止めるグッチーとなんでも斜に物を視るコンビでこそ華があるとつくづく感じた回でもありました。

次週の予告で犯人が分かるみたいな印象を受けましたがありえないでしょう多分。最近こういう美人局じゃないや期待持たせのブラフみたいな予告が多い気がします。あまり趣味ではないです。これでホントに次週犯人が分かったらごめんなさいですけど。

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*やいた

ましたという意味合いになるのであろうか。

「わかりやいた」だと「わかりました」と訳せる。

「そうしやいた」だと「そうしました」であろうか。

江戸っ子風の「やした」の変形っぽい感じはする。

ただこれが遠州弁かどうかと言うと言い切れないとこがしんどい。ほとんど日常で使われる表現ではないのだが何故かそういう意味だと理解できてる。

どこぞ他の方言かとも思えるのだが検索してもヒットしない。単なるおちゃらけ言葉なのかな。

「まいた」だとテレビドラマでネットヲタクの人が「そうしまいた」という表現をされていた記憶がある。これも遠州弁で使いそうな表現ではある。ただし遠州弁の「まい」に「た」がついたということではなくあくまで「ました」の変ということであろう。

関西弁の「やす」。「ようおこしやす」(ようこそお越しくださりました)を「おこしやいた」にすると「お見えになられた」(到着された)となって異なる。やはり江戸風の「やした」のほうが近いと思われる。

例文

「あれはどうした?」

「かやいた。」(返した。)

「あれ2はどうなった?」

「ほかいた。」(中断した。)

「あれ3はどこやった?」

「かたした」(片付けた。)

「あれ4はどうなの?」

「答えるにはああいた。いい加減にせいやあ。」(答えるのにもう飽きた。いい加減にしてくれ。)

「わかりやいた。ごめんちゃい。」(分かりました。ごめんなさい。)

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とんでもはっぷん歩いて10分

そういやあこんなのあったなあと何気に思い出した言葉。出自は不明ながらも英語まじりのギャグだからそう古い言葉ではなさそうである。

意味としては「とんでもない」をひたすら茶化して言った超オヤジギャグであろうか。

「あなたのおかげで無事出来ました。ありがとう。」

「とんでもはっぷん歩いて10分。私はなんにもしてませんよ。」

  (とんでもない。私は何もしていませんよ。)

謙遜としては間違ってはいないが、礼を言ってる人に対してはどうみても無礼なので微妙な使い方ではあるかと。

横文字の「happen」と時間の「8分」をかけて続けて「10分」と流してのギャグとしての効能もあるようで奥が深いようである。

横文字を意味にするとなると「なんてことだ」(とんだ出来事)という意味になるのだろうか。

「とんでもはっぷん歩いて10分。財布の中身がすっからかん。」

  (なんてこったい。財布の中身がすっからかん。)

とかいう使い方になるのであろうか。あまり深刻さが伝わらないから空元気にしてしまえという意図は伝わるな確かに。

後ろの歩いて10分を活かして「跳んでも(走っても)8分歩いて10分」とも読める不動産屋の謳い文句にもなるし。

「この物件駅から遠いんでしょ。」

「とんでもはっぷん歩いて10分。裏道使えば近いですよ。」

  (そんなことはございません。裏道使えば近いですよ。)

とかいう使い方はしっくり来る。ただしふざけてるのかと思われるから使うには勇気がいるだろうが。

他にも使い道とか意味使いがあるのかな。

まあ適切な使い道はなかなかないけれど駄洒落としてはとてもよく出来ている気がする。なので細々ながらも生き残るやもしれないから、死語にはならないかもしれないけど一応記載しておこうかと。

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*かえらした

意味は二通り。

「帰らせた。」

遠州弁の特徴である「せ」が「し」に変わる表現。

「帰られた。」

名古屋言葉っぽい丁寧な表現。遠州弁だと「かえんさった」。

両方使うのでややこしい状態が交叉する遠州地域ではある。

例文

「あいつぁどこいっただ?」

  (あいつどこ行ったんだ?)

「邪魔んなるだけだで帰らした。」

  (邪魔になるだけだから帰らせた。)

例文2

「お客さんどこ行かれた?」

  (お客さまどこに行かれた?)

「用がおありみたいで帰らした。」

  (ご用がおありのようでお帰りになられた。)

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*したべろ

「舌べろ」こう言うのは遠州弁だそうな。あったりまえに使っているので方言なぞとは露知らず。

普通は「舌」か「べろ」のどっちかだそうで両方一辺に使うのが方言なんだそうな。

だけどお医者さん行って「しただして。」と言われたら間違ってズボン下ろしたりしてしまう勘違いなんか起きないんだろうか。(冗句です)

「したべろ」と言う以外にも「したべら」と言う事もある。

例文

「カキ氷かっこんだら頭キーンとしてきた。」

  (カキ氷一気に食べたら頭がキーンとなった。)

「舌べろだいてみい。色んついてるにい。」

  (舌だしてみなよ。舌に色ついてるから。)

「シロップのけえ。」

  (シロップの色が?)

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念写カメラ タイプ2

Y氏は日曜大工ならぬ日曜科学者である。大学は出たけれど望みの職種につけず家族を持ったことで趣味と生活は分けて暮らす道を選んだのである。親が残してくれた比較的広い敷地と家に住み、家族に迷惑掛からぬよう庭の端に作業小屋をおっ建て休みの日はそこに籠もりきりという休日を過ごしていた。家族は妻は特に出費が酷くなければと黙認している。子供たちは反抗期なので興味すらない。発明して特許で目指せ金持ちと最初妻は願ったがどうも方向性が違うらしい。世界征服を狙ってる風でもないのでまあいいかと思ってる。

そんな毎日を送っていた或る日。無視されているとはいえ一応家族揃ってテレビを見ていた。

「このドラマ筋は面白いんだけど、役者さんがタイプじゃないのよねえ。」

「そんなんいいじゃん別にこれで。」

「そうかなあ○○って役者の方がずっといいって。」

「うんそう思うお母さんも。」

そんな他愛の無い会話にすら参加が許されないY氏だった。

「じゃあさあお兄ちゃんパソコン得意でしょ。合成とかで顔だけでもすり返えちゃえない?」

「無理だよそんなの。」

! と閃くY氏。

そして日曜日。Y氏は自分のイメージが映像になる「念写カメラ」を作ろうと図面を書き始めた。なんとか脳波を感知して想像した映像をカメラに記憶させる手立てはないかと指向し思考し試行し志向し嗜好し施工したりなんかした。その夢中な様子はまるで棟方志功のようでもあった。そうはいってもご飯ですよと呼ばれれば続きは次の休みにというペースではあったが。

どれくらいの月日が経ったのだろうか。気がつけば子供たちもそれぞれ独立し仕事の方も早目ではあったが無事定年退職して時間が取れるようになっていた。妻は一日中家にいられるよりも研究部屋に籠もってくれてる方が楽なので心着なくY氏は研究に没頭できるようになった。

そしてついにその「念写カメラ」なるものが形となった。といっても持ち運べるようなものではなく小屋全体がカメラと呼んでも差し支えないほどのサイズであるが。

とりあえずの実験とかは行なってきたのだが、いよいよドラマ一本を丸々念写カメラで撮影することにした。引用するドラマは先月大好評のうちに幕を閉じたドラマ。と、妻が言っていた物を使うことにした。

基本はY氏が頭の中でイメージした脳波からの情報を読み取って映像化するシステムなのだが。それを補助する形で再生した画面と変更したい役者さんの情報、その双方のデータを解析分析して役者さんだけを希望した役者さんと入れ替えより繋がりがスムーズになるような作業が行なわれる。背景や色なども任意で変更は計算上出来るのだが今ある機械の容量では追いつかないので人物のみの変更に設定していた。したがってあらかじめ入れ替えたい役者さんのデータとかも装置に記憶させておかないといけないとかの事前の準備とかもあったりして一時間の番組でも変更作業を終えるのに一週間程要した。

それでも早く終えたもんだとY氏は思った。初めてなのにとてもスムーズであったのだ。予想では1ヶ月がかかるんじゃないかと想定していた。

出来上がった物を確認するY氏。満足のいくものであった。早速妻に見て貰おうと家に戻るY氏。

「ちょっとこのドラマ見てくれないかな。」

「へえ~、いいわよ。」

そういってY氏会心の作品を鑑賞する妻。始まって5分位して

「あら懐かしいわねえこのドラマ。出てくる役者さん懐かしい人ばかりじゃない。」

そう。Y氏はここ数年研究に没頭するようになって最近の役者さんを知らず必然的に昔よく観た役者さんのデータしか持っていなかったのである。

「ホント懐かしい。物語とかそういえばこうだったわよねえ。」

なんのことはない。使いまわしというか昔のドラマのパクリだったのである先月大ヒットしたこのドラマは。もちろんアングルとかカット割り・台詞までそっくりパクリと言う訳ではないが昔のドラマをそんな細かい違いのとこまで憶えちゃいない。記憶の方がごちゃ混ぜになってると思っているのであろう。なのでY氏の快挙にはまったく気づいていない妻であった。唯一感心してくれたのは

「昔のドラマなのに随分と綺麗ねえ。画像処理とかしてクリーニングしたの?凄いじゃない。」

と言うお褒めの言葉であった。

すごすごと小屋に戻るY氏。反省点を整理する。

娯楽たるドラマは輪廻転生。周期的にローテーションしてるもので見る側も作る側もそれでよしとしているらしい。予想外にも早く出来たのはそういうことだったんだと気づく。違いがあるのは役者さんだけだったのを元に戻しただけだった。なんのことはない自分が以前観た作品を思い出して復元しただけだったのだ。どうりでキャスティングも躊躇なく決まった筈だと。

つまりの結論「駄目だこりゃ。」

ネットで公開して世に問うという事も考えたのだが著作権とかの権利の発生がどんなものかは会社勤めを長いことやっていたから分かっているのでそれは止めた。素直に特許申請してとも考えたがまだ改良すべきとこだらけだからとそれも止めにした。まだまだ実験の段階だと。

最近活躍の人は知らない、ストーリーはマンネリだから違いが分からない。だとしたら背景だ。昔の馴染んだ作品でも良いから特撮とかがおもちゃみたいに思えたものをリアルな映像に変えてみよう。そういう考えに至るY氏であるが、これは稀な偶然で全てのドラマがそうじゃないという事をドラマにあまり興味の無いY氏は気づいていない。

Y氏は取り込んでいたデータ等全てクリアして関連する項目のデータに入れ替える作業をすることにした。そして怪獣やら戦闘機やらのデータを取り込んだりして再び意欲を取り戻していった。

そして使った映画はY氏が幼い頃に観た「怪獣ゴスラ」。○ジラと○スラの間に出来たという摩訶不思議な怪獣。羽はあるが体重が重くて飛べない、口からモノは吹くが糸と火炎が共に出るので糸に引火して自分の喉を火傷してしまう。足は逞しいが手は蛾のように細くて力がない。唯一尻尾だけが凶器として使え体はひたすら固いというすちゃらか怪獣が偶然の連続で最強極悪の宇宙怪獣を運よく退治するという展開の映画である。

誰が見てものパクリ便乗満載の映画で特撮とかもちんけで評価は最低であったがなぜかこの映画が好きだったY氏。これを凄いリアルな映像にして再現しようと。まあ本音は自分が所有してるのが小さい頃に買ったこれしかなかったという理由でもあるのだがこれならそう著作権にうるさくないだろうという考えもあったようだ。

そして苦節数ヶ月。Y氏会心のリアルなものを作り上げることに成功した。イメージというか想像力がそう豊かでは無いので物語の強引な展開とかもつっこみはいれれるが代案が湧かないのでそのまんまで建物が壊れる様とか質感重量感はあたかも生きてるかのような本物感に達したと満足できる出来であった。

さすがに妻はこういうのは見ないので、息子が孫を連れてきた時にでも見せてみようということにした。そしてその日が来てワクワクしながら孫に見せた。

すると孫は

「これこないだ見たよつまんない。他の無いの?」

え?と思うY氏。すると息子が

「この間『懐かしの作品を最先端技術で再現シリーズ』っての借りてきてその中にあったんだ。人気無いんだけど親父が唯一持ってたビデオだったから懐かしくてね。でも食いつき悪いんだ面白くないみたい。」

唖然とするY氏。翌日それを借りてきて観てみる。細かくはもちろん違うが最近の映像処理技術は素晴らしくかつプロの仕事が足りない部分を補っていて素晴らしい出来映えでいたく感動したY氏であった。だが面白くない人にとっては集中して観ていない分違いなぞ分からない(どうでもいい)ようである。きちんとした名作を題材にすれば良かったのにそれをしなかったY氏の選択ミスであることをY氏は自覚していなかった。

こうなるともうまったくのオリジナルを作るしかない。比べるものがあるから違いが判り易いと思っていたがそうじゃないんだと思うY氏。そうはいっても創作力がある訳でもなし。そうなると著作権にうるさくなさそうな小説を映像化するが肝要という結論に達する。

今度は背景から何まで全て作り(思い)込まなければならない。カメラのデータ記憶容量も足らない。それでもここまできたら意地でも引き下がれないY氏。地道にこつこつと作り上げていった。カメラそのものも改善すべき箇所は改善していきこれが出来たら見本作品として提示して特許申請でもしようかと思っていた。売りはそうだな映像のシンセサイザーってとこかな。どんな映像でも室内で想うだけで撮影できる!なんて勝手に想像してにやけるY氏。

そしてあと少しで完成するという時、家でちょっとした不注意で階段から転げ落ちてしまった。

目が覚めた時には病院のベッドの中だった。妻が言う。

「閉じこもってばかりで運動とかしないからだよ。」

確かに言われた通りだった。幸い命に別状はなく足の骨折だけで脳波等の異常もなかった。暫しの入院の後無事退院の運びとなる。さあ帰ったら最後部分を作って仕上げるぞと意気込むY氏。決して意欲は衰えてはいない。

タクシーを降りて、家に入らず作業小屋に向かおうとして目を疑うY氏。小屋の場所が違っていた。

「勝手にやってごめんね。でも入院費やらで厳しくて。だから少し土地を売ったの。」

おぼつかない歩みながらも急いで中に入り唖然とするY氏。決して小屋にあったものは何一つ捨てられてはいないようだが小屋を移動させる際に一旦全てばらしてから運んだらしくデータやらなんやら全てぶっ飛んでいた。しかも追い討ちを掛けるように図面とか紙類が水に浸かったかのように滲んでいて読めない状態になっている

「お隣さんが火事になってね。飛び火を防ぐために小屋辺りに放水したいって言われてね。あなたの大事な機械駄目にしちゃいけないと思って機械を出してからにしてって消防の人にお願いしたの。紙類までは避けてる時間がなかったの。」

ふ~んと聞き入るY氏。そして妻にこう言った。

「おなかすいたな。晩御飯早めにね。」

その後Y氏は敬老会(若い部類であるが)とか積極的に参加するようになって体を盛んに動かすようになった。もうこりごりと思ってるかに見えたが、Y氏が思っているのは「0からの再スタートだ。経験値が増えてるとはいえ長丁場になる。ここはまずそれを乗り越える体力が必要だ。」

さすが趣味には終わりもゴールもない。いきがいとどう違うのかはY氏にも分からない。

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念写カメラ タイプ1

Y氏はマンガに出てくるような全てを自分で作り出すことの出来る技術者でもある有能な科学者である。かといってお約束のマッドサイエンスを目指してる訳ではなく、ただ極度の対人めんどくさ性で社会的に世に出ることを嫌う人間であった。元々家が裕福で働きに出なくても生活に困ることの無いいわば引き篭もりともいえる生活をしている。家は別荘地の中でも人里離れたような場所でゴミにしか見えない発明研究に使うのであろう部品が積まれてる様な有様の中を掻き分けつつ暮らしている。外出するのは食料をまとめ買いするような時くらいといった徹底した引き篭もり振りである。小言を言うべき両親も既に他界して一人暮らしを満喫して自分の好きなことだけに熱中して生きている人間である。

そんなY氏は或る日、自分の思念を映像に投影できるカメラを長年の歳月を要しつつも開発に成功した。超能力なぞ有していなくとも写真だけでなく動画としても撮影できる優れものである。

なにゆえ彼がそのようなものを開発しようとしようと思い立ったのかというと。彼の生活においてテレビは欠かせないものであり殆ど唯一の娯楽であり社会で起きている出来事を知る手段となっている。そしてドラマが好きというありふれた人間の感性は人並みにある。

凡ての他人が苦手という訳ではなく人としての好き嫌いは人並みにある。そういう彼がこの機械を作り出そうとした直接的な要因となったのは物凄く感動したドラマがあった。Y氏はそれをより愉しみたくてこれがもし自分のお気に入りの役者さんが演じていたらもっと愉しめるのにという想いを持つに至ったのである。

ただ惜しむらくは芸術家的な才はY氏にはなく発想力が貧困でイメージだけでは映像を頭の中で構築するには役不足であった。そこで彼は録画しておいたドラマを観ながらその映像を頭の中を通して撮影することにした。そして出来てきて再生した映像はY氏の主観が混ざっていてテレビで映されていた映像とは似て異なるものであった。ただし色んな雑念が混ざっているせいでとても見辛いものではあった。

それでもこれならいけると、何度も実験・試験・訓練を重ねY氏は雑念除去も含めた自己鍛錬に勤めた。彼は一日中テレビの前で張り付き機械の改良に励むという生活すること数ヶ月。

そしてついに役者さんをY氏の好みの役者さんに凡て入れ替えて背景等は本作と寸分違わぬ作品を作り上げることに成功した。当初自分で満足して楽しんでいたがそのうち人はどう思うのだろうかと言う評価の程を知りたい欲望に駆られて来た。

今なら匿名性で発表できるネット社会というものがある。Y氏は自慢と期待のその作品を足のつかない手段を講じて有名な動画サイトへ投稿してみた。

反響は始めちょろちょろ中ぱっぱ。徐々になんだこれはということになってくる。そりゃそうだ全然違う役者さんが話題沸騰となったドラマを演じているのだから。オリジナルを越えたものとして誰しもが認めることとなった。

当然合成やCGであろうと思われたがそれにしては動きとかに違和感がない。作りモノにしてもここまで精巧なものは実際にドラマ制作したところが作ったのだろう。それが流出したのではないかとさえ言われるほどの出来であった。ネットでの評判から制作したテレビ局の関係者がその噂の映像を見て愕然とした。

「なんじゃあこりゃあ!」

抜かされた役者の事務所からはクレームが局に押し寄せ、出てもいないのに登場している役者を抱える事務所は本人とひと悶着したうえで局にどうなってるんだと問い合わせ。視聴者もなぜこれがお蔵入りになってそしてなぜ流出したのだという電話や書き込みが鳴り響く。雑誌はこのネタ書けば売れる。関係者のみならず視聴者をも飲み込んでのお祭り騒ぎとなりつつあった。

こんなの作った覚えの無い担当者は呟く。

「なんで?」。

そう、Y氏は面倒くさがりなので最後に出てくる出演者やスタッフのテロップまでは気が回らず(興味がなかったので)見えたままにしてあったので制作は某テレビ局のままになっていたのだ。

テレビ局は反響の多きさに会見を開き「我関与せず。」の声明を発表する。

じゃあ誰がと。著作権もへったくれもない社会のルールを逸脱したものとして糾弾すべきと言う意見。確かに面白いと思う意見。様々な意見が飛び交う。

プロバイダ等から追って行けば面が割れるだろうと思われたがY氏は有能な科学者。結局警察権力が介入しても掴むことは出来なかった。

そんな中でお騒がせの張本人Y氏はというと、賛否両論渦巻く中で原作のあるドラマでまだ映像化されていない物語をドラマ化して欲しいという少数意見に惹かれていた。以前イメージの貧困さから挫折した想像だけで映像化してみることに新たなチャレンジを見出したのだ。

以降彼は様々な映像を研究すべく益々以って引き篭もり具合が増すことになっていった。そして神経が切れてるんじゃないのかと思える程寝食を忘れる位没頭して行くのである。その結果ドンドンと緻密さを増していく。

そんな世間の喧騒から離れて新たな挑戦に挑んでるY氏であったが、新たな挑戦してはいてもドラマに関しては律儀に毎月1話づつ投稿していき世間は益々反響が凄く国民殆どがなんだこれはとなっていく。技術的にどうすればこういうものが作れるのかという特集番組や記事が連日踊る。これは超高度なCGであると言う説。変装・モノマネといったアナログ芸と合成の合作によるものだと言う説。などなど諸説紛々ながらも決定打がないまま日にちが過ぎる。

Y氏が作ったドラマのオリジナルは全12回。こういうことには理詰めに完璧を期すY氏12話きちんと投稿。著作に関して無断使用だからと削除要請もあるにはあったのだが一般人には歓迎で迎えられており大勢の意見が見せろと言うものだったし、著作権団体とかの要請を受け入れて一度削除したところ物凄い非難を浴びたのとコピーされたものが出回るなどして益々収拾がつかなくなってしまったこともあり黙認の状態となった。

欲しがる連中

テレビ局や映画のプロデューサーはこれでギャラも払わずに済み経費が安く作れるからと将来性を感じ懸賞金つけてでも探そうと躍起になる。

監督はイメージ通りのアングルからとかの映像が作れ理想のキャスティングが役者さんの生死に関わらず出来ると期待を寄せる。

作家は他人を介さず自分で映像をつくれる。もう勝手にイメージを壊されずに済むと熱望。

エロヲタクは悶々画像を妄想できると嬉々。いくらなら買うか買えるかという話しで勝手に盛り上がる。

電機メーカーは商売になるならと研究を開始。

学者は理屈を知りたいから学会で名乗り出てくれと訴える。

などなど誰も彼もが反応する中でこんなものが世に普及したら困る者が眉をしかめる。

著作権を扱うところ。みつけたらただじゃすまないぞと憤慨。

役者はこんなのが出回ったら商売上がったりと危機感を募らす。しかも自分の能力を超えた演技すらもY氏の作品の中で演じられているので現実の創作中に出来るだろうと監督からの無理な注文に辟易しなくてはならなかった。

作家などこれが普及すれば自分で作れるかもと思い映画やドラマへの映像化のOKを出さなくなった。

相反する反響の中でY氏は我関せず。ただ己の好奇心の赴くままこの世界にのめりこんでいた。当然これで一山当てようと言う気はなく人前に出ずに人から評価される快感を得られるこの世界でよしとしていた。

しかし、使い道はY氏が考えているようなものだけではないのである。例えば防犯カメラとかに映っている映像を作っておけばアリバイが成立する。また逆に犯人に仕立て上げることが出来る。対立する人間を追い落とすために言ってはいけないこととかをあたかも言っている様な映像を作ることが出来る。そういくらでも悪事にも色々と使えてしまうのである。

そういう可能性の警告をテレビで発した者がいて映像の証拠性が揺らぐと言う事態に実際発展しかねない煽りすらあった。

そしてついにそれを利用しない手は無いと思い立った悪党が現れた。その悪党の財力と権力は何故か絶大で不老不死以外にこれ以上何を求めるのかと思える感じだが、とにかくあらゆる手段で作り手が誰であるかを調査し始めた。

その調査は困難を極めたが悪党なりの威信にかけて調べ捲くった。そしてどういう手立てを講じたのかは不明だがY氏を突き止めたのだった。

悪党とは言え、金銭でけりがつけばこれほど楽なこともなくまずは交渉に出向いた。居留守を随分と使われたが何度目かの訪問でなんとか接触することが出来た。

「如何でしょう。貴方のその研究私どもにお譲りいただけないものでしょうか。」

「なんのことだかさっぱり分からない。」

「おとぼけにならないで下さい。貴方が世間を騒がせている映像の発信者だというのを知っているのですよ。著作権を保護する者達に貴方のことを教えてもいいんですよ。そうなれば貴方の生活は滅茶苦茶になる。ならばそうならないために私どもにお譲り願いたい。」

「なんのことだかさっぱり分からない。」

まったく話しにならない。いくら摂理(脅し)を説いても多少の威嚇(暴力)をしても神経が通っていないような目が死んでるかの様の無感情で「さっぱり分からない。」を繰り返すのみなのだ。あれでは誘拐しても無理だろうと判断された。家の中を探ろうと入れろと脅かして無理矢理に入ってみてもがらくた尽くしでさっぱり分からない。その雑然さに辟易し半分死んでるような姿をみると魂を吸い取る掃除機でもあるのかとさえ思えるくらいであった。

監視してどのように映像を作り出しているのか探ろうともしたが窓はいつも締め切りで外からは見えず盗聴カメラを仕掛けても何らかの強い電磁波のようなものが発生しているらしくカメラが機能しない。

譲って貰えないのなら盗んでしまえ。大金を要してもなんとしてでも欲しいと考える組織はその道のプロに依頼したのだ。

深夜寝込みを襲う賊の集団。その手並みは盗人界のゴルゴ軍団と称されるだけのことはありそれはそれは見事なものであった。ただし火付け盗賊改めが現存していたなら容赦しないであろう押し込みの種類でも性質の悪いいそぎ働き。一応「ありかを吐け。」と言ったがY氏は拒否。あえなくY氏の運命はついえた。そしてらしきものは全て持ち去りかつ証拠を残さぬために火を点けての退散であったのだ。それについては依頼人からの独占したいがための要望でもあったのだが。

盗賊団にとっても念写カメラがどういうものかは分からない。なので機械と言う機械は凡て持ち去るという大掛かりかつ徹底振りであった。

だがそれらは盗んでも全部意味のない物ばかりであった。何故なら見事盗み出してきたガラクタや資料以外でその機械と思われるものは録画機と増幅機能をもつブースターのようなもので肝心の読み取り機能とかの部分がなかったのである。設計図などもなかった。

依頼者は問う。「何故だ。凡てと言ったろう。」

「部屋にあったものはこれで凡てだ。家具に至るまで粉砕して隠してないか調べた。そういう粉々になったベッドや机、風呂桶果ては着ぐるみ脱がせた衣服まで持って来いっていうのか。」

「見つからないならせめて連れて来れなかったのか。」

「そういう話しじゃなかっただろう。」

「ならば何故吐かせてから殺さなかった。」

一瞬躊躇する盗賊であったが

「生憎と拷問は専門じゃないんでね。」

「まあ仕方ない。」

その後一応研究室に運ばれて研究者が調べるがやはり肝心な部分が存在しないので仕組みが解明できなかった。

その後、焼け落ちたY氏の屋敷跡からは黒焦げになった遺体が地元の消防団と警察によって発見された。それは遺体というよりも異体とも呼べるものであった。頭部部分には入力ジャックがあるという機械と人骨が合体したような異様さであった。頭部だけでなく内臓近辺にも焼け焦げて使用意図不明な小さな機械が散乱していた。そう念写カメラの為にY氏は自らの肉体をも改造していたのである。本体とも呼べる受像部品は脳に直接取り付け寝食する時間を省くため体の至る所をも機械化していった。つまりサイボーグ化(自らをカメラ化)していたのだった。普通サイボーグというと強化と言う意味合いが強いのだがY氏の思想は補強プラス簡略化であった。頭部は補強し体は人としての最低限のことは確保しつつも生活の手間を省くため食事睡眠を省くため電気とサプリの摂取だけで体が動くようにしていたのだった。実は火付け盗賊に襲われた際振り向いて立ち上がった際足がつまづいてあっけないほど簡単に首の骨が折れ勝手に絶命したのだった。日頃の運動不足の賜物と頭部に内蔵した部品の重量により頭でっかち尻すぼみ、バランスが悪かったのである。その都度無計画に突き進んできたので設計図なぞはもとより存在していなかった。

用意周到な悪党及び盗賊たちが何故Y氏が異様であることに気づかなかったのか。闇夜という事もあろうか精巧な人工皮膚を装着しており見た目が改造されてるとは思えなかったこと。若干青味は感じたが殆ど出歩かないので不健康な青白いせいだろうと思われた。一目瞭然異様な頭部についてはなぜ視認出来なかったのか。そうY氏は若かりし頃より自分で開発した鬘を終生愛用していたからでありその精密さは転倒してもずれることの無いものであった。そしてあまりの最後のあっけなさにさすがに不憫に思う仏心が盗賊にも湧いたのであろうか。それでもプロとして身ぐるみ剥いで衣服のチェックは行なったのだが体の中まではさすがに掻っ捌いてチェックしなかったのである。

もし世に出ていれば精巧なカツラ・人工内臓の開発など優れたものであったかもしれない。

この火災については消防や警察は壁などが破壊された後燃えていることなどから事件の可能性もと考えられたがそれを裏付けるものもなく失火原因は漏電であろうとしてひっそりと事故として処理されることとなる。

凡ての情報収集を終え経過報告を受けた依頼者はその旨を首謀者に伝えた。

「大統領残念ながら闇に葬られました。」

「そうか。私の100年天下の夢は夢でしか無いか。」

心の中で「実績で生き残れよ。」と思う首席秘書官であった。

Y氏が世に発表したのはキャストの入れ替え全12話のひとつのドラマ。それと原作のあるドラマでドラマ化されていなかった物語を0から作り上げたものが2本。CG特撮がせこかった映画を改造したものが1本。自らをカメラにしてしまうなんて発想に普通の人が至る筈もなく結局新たな開発者が現れることはなかった。

本人は様々な映像の寄せ集めの成果で創造性(芸術性)は皆無という意識であったが最後の方は邪念除去装置を取り付けた成果か作品を仕上げることのみに神経がいってたようであった。

人は突如として表れ忽然と消えたその芸術家を現代の写楽と読んだとさ。まあ写して楽しんだのだから大きく的が外れてはいないが。

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ブラッディ・マンデイその5

成宮さんてJのような素っとぼけて悪さ(狂気)に走る役って凄くはまるなあと思って観てました。おかしな表現ですが自然で無理がない。もろ神になりたがる不遜なJではありますがひとつなるほどなあと思った台詞がありましたです。それは

「人間はねえ、空間に記憶を保存する生き物なんだ。楽しかった記憶は上へ、やな記憶は下へ。下を見ながら考えるのはいつだって悲しいことばかりさ。」

なるほどでんなあ。でも見た目の問題でもありますよねこれって。腰が痛いのでかがめなくて必然的に背筋が伸びて顔が上向いてた時、楽しくなんかないのに意思に反して周りは楽しそうだねえと言われたことがあった。そんなもんかと確かになあと思える発言でした。Jの発言意図とはことなる解釈ですけど。

Jを守るための殉教者であるかのような発砲繰り返すヒゲ面の人物が登場してきましたけど本当にJは神と仲間から崇められてでもいるんですかねえ。

神と言えばもう一人の捉われし者神島(嶋田さん)。殺せと命じておいて自分はとっとと逃げるのかと思いきや殺したのは自分だと刑事に告げる。何考えてるんだ?ただの暇つぶしか?とも思える不気味さです。神繋がりで実はJの親父が神島だったりなんかしてってのは冗句です。

裏切りだらけの中で、友情だけは裏切りが無いほうがいいと思って観てたんですけんど、藤丸が向かう先とか逐一Jの元に伝わる光景とか見てしまうと嫌な展開に向かうのかなあと思ったりもしますです。

お父さん(田中さん)も好きでJと関わっている訳ではないのでしょうがその魂胆が相変わらず読み取れません。最愛の娘を人質に取られてるかのような勢いですが、何かを守るとはこういうことだと言い放った加納(松重さん)や恋人の死(まだ生きてるけど)を無駄にしないと滅私奉公を誓う霧島(吉沢さん)とはえらい違いのサードアイのメンバーですお父さんは。それとも2重スパイなんでしょうかねえ。

話しの展開上敷村を捕獲し神に近づくためにウィルスと抗ウィルス剤を手に入れるというのは理解できるんですが、抗ウィルス剤の存在を何故知っているのか。誤って感染した看護師さんに打ったものが効果があったらしいと分かったのは誘拐された後の話しではなかったのか。誰がJ達にその存在の可能性を教えたのか。しかもJは存在を疑っていないという確信すら持っていそうな勢いで、ありかを聞き出そうとするし、喫茶店で藤丸に交渉する際その存在で脅しをかけて来ている。まるではなから存在しているといわんばかりに。

それとも抗ウィルス剤の存在を知って戦法を変えてきたのでしょうか。前回までの勢いだと直ぐばら撒きそうな勢いだったんですけどトーンダウンしたみたいなたるみ感がありました。ってドンパチやらかしてたるみっていうのも変ですけど。

今回もファルコンを何故欲しがるのかという理由が明かされませんでした。お父さんの行動の謎といい藤丸の行動が筒抜けであるという誰がという謎。そして神ななろうとするJの情報能力と本当の目的。神島の存在。

色々ありますが全部引っ張る粘り強さがあるドラマですこと。ひとつでも分かると一気に繋がるんでしょうか。

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*あったあきた

頭にきたの訛ったもの。

同じような使い方としては「あたーきた」・「どおこれた」などがある。

冗談っぽく聞こえるやも知れぬがマジで怒ってる場合に使うこともあるのでこう言われて下手ににやけてはいけない。

物凄く頭にきたといいたい場合は「だあたあきた」と言うことが多い。

例文

「あったあきた。だでもうやらへん。」

  (頭にきた。だからもうやらない。)

「なにい。どうしたでえ。」

  (何?どうしたの?)

「聞いてやあ。課長ここんさあ邪魔になるだでちゃっとどけとけっつうもんで必死こいてどかいただよ。」

  (聞いてくれよ。課長がここだと邪魔になるから直ぐにどけてくれっていうものだから大変な思いしてどかしたんだよ。)

「ほお。」

  (なるほど。)

「ほいたらやあ、えらいさんめえ来てここなんにもないのは寂しいとかこいたら、おれらん勝手にやりくさったみたいな物言いでぬかしたもんであたーきてるだよ。」

  (そしたらお偉いさんが視察に来てね、この場所に何も置いていないのは物足りないとかいったら課長がまるで勝手に俺たちがどかしたみたいな言い草したもんだから頭にきてるんだ。)

「そんな奴に出世されちゃあえらい迷惑だの。」

  (そんな奴に出世されちゃあえらく迷惑な話しだね。)

「そんな奴に限って出世するだでやっちゃおれんて。」

  (そういう奴に限って出世するんだからやってられないよ。)

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