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ルーキーズ第9話まで

同時期に観てたからどうしても比較してしまう凡庸なる視聴者ですが、「らすとふれんず」がタイミングの悪さと言い出せないちぐはぐさで物語を組み立てていたのに対して、この「ルーキーズ」はドンピシャのタイミングと思いの丈をぶつけ合う軋轢で物語が編みこまれているようで、その両極端さが痛快で愉しかったのかもしれないと片方が終了してこれだけ残って初めて気づいた感じがしますです。もちろんそんな単純なものではありませんが強引に解釈するとそう思えてきますです。

それと、ストーリーや試練がどうたらこうたら言うものではなく川藤というキャラクターを愉しむドラマでそれに揺さぶられる豪傑たちとの出会いという感じがしてきますです。体育館での説法も悦でした。もうここまでくると説得とか説教とか言う表現より説法という言葉が適切のように思えますです。

見てるだけで画になる存在感を愉しむキャラとか、こういう奴いるいると思わせる息づかいを感じさせるキャラとか、絶対こんな奴いねえよだけどこんな奴いたらいいよなあと思わせてくれるキャラなど色々と面白いと思わせてくれるキャラの種類はあるものですが、川藤は間違いなくこんな奴いねえよというキャラの系統でしょう。

ドラマの中でしか出会えない人間。最近はマンガの世界でしか巡り会えないけれども、このドラマの原作がマンガだけれども、人が実際に演ずることによって架空のものが少しでも現実っぽくなることは悪いことではないような気がしますです。嘘くさいとしらけるキャラとかもありますが、川藤は嘘くさいほど誠実で真摯であればあるほどその存在価値が増してく勢いを感じます。

なにごとにも現実と直結しなければリアルじゃないという考えも否定しませんが、ありえない他人の夢に現実の自分がのっかるのもええじゃないかと。

ただなんでしょうかねえ、敵とか障害はたくさん出てくるんですけど、比較基準がないのが物足りない感じがあります。野球チームとして彼を知り己を知ればといった今自分たちがどのレベルの領域に潜んでいるのか。練習試合の結果とかで表わされているのでしょうけれども、そこんとこがよくわかんないと夢は手に届くレベルなのかあくまで意気込みの目安にしか過ぎないのかでは受けるイメージがんこ違いますからねえ。実際の試合内容とかの提示がなくスコアボードでの想像から推察するしかなく、こいつらどんだけ強いんだというもっと冷静な評価とかいうのが知りたいところではありました。負けられないという精神力だけで押し通すのはさすがにしんどいなと。

気づけばもう9話。おそらくはこの後はグラウンドにおいて甲子園への道を描くことになっていくんでしょうが、ダークホースのミラクルなのかやればできる連中なのかアホな私にも理解できるように整理しておいて欲しかったです。それと常識で考えれば喫煙・暴力沙汰と生徒も先生も起こしてるんだから、現実は旅の恥は掻き捨てとばかりの壁の落書きとか先輩から後輩へのかわいがりとかですら責任をとらされる世界と云う事を思えば明らかに現実の高野連参傘下の甲子園を目指すお話しとは一線を画しているのでしょうに。そういう意味も含めてこの世界での彼らのいろんな意味でのポジションをより第三者的な視点から明確に評価判断しといて欲しかったです。メディアが騒げばいちころな危うさを感じるチーム事情という爆弾とかは見たくは無いですからね。

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*やあこい

さあこいカモンとか言ってる訳ではない。集落によっては「やごい」といっしょくたあ(同様)の意味として使われてるとこもあるらしいが、うちんとこは別物。「体がやあこい」となるとうちらの集落では体が柔らかいと言う意味になるのだがよそのとこでは体が弱いという意味になるとこもあるらしい。

「やあこい」は柔らかい・固まってないとか言う意味。

「やごい」は脆い・ちゃちとか言う意味。

余談だが「やーこう」となるとお近づきにはなりたくない職種のお方を指すのでお間違えないように。

おそらく「やわこい」が変形しての「やあこい」と想像される。

例文1

「セメント乾いた?」

「まだ やあこいで踏んじゃかんにい。」

  (まだ固まってないから踏むんじゃないよ。)

「大根煮えた?」

「はあやあこいでええらあ。」

  (もう柔らかいからいいんじゃないの?)

例文2

「なにもの踏んづけてるよぉ。物ぞんざいにしてると撥んあたるにい。」

  (なんで道具を踏んづけているの。物を大切にしないと撥があたるよ。)

「グローブに癖つけてんの。やあこくしとかんと使いづらいもんで。」

  (グローブを馴らしてるの。柔らかくしとかないと使いづらいから。)

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コード・ブルーその1(第1話)

フジテレビが発する医療ドラマには信頼性というか実績が物言ってる感覚が私の中に刷り込まれていて、とても安心して観ていられるブランドというイメージを持っています。しかも画として成立する丁寧さがあって。

というのも、昼間にやっていた番宣で、リアルな現場というものを見せていただいたのですが、現実故の生生しさがあって人として別の想いにかられるところを、ドラマではきっちりテーマに沿った映像で導いてくれるのは、ホントありがたいことです。

医療は門外漢の素人なのでなにがなんだかあるがままを観るのみなのでそういう意味では大人しくストーリー展開を愛でれるってのもいいところなんでしょうか。その分ストーリー展開の妙がより必要とされる訳で脚本書かれる方はさぞかし大変だろうなとは思うのですが。

そもそもドクターヘリになれるのは選ばれし勇者のみなんでしょうけど、そうは言ってもみんなお医者さんなんですから我が身の世界の選別サバイバルとは次元が異なるからそんなわきゃないだろうという野次馬的発想のツッコミしようがありませんです。

なんでここはドラマとは関係ないとこでなんか印象を書こうかと。尚且つ順不同で思いつくままに。

ヘリコプターといえば隙あらば使おうとする本広克行監督の存在を思いつくんですが、さすがに今回の演出はされてませんでした。ヘリが主役ともいえる活躍なのにね。それに似せたものではなく本物を使われてるとか。撮影中に出動要請とか頻繁にあったら遅れがちにならないかと余計なお世話な気持ちになりましたです。良く貸し出ししたなあと思う反面、世間にしらしめるという意義の重要性とかが多分あるんだろうなあと思うと卵の成長記だけで終わらせてはならないんでしょうね。

戸田恵梨香さん。見学で手術室に入ろうとして手を洗浄してるシーン。誰だか分かりませんでした。髪と口元が印象的だと判断してたんでしょうかねえ私は。ストーリーの展開上りょうさんか戸田さんかどっちかなんだけどりょうさんじゃないから戸田さんかという消去法で判断したくらいです。ホント誰だか分かりませんでした。随分イメージが変わるもんですびっくりしました。

それにしてものキャスティング。どの方も普段持ってる役者さんのイメージのまんまの役ばかりでとても手堅いなあと思いました。柳葉さんだけ硬派と軟派両方の使い手ですけど今回は硬派みたいです。

紺色のユニフォームというのもプロっぽく見えるものです。

とりあえずはまだ始まったばかり。プロと卵の格闘戦という勢いですが、「海猿」観て海上保安庁の志願者が増えたように、医者という大志を抱く人が増える社会的影響力のあるドラマになって欲しいし、ヘリコプター導入の促進にも繋がれば万々歳でしょう。後は、救急車をタクシー代わりに使うような不届きな奴らにこれはより便利だと思わせないような配慮があればより言うこと無しでしょう。

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*なまじ

いっそのこと・それくらいだったら・かえってとか言う意味で遠州では使われる。共通語(辞書)で使われるのとは多少異なるがおおよそは同じ。辞書とかでは中途半端なくせにとか出来もしないことに手を出すとか言う意味となっている。

「なまじっか」という表現もある。意味はほぼ同じ。

例文

「邪魔しくさるなら、なまじいんほうがまし。」

  (邪魔するくらいなら、いっそいない方がまし。)

「こんだけこんがらがってるなら、始めからやり直いた方がなまじっか早くないかあ?」

  (これだけこんがらがっているのなら、かえって始めからやり直したほうが早くない?)

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*好きにすりゃいいじゃん

好きなようにすればと言う意味。

使い方は、「もう見放した私はもう知らないから後はあなた勝手にやりなさいよ」という突き放した・見放したニュアンスで使われる。

したがって省略しないでつく言葉は「はあもう好きにすりゃあいいじゃん」とか「好きにすりゃいいじゃんわし知らんでねー」とかが付くことが多い。

一般的に端的に言いたい場合の省略形として「好きにすりゃいいじゃん」とだけ言うことになる。したがって「ご自由にどうぞ」(解放してあげる)と勘違いしてしまうと人間関係で痛い目にあうことになる。

ちなみに「ご自由にどうぞ」の場合の表現は「まかいた」(まかした)・「別にええよ」(異論はないよ)

例文

「うおー。大損こいた。最終レースで取り返す。」

「好きにすりゃあいいじゃん。わし先帰るでねえ。」

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ゴンゾウ・伝説の刑事その1(第1話)

ユイカが出るので観る事にしたのですが、SG繋がりでいけば菅原大吉さんと高橋一生さんも出とらすにい。ほんで内野さんは風林火山でしほりんと共演なされて今回はユイカとコンビとな。風林火山繋がりでいえば前田亜季さんだって内野さんと共演なされてるしと。案外世の中強引に繋げれば色々と浅からぬ縁は作れるものである。有名人になると親戚知人がどっと増える事と共通するものであろうか。だからと言ってそれが本業に有利になるかと言ったら有り得ないことであろうけど、役者さんの世界はどうなんでしょうかね。

ユイカの声とかの張り具合は、コメディを意識してるなと思えますです。内野さんに合わせるとこうなるものかもしれませんが、大仰な声に反比例した意識の砕け具合が今まで見たこと無いような印象でちょっと新鮮です。序盤のサービスショットであろうセーラー服姿はメガネはどうした?と。そこまでやるならメガネッ娘でSGを彷彿とさせて欲しかったですな。

で、高校生に見えたかと言うと、設定が歳さば読んでの高校生に化けるということなんで、おそらくはわざとらしくはしゃいだりとかのお芝居かまされてたので無理っぽくは見せておられたんですが、黙していればまだまだいける感じではありましたです。とにかく内野さんは芝居がデカイからユイカも気張らないととは思えるのですがだからと言ってテンション上げればいいって訳でもないでしょうからお手並み拝見といきたいところです。

それにしても高橋さんは私がまだお医者さん役の影響引きずっているせいなのかもしれませんが、いきがってるポーズが目立ちますですが、相変わらず自然なお芝居というか間を持った方で台詞回しがうめえなあと思いますです。(どれもうめえと思えるのですが最後の「死んだ?」の電話辺りの気が動顚する様は緊張感と切迫感もあって特に心の蠢く様が絶妙でした。)

エアコンが壊れたって展開、昔観た柴田恭平さんや寺尾總さんやしほりんが出てた「刑事部屋六本木おかしな捜査班」を思い出しました。

なんてのほほんと観てたら、終わりごろにいきなりの動顚な展開でびっくりしました。こりゃ本格的な物語だ褌締めてかからんと置いてかれるなと。初回は豪華なゲストさん出演で盛り上げつつキャラクター紹介で雰囲気作りかと思ってたんですけど、いやいや気合入ってますですホント。格闘シーンもマジっぽくて加減というものを知らないのかこの人達はと思えましたです。

どこぞの刑事ドラマでも描かれていた本店と支店のギャップを緊張感と緩和(閑話)の対比で描かれてましたが本店側の取調べで自白というか落とせるかどうかに賭けをするというシーンが何故あったのかは解けない謎のようでした。謎と言えば来週までの謎としてはどっちが「死んだ」のか興味持たせてからに。他にはゴンゾウになった理由ですか?面白そうです。面白くなくてもユイカが出てれば最後まで観ますけど。内野さんの芝居が好きか嫌いかで評価というか観る観れないの差が出てくるんじゃないかと思える程他の出演者さんを巻き込んだ勢いを感じます。私は風林火山観てたんで気になりませんから愉しいです。

そうそう忘れてました。完治したら看護士さん紹介してあげるとご褒美の約束を取り付けた訳ですが、その看護士さん役風林火山繋がりでしほりんだったら受けるのになあと密かに想えました。それにユイカとしほりん仲がいいそうで再び共演してるとこ観てみたいし風林火山で結ばれなかった恋が輪廻転生して成就するなんてなったら面白いだろうなあと。もちろんしほりん別のドラマ撮ってられてる真っ最中ですから有り得ない話しですけどね。

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モンスター・ペアレントその2(第一話)

見応えがありましたです。事実は小説よりも奇なりというお話しなんでしょうねおそらく。説得力を感じますです。これは面白いなと思いましたです。

どちらかといえば言い倒す側より言われまくる側のほうに同調する感覚になりましたです。主人公さんの立場の傍観者的視点とかもいくばくかあってそれなりに怒れる感情は湧きますが言われる方がリアルに体験してるんで。もっとも私の場合はただの窓口接客業種で教育の場ではありませんからこのドラマほどの相手の立場を思いやることはありませんでしたけど。とにかくあれですよね、被害者意識をもつ癖にえらく攻撃的という自己陶酔型がよく表わされていましたです。

私の拙い体験上において、クレーマーと呼ばれる自分勝手な理屈で世界を展開してくる輩は皆一様に目が死んでるというか泳いでる人間が多かったです。そういう点では今回ゲストの木村佳乃さんは目は危なかったですけど多少聴く耳がありそうではありましたが自己陶酔振りは良く出てた感じがしました。私があの先生だったら電話・監禁拘束しまくられた時点でプッツン逝っっちゃってますけどね。だからあの先生強いなと思ったんですけど私がフニャなだけなんでしょうか。

勝った負けたでは済まされない教育現場というのがまだ1話観ただけじゃその特異性が理解できていなくて指導主事さんとかの言い分が理想論っぽく感じられるのですが追々それが理解できてくるんでしょうか。正義って一体なんなんでしょうかねえ。勝ち誇るモンスターペアレントがとても印象的でした。

で、この作品観る気になった要因のひらっちですが、いいですねえ。すかしたイケメンっぽい役なんかよりこういうダサ目でも素直なキャラのほうが似合ってる感じを改めて確認した次第です。残念ながら眞島さんとのからみがなさそうではありますが、誠実だけど踏み出す冒険心の少ない若造やらせたら安心して観てられます。イケメンとか骨っぽい野郎は激戦区なんですがこういうフィールドにはそうそう数おられませんからこういう役で大成して欲しいところであります。

オープニングのテーマ曲聞いて、なんかチューブラベルズを思い出してしまいました。モンスターが出てくるだけにそう思えた思い違いでなんでしょうか。

それにしても米倉涼子さんほぼ初めて観たといってもいい私ですが、バラエティとかトーク番組で持った印象と全く変わらないお芝居ってのには驚きましたです。全然演技してずに素の状態で芝居されてるんじゃないかとつい思ってしまうほどでした。凄いとは思うのですが、どう見ても弁護士さんというよりか米倉さんにしか見えなくてこう思えることがいいことなのか損なことなのか良く分からないです。別に一本調子だと言ってる訳ではありませんです。もう少し回を重ねないとこれもアリかどうか微妙な感じに映りましたです。

まあ最初にも書きましたが、切迫感もあり怖いもの見たさもありと役者さん以外にも見所がたくさんあって愉しめそうな感じがするドラマであります。他人事としてだけ見ていれば笑い話しかもしれませんがどんな職業に就かれてもこういう類の人種とは接している筈ですからドラマとして誇張はされておられるでしょうが洒落にならない身近な話しではあります。だから観ているこちら側まで心が折れたら散々ですけどそれに打ち勝つ主人公を愛でることができればはまりそうな気がしますです。もちろん法律上の勝った負けた得した損したというのでは味気ないですけど。問題提起とそれにきっちりケリつける爽快感が味わえればいいですよね。とりあえずは主人公が模索中と言うことで迷走するシーンが多いかもしれませんがそこは暫く我慢するとして。

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*かたす

同音で、片付けると言う意味の言葉と仲間に入れると言う意味の言葉の二つがある。

漢字で表わすと、片付けるはおそらく「片す」で、仲間に入れるは多分「加担す」と想像される。もちろん根拠は無くただの想像。

例文1

「この荷物どこ置きゃあいい?」

「そこらへんおいといて。」

「おいといてってあんたあ置く場所かたさんとありもしんに。どうせすでえ。」

「ゴミじゃないけど今使わんもんばっかだで適当に寄せといてくれりゃいいよ。壊れるもんもないで。」

例文2

「わしこっちにまぜてくりょー。」

「おめえかたすともこうブーたれるで駄目でえ。」

「なんでえ随分冷たいじゃん。」

「見てみいやあ。あっち。今でさえ弱っちいだでえ?おめえこっちきたらけちょんけちょんで勝負んなりもしん。」

「部屋かたしない。どこに足おいていいだかわかりゃあせん。」

  (部屋片付けなさい。どこを歩いていいのか分かりゃしない。)

「入らにゃいいじゃんか。」

  (入らなければいいじゃないか。)

「そういう問題じゃありもしんにぃ。」

  (そういう問題じゃないでしょ。)

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Little DJ小さな恋の物語

迂闊でした。こんないい映画ならせっかく浜松でも上映してくれてたのに観に行けば良かったと悔やんでおりますです。

とにかく冒頭から奥行きのある存在感に満ち溢れた人々が闊歩していて、そこにいるかのような世界に惹き込まれましたです。ご両親が登場してその雰囲気だけで時代を引き戻されました。すごい説得力です。父親の存在感と権限の強さとかそれに従う強き母とかを余分な説明なしにデンと存在していてリアル感が増しますです。まわりの風景だけ時代考証きちんとしたとしてもそこで動く人がどうみても現代人だと想う作品が多い中で、なんか久し振りに味わったタイムスリップ感でした。画的にもろうそくの灯のような温もりみたいな明るさを感じて、くっきり見せることが魅せることには繋がらないものだと改めて想いましたです。

物語は「生きる」というよりも「生きた」という「残ったもの」を描いてるような印象を受けまして、そういう意味ではこの先どうなるんだろうという思いよりも粛々と運命に従って進んでいくという歩みを感じましたです。その一歩一歩を丁寧に描いていて。それでいてテンポ良く進む感覚になるのは立ち止まらない姿勢が芯となっているからでしょうか。

「死」の扱いおいては、消え行く者として扱うのではない後に残る残されるものがそれをなにかしら引き継ぐ連続性というものを柱に据えてあるようです。退院していくものは自らが、生を終えたものには足跡がそれぞれなにかを紡いで次の日に進んでいくようです。「生きる」とはなにかという問いかけというよりももっと漠然としたものを問いかけられるような感じに私は受けました。

サブタイトルになるんでしょうか「恋の物語」というフレーズにおいても神木さんと福田さんはうめえなあと唸ってしまいますです。多少映像特典で神木さんが演技としてではなくリアルにどぎまぎしてたと述べられていたのは興ざめな部分はありますが、そういやあこういう感覚シチュエーションこそ違えど自分にもあったなあと想い起こされました。自分男ですので当然福田さんにその想いを投影してたんですけど何考えてるのか分かんない部分がきちんとあってそうそうこんな感覚だったなあと懐かしい気持ちになりましたです。多少現実はこんな上手く行く筈ねえだろとやっかみ半分な気持ちになる展開でありましたですがそこはまあ映画なんでこれくらい盛り上がらないとと思い留まりましたですけど。

「死(病)」と「恋」と「生きる糧」という豪華3本立てのテーマをひとつの映画にまとめて観たという感じですが、とにかく停滞せずに前へ前へという姿勢で貫かれているので泣ける感情がもよおしてくるのですが例え泣いたとしても爽快さが残る清々しさを感じます。清く生きたという証ゆえなんでしょうか。

とにかくいい映画ですわ。締めるべきとこは原田芳雄さんや石黒賢さんがでんと構えていて、その周りで松重豊さんや西田尚美さんや光石研さんが見守っていてと磐石な布陣のうえに神木隆之介さんと福田麻由子さんが輝いていて役者さん的には申し分ないところです。

シーン的にはスピーカーの配線を辿って行く様は冒険感が漂って感じられて好きでした。画もけっこかったし。それと、たまきと太郎の出会いのシーンが印象的でした。そのあとの同室になっての出会いとのギャップが堪りませんな。捨次と太郎の夜中の待合室でのシーンも良かったです。

神木さんのひ弱な外見ながらもなにがしかの強い芯のある(迷いのない)繊細さは非常に独特でこの人唯一という風にも思えるし。福田さんは悲しい役どころで心に壁を作ることが多く感じられる中で屈託なく笑う無邪気さを魅せるこの役はあまり観ないので新鮮とまでは言いませんがなんかいいです。もし中高生くらいに観てたら「やべえもってかれた」と病院の中心で叫んでもおかしくないくらいだったかもしれないくらいの勢いでした。幸いなことにもうそんな歳ではないので過去に戻る最高の手助けになったなということでありますが。

時代を遡ったことによって若い世代がこの作品に興味を示すかどうかは私には読めませんが、この時代生きていた者としてはリアルに投影できましたです。冷静に考えれば悲しいお話なんですけど観終わっての感想は切なさではなくしっかり生きたという爽やかさを感じましたです。

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*ほかしなげる

放り投げるという意味だが若干ニュアンスが異なる。ぶっきらぼうや物を大切にしない様を言う場合もあれば、物に当たるというか怒りや反抗の感情が籠もった色合いを感じた時に使われることもある。

方言的表現なのかは判らない。だが全国どこででもこの物言いしてニュアンスが伝わるかといえば疑問ではある。

例文

「ただいまー。ふんでちょっと行って来るでねえ。」

「ちょっとなによーあんたあ。鞄ほかしなげてえ。ほんとぞんざいだやあ。」

「いそいでるだでいいじゃん。」

「ものん大切にしんと撥あたるにい。」

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モンスターペアレントその1(始まる前)

個人的な観る前の感想の内容ですので中身は無いよう。なんちって。

そもそも見ようという気になったのは、ひらっちが出るということで。そしたら眞島さんも出らるるというということを知り、突如俄然観る気満々になったのですが。ちなみに眞島さんはSGで方言指導でひらっちにほぼつきっきりに近い状態で、言葉の指導だけでなく演技についてもアドバイスされたのではないかと想像される言わば大分オーバーですけど先生と生徒みたいな間柄なのではと勝手に思ってますです。それだけにその再会と共演を観るのがとても愉しみであります。

それで下調べと言うほどではないのですが、フジテレビのサイトに伺ったりザ・テレビジョンの記事ガン見したりしていたんですが。ふと考えなくてもいい事を考えてしまいましたです。

「わたしたちの教科書」にがんこはまって、思わず菅野美穂さんとこのBBSに書き込みしたり掲載されなかったけどフジテレビの番組BBSにも書き込みしてしまったほど凝っていたんですが。その時に「いじめ」をテーマとしたのだから次はとんでもない親達(給食費踏み倒したりとかの公共性の欠如した奴)と対峙されるんですか珠子さんとか次を期待してますとかいう内容の書き込みをしたことを思い出してしまいましたです。

モンスターペアレントってまさにそのことじゃん。しかも弁護士のお話しじゃん。だったら珠子さん(菅野さん)再登場でもいいじゃん。っていうかそれこそ私の希望が叶った結果じゃん。って思いましたです。

脚本書かれている方も違いますし、色々と大人の事情がなにかと諸々におありのこととは推察いたしますですが、前回の事件で学校問題に意欲を持った弁護士珠子さんが再び立ち上がるってのもあるのになあと。せっかく感銘を受けたキャラクターが動いても成立しそうなのになんで使わなかったのかなあと。使って欲しかったなあと。

ふと思いましたです。救命救急シリーズで江口さんが再登場したことによってドラマ性に膨らみやシリーズとしての繋がりが出たんじゃないかと感じたので弁護士のお話しと言うのならアリでも良いんじゃなかったのかと。離婚弁護士さんもおられますけど。でもここはやっぱ珠子さんがいいなと。そうふと思いましたです。

別に米倉さんが不満とかいうことじゃないですよもちろん。なにせ米倉さんの出られた作品って見たことないんでどういう役者さんなのか良く知らないものですから。良いも悪いも初観賞ですから言う事はなにもございませんです。

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なんなのこれ?

210.131.5.205

ココログのアクセス解析ではその存在はないのだが、インフォシークのアクセス解析では度々リモートホストなるものに現われる。先週辺りから急に増え出してきて、それでココログとインフォシークでの解析上でのアクセスカウント数が大きく違うようになってきた。

どうもこれはニフティのトピックイットというサービスによるものらしいのだがなんのこっちゃちゃかいまいちよーわからん。てゆうかそもそもニフティのトップページからスタートしてもどうすりゃそのトピックなんたらとかいうとこに辿り着くのかさえわからん。辿り着けてないから当然そこでなにが行われているのかなんて知る由も無し。

ホント一体なんなんでしょうねえ。どういう人がということじゃなく何の記事を見に来られたのかを知っておきたいんですけどね記事書く上の参考として。

追記

ちなみに一日分(昨日)の集計の差はココログ285に対しインフォシークでは340という違いでした。もちろんココログでは携帯からの分も集計されないみたいなので全ての数の差がトピックなんたらによるものではないのだけれど、ここまであからさまに違うのは数字に対する信頼性が揺らいでしまうようでどうも好きくない。一応私もニフティ会員なんですけどね。

今日はココログ216、インフォシーク265でした。この数の差はえらい違いですわ。しかもなんの記事を見られてるのか判らないとこがなんだかなあです。

7/5、@ニフティラボというところからトピックイットと言うとこへ入れるのを発見しました。で、入ってみての感想なんですが、エンタメの項目なんかエロやゴシップっぽい記事ばかり目に付くようで仲間入りしたくない空気感がありますです。もちろん真面目なのもありますけど。とにかく参加してもいない私のブログにどういう流れでお越しくださるのか今のところ理解できておりませんです。

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*しょんばい

しょっぱいの変形。塩塩梅(しおあんばい)が訛った風にも聞こえるがそれは考えすぎか。男女共用の表現。

例文

「梅干食いない。」

  (梅干食べなよ。)

「いやあ家で漬けた奴だらあ?それだと馬鹿しょんばいでええわ。」

  (う~ん。家で漬けたのだろう?それだと物凄くしょっぱいから遠慮するわ。)

「ええじゃないってアンタ。こういうのもちゃんと摂らんと体に良くないだに。それともなに?まずくて喰えんくて店屋で買ってきたもんなら食うだか?作るの下手で悪かったねえ。」

  (遠慮するじゃないでしょうに。きちんとこういうのも摂らないと体に良くないよ。それともなに?まずくて食べれなくてお店で買ってきたものなら食べるって言うの?作るのが下手で悪うございました。)

「いやそういう訳じゃなくてえ酸いのは特にいらんだよ。」

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ハチワンダイバーその4

第8話までの感想ですが、いやあ土曜日はしんどいです。「オトコマエ!」から始まって「ルーキーズ」と続いての「ハチワン」ですから。熱血バリバリの熱いドラマが続くのはこの歳になるとついていけないというか。こないだまで金曜日は「パズル」に「キミ犯」と推理トリックものが続き、土曜日は若気の至り真っ盛りの連荘と、えらくかたまってドーンという勢いを感じますです。金曜日の趣旨は分かりませんが、各局とも土曜日は若い世代をひきつけようと努力をされているということなんでしょう。だけどこってり濃い味づくしは、はてさていい目が出るか悪い目が出るかはたしてどっちなんでしょうか。

と、脱線話ししてるとお思いでしょうが、そうではなくてですねえ。始まった当初は夢破れ挫折した主人公が様々な出会いを重ねてスキルをアップしていく成長記かと思って観てたんですけど、ここへ来て強大な敵との対峙という切迫した展開になってきてですねえなんか息抜けなくなってきたんですよだから前の2作とかぶってきたかなと思えてきたんですわ。個性的な対戦相手とメイドさんへの鼻の下伸ばした腑抜け具合がコメディっぽくて弛んで観れてたんですけどねえ。それが無くなってしかも生死を懸けてなんていう物騒な展開で。それに輪をかけて幼馴染みを巻き込んだり最愛の妹に裏切られたりとしんどくなってきましたです。これで悪の総帥が第二の師匠たるニコ神(大杉さん)だった日にゃあ私チャンネル変えますですよホントに。へたれのままだからしんどいんでこの後は将棋さしてる時くらいは腹括ってドーンと構えてくれればもう少し安定した感じで観れるんですけどねえ。

それにしても鬼将会の野望、えらく全う(もちろん嘘くさいですけど)なものでした。その割にはえらくダークな印象があって、潜伏なぞしないでもっと堂々と表立って活動したっていいじゃないかと思ってしまいました。

プロ棋士より強いものが存在するかもしれないというのは潜在というか眠った才能であるのかもしれませんが、それを目覚めさせるためにはとてつもない努力が必然でしょうからプロへの道を様々な理由から進めなかった、つまり他のやらなくてはいけなかったことをこなしながら目覚めさせるなんて理屈プロというかその道に精進しているものへの冒涜ではありますな。陸上部より早く走れる文化部の奴がいるみたいな話しではないでしょうに。なんてジジ臭い事言ってもどうしようもないので乗りかかった舟ですので最後まで観ますけど。

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アクセント

テレビで共通語に触れる機会が格段に向上して、アクセントも地方独特のものでなくなりりつつあるが、それでもしつこく生き残っているものはある。

ここはそれを紹介していくことに。説明のしかたについては独断で近いと思われる言葉と並べることによって表現しようかと。したがって=で括ってるが意味は=ではない。あくまでイントネーションが=と言うだけの話し。まあ強引ではあるが。

*ろうきん

労働金庫のことであるが、共通語だと、「(金と銀の)合金」=「ろうきん」であるが

遠州弁では「(超)合金」=「ろうきん」である。

*満期

共通語だと「短期」=「満期」

遠州弁だと「ヤル気」=「満期」

*しょぼい

関西では「トロイ(の木馬)」=「しょぼい」

遠州弁では「初版」=「しょぼい」

*国民

共通語だと「冬眠」=「国民」

遠州弁だと「極道」=「国民」

*甘酒

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