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ブラッディ・マンデイ 1~10話まで見直して

最終回観る前に10話までを見直ししてみました。

テロ側の行動。ロシアからウィルスを持ち込む。人が集まる場所で高らかにデモンストレーションを行なう。実際に効果があるか試してみる。国家組織があるビルにウィルスを仕掛ける。抗ウィルス剤を奪取する。教祖を奪還する。東京にウィルスを撒く。

よく分からないのは抗ウィルス剤の存在。テロリスト側ははなからその存在を知っていての既定の行動だったのか。それとも途中で存在を知り方向を修正していったのか。

流れとしては敷村が隠匿。高木のお父さんはその情報を持って「J」の元に奔る。敷村を捕獲し争奪戦の末テロ組織の手に渡る。それを武器に選ばれし人となって行動を起こす。失敗してそのドサクサの間にマヤの取引の道具としてサードアイの手に渡る。こんな感じでしょうか。

計画頓挫して今度は宝箱なるものを開けようとしている。そして指導者(計画)は「J」から「K」へ。

ということになるのでしょうけど

安斎真子は初回で停学させられかけている。理由は禁止されているアルバイトをしたから。アルバイトをした理由は両親を早くに亡くし親戚に預けられて肩身の狭い思いをしていて学費の支払いに困った為というもの。この点から察するに今の世界に不満を抱いていることは考えられる。したがってこんな世界なくなっちまえばいいんだという思考に陥っても被害者意識の塊状態だったら不思議ではない。

だけど、教団の正当後継者という地位に鎮座ましますならば今生活している境遇に置かれ続けているというのは理解しにくいことではある。世を忍ぶ仮の姿にしては洒落にならない風にも思えますです。ほんの数年前に教祖が藤丸によって逮捕されたための隠遁生活を強いられ不満を抱いているのならなんでもっと藤丸を敵視しないのかも不明ではあります。でも本当に友達と思っているのならファルコンを仲間に引き入れて命を助けたいと考えたってのも分からなくはないところです。でもそれにしちゃあ10話の最後は銃ぶっぱなしてたなあ。あれは画的に藤丸に向けてたように見えたけど。そうだとするとどういう性格してるんだ「K」は。不思議ちゃんです。でも藤丸が警察に追われた際学校に匿うと言う情報や人質達のウィルスは駆逐されたという情報は「K」が伝えることが出来たとしても、国立なんたらとかという施設へ探検に行った時ファルコンがそこに向かうことを「J」は電話で報告受けてるけど行くぞ!と言う時「K」(安斎真子)はそこ(藤丸達の中)にいなくて行ったのは三人だけだった。誰が報告したんだろう。本当に「K」は彼女なんでしょうか。まあそうなんでしょうけどなんかひっかかります。

改めて見直して観ると、折原マヤって凄いお人です。全ての出来事に関わっているというよりもその発端というか導火線に火をつける役で。しかもてっぱうで狙撃されてサードアイに捕獲された際入院もせんと包帯巻くだけで即尋問されてその後逃走。その後は使い走りの先頭きりつつ「K」とも連絡を取っていたであろうとまさに獅子奮迅のお働き。後半にいくにつれて妖艶さが薄れて魔女のような面持ちに変化して行く様はよく演じておられるなあと感心しきりです。とにかく引っ掻き回してることは事実でその撹乱の相手はサードアイに留まらず教祖さまに牙を剥け「J」に対しても行なっている。このお方が存在してなかったらこれほど話しがややこしくはならなかっただろうなと。「K」の僕(しもべ)ならお金のためじゃないということになる。だってスゲエ貧乏してますもんね安斎真子自身は。一体その泥を被る汚れ仕事の活力の源はどこにあるんでしょうか。

高木藤丸は不思議なお方です。苦悩しながらも逃げない逞しさを持つ特殊能力者ということで言い表してもいいんじゃないのかと。コンピューターの中の世界という制約はあるけれど全て見ることが出来る透視能力を有しているエスパーもしくはパソコンの世界の王(キング)ということでしょうか。裏切り者のオンパレード状態でしかも高木の父親が裏切り者の烙印を押されている以上藤丸もその一味に加担してるんじゃないかとサードアイが疑わないのは不思議であります。まあ藤丸本人の人徳の為せる業で疑われるタイプの人間じゃないってことなんでしょうけど。妹を出汁(だし)に何度も使われて諸刃の刃のファルコンのせいでテロ軍団に煮え湯を飲まされているサードアイが、事収まるごとに兄弟を家に帰すのも理解に苦しむところではあります。ファルコンを餌として泳がせてテロ組織が食いつくのを待つ囮というのならファルコンの泣き所の妹を常時安全に確保保護しとくべきじゃないのかと思うのは邪道なんでしょうか。

サードアイという組織は不思議な組織です。高木家の護衛ではいるだかいないんだか分からないくらいで「J」は訪問してくるし。拷問の末アジトを教えると言ったマヤと共にアジトに向かう時は車一台。それで何人いるのかさえ不明な敵地に行ってどうやって制圧するんだろうと。物凄く少数精鋭隠密部隊なのかと思えばこれでもかという位の陣容(人数)で事に当たってみたりと。要員配置に適正を欠く印象が強いです。

不思議と言えば教祖さまも不思議が一杯ありましたです。なんでマヤに殺されなくちゃいけないのという不思議がもちろん第一ですけど。それ以外に名前を言いなさい殺してあげると言って実際殺してあげてるんですけど、それは超能力ではなく外となんらかの連絡方法を用いて信者に実行させているらしい。ですけど受信というか入力は外で道路工事を装ってとかで振動を起こしモールス信号として受信していたというのは提示されてましたけど。ではどうやって送信していたんだろうというそのマジックが分かりませんです。あとなんで監獄が特別扱いの個室だったんだろか。

サードアイの中のスパイであった宝生ですが、お国に鉄槌食らわしたい理由は兄の濡れ衣から端を発しているってのは分かったんですが、「J」の配下だったのか「K」の配下だったのかどっちだったんでしょうかねえ。そしてなんで高木兄弟には優しかったのか。優しい理由は自分の兄を思う気持ちとダブったからでしょうけど。ウィルス撒くとこがなんで身内(仲間)に向けてなのかと言うのも切羽詰ったからとりあえず進入しやすいお国の機関を選んだらここだったってことになるんでしょうか。今を潰したところでまた新たな人材で同じものが生えて来るだけで根本的破壊とは思えなかったです。

まだ最終回が終わっていないけれど先が全然読めなかった闇が大分晴れてから見てみると、いかに惑わそう惑わそうと一杯トラップ仕掛けてあったんだと。物語の展開だけでなく映像の写し方からも沢山見かけられました。でもいかにもと言うようなものはなくてさりげなくそう見せているのでえげつなさはそう感じませんです。ある意味フェアともいえなくもない勢いですが量は多い。あの霧島や加納さんですら一瞬やばいかと思えたくらいですからホントサードアイの主要人物は殆ど怪しく映されてました。まあ一番安全パイかと思えたお友達二人のうち一人は亡くなり一人は「K」だった訳でそこは多少随分じゃんとは思いましたですが。その「K」にしても「J」が「K」に連絡とかしたあと必ず映像は教祖である神島の画づらになっていて観てる方はどう見ても「K」は神島のKと思わせたりもしていて。ホントたばかる作りに徹せられてますこと。

しかしこうやって見直してみても未だ分からないことが多くて、最終回で全てクリアになるんでしょうかねえ。特に動機が。

ところで全然話しは飛ぶんですけど、TBSでドラマの番宣といえば王様のブランチがまず一番に思い起こされるんですけど、最近は流星の絆が主流でブラッディ・マンデイのロケ現場にお邪魔とか役者さんにインタビューとかは見た記憶が薄いんですけど。そういう評価なんですかねえ。15分延長のご褒美もなさそうですし。

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