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三億円事件40年目の謎を追え

その頃はもう私息してましたのでこのニュースが如何に衝撃的に日本を駆け巡ったのかは記憶がありますです。随分と長いこと話のネタになりましたです。

大抵の大人達は、「うまいことやりやがった。」と能天気に喝采してたような気が。なにしろ死人が出ず被害者は銀行ということもあって犯罪者というよりも怪盗現るみたいな感じでした。あれで盗られたからボーナスが支払われなかったとしたらそうもいかないでしょうけど。そこんとこはどうだったんでしょうかねえ。

犯人を憎むというより一体誰がどんな奴がという興味が大勢を占めてた印象でした。

でもこの番組を見て、構成上の作りで誘導されたのかもしれないですけど、Y氏というのがもし本当に事件以降急に羽振りが良くなってそれがもしあの三億円のおかげだとしたら地獄さ堕ちろと呪文唱えたくなっちゃいますね。

仮説として提示されてた実行犯は自殺して報いなし。その金をちゃっかりと拝借して使い捲くるという人間がもし本当に実在してるのだとしたら天罰下らんことを祈るばかりですわ。

まあいくらなんでも容疑者にアリバイがあることを証言した人間ですから警察でもこの人物のことを知らなかった筈もなく、それが事件後急に羽振りが良くなったなら警察が見過ごすとも思えませんので、テレビに誘導されてるだけで真実ではないようにも考えられますが。

今よりももっと人は汗水たらして働くもんだそれがまっとうに生きるというものだという意識が強かった時代でしたから、あぶく銭で暮らしてるような人は逆に蔑まれて見られてた時代でしたから、あの時代にもしこういう切り口でY氏のことをテレビで出したら総スカンどころの騒ぎじゃなかったでしょうね。

全うに働くってのは「作り出すこと・修繕(癒す)すること」を生業にすること。なにかの益を掠め取って(上前をはねて)行く事は全うではない。まあ○戸黄門に出てくる悪事担当キャラみたいなもんでしょうかねえ。今で言うとクレームで味を占めてそれを繰り返して儲けようとかしてる類が当てはまるんでしょうか。詐欺とかもそうですけど努力したから頑張ったからといって汗水たらして働いたとは言わないですよねこういうのは。人の上前はねてるだけでなにも作り出しても直したりもしていないんだから。

この番組に於いて初めて知ったのはそのY氏の存在とあの有名なモンタージュ写真が実在したお方(しかも事件発生前にお亡くなりになっていた)のお顔そのままだったということ。

重要参考人(結果無実)として引っ張られた人のその後の人生のご不幸。寄ってたかって白い眼でみられたのかなとその残酷性にぞっとしました。冤罪の恐怖を改めて知った思いです。

少年の存在はどこかのテレビで知った記憶がありますがその家族が警察官であったってことも初めて知った勢いでした。私の周りでも自衛官や警官を父に持つ奴が結構いましたがとても厳格に育てられてきた奴が多く、注文に応えて厳格に育つ奴と反動で少し斜めになる奴とかに分かれてましたね。はたして友達みたいな父親と尊厳を説く父親とどっちが子供の為になるんでしょうか。個人的にはどちらかといえば後者の方がいいように思えるんですけどどうなんでしょうね。

番組の結論はやはり曖昧模糊としたものでありましたが、未だにこの事件は色褪せない不思議な輝きを長い年月を経ても発しているんだなと感じました。面白かったです。

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