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セレブと貧乏太郎その8

本物の苦しみを味わせたるというのなら自身がそういうとこから這い上がってきた経験を持つのでなければ、これは試練を与えるというのではなくてただの度の過ぎた嫌がらせにしか過ぎない訳でありまして。

排除(お家乗っ取り)を目的とするのなら譲渡が完了したと書面を見せていたので最早可能な状況であるにも拘らず。我に従えと宣告するのは何ゆえか。アリスそのものが金のなる木でその実の収穫は全て吸い取るというのなら自由に泳がせといた方が実のなり方が良い様に思えるのは間違いなんでしょうかねえ。

いつか自分の地位を危うくする危険要素だからその芽を摘み取るというのなら分からんでも無いですが、いづれにせよこういういじめる側の目的等は大抵明確に表現されるように思えるのですが。このドラマはなんでそんなことするの?というのがさっぱり分からず。ただただ次から次へと矢を射掛けてくるのみの意思不明のエイリアンみたいな存在の真紀子(若村さん)であります。

私的には何したいのかどうしたいのか明確にしてくれた方が変な意味で安心して見ていられるんですけどね。今のままだと単なる感情的な丁々発止にしか映らなくて大人気なく見えてしまいます。

とはいいつつも若村麻由美さんがなんか光ってられますですな。金髪かつらがとてもお似合いでぶっ飛び具合も厭味がなくて存在感ありますです。やらせてること全て悪意に満ちてそうなんですけどせそれでも天真爛漫な勢いがあって不思議と敵意が湧きにくいところであります。美人は得だなと正に思える感じです。

ここまでおいたの数々おやりになられたからには最後ぎゃふんとなるのでしょうけど、○ッターマンの○ロンジョみたいなキャラなんでしょうかねえ。実写のドラマではあまり見たという記憶が無い存在に感じますです。

真の敵役にしてはその行動目的が明確で無いと言う不思議な展開であります。世界征服目指すでもなく、アリス追放という訳でもなく。一体何を求めているのかさっぱり分からない敵役であります。多少読めるのは傘下に入らせ自分の手の中で泳げと鎖を首につけようとしていることくらい。なにしたいんでしょうかねえ読めませんです。

今回は直接的ではなく外堀から埋めるという搦め手でその犠牲者たるターゲーットは太郎一家に向けられたのですが。

火つけが真紀子の差し金だとしたら今回の展開はえげつない話しでありますな。一家離散というとこまでの追い落とし。それを知らぬアリス(上戸さん)と幸子(国仲さん)。本来頼れる筈の町内会の皆様方も危険が及んではいけないとの配慮から助けを求めない太郎。要は太郎を遠くにやる。それが真紀子の今回の目的。結果はアリスが戻ってきてからは最悪の一家離散は免れるのだけれども。

リアルに考えれば、放火で人をどうにかしようなんていうのは当たり前だけれど良くない。失火であってここぞとばかりに人の弱みに付け込んでなら納得できますけんど。契約書の判を押したのだからバスを飛び降りて終わり(落着)と言う話しではない。設定が大分安易じゃないのかなあと思えました。あと土下座の使い方。服従する証として使われていましたが誠心誠意の証であるべきだろうという思いがある私にとって、この設定での土下座は好きくなかったです。

現実の始末に負えないクレーマーが店員に土下座を要求する光景とかを実際見たことのある身としてはテレビでこういう光景を植え込むのはいやだなあと。自らの意思ですべきものであってやらされるものではないだろうと。

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2・2008年のテレビドラマ」カテゴリの記事

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