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252 生存者あり episode.ZERO

いやあ面白かったですねえ。ついつい惹き込まれてしまいました。ストーリー展開については先達の「海猿」とかぶる部分もあるんであれなんですけど。市原隼人さんを愛でる作品として愉しかったであります。伊藤英明さんとかはモロ体育会系に映るんですけど市原さんは文科(アーティスト)系要素を含んだ体育会系というアンバランスさ(そこがいいんですけどね)を私は感じるんですがこの作品ではモロ体育会系に徹せられたようにも見えました。

暴力を伴わない野郎の野蛮(本能)性の発露みたいなものを表現させたらこのお方は凄いなあと改めて思いましたです。決していいところだけ提示するのではなく原始からの人間本来が持つあくの強さからくるピリ辛さ(群れない協調性のなさ)も含んでいてリアル感がありますな。そう言うリアルさがありますんで人としての好みについては分かれるんでしょうけど、まあそこは実際自分の傍にはいないんだからという観点でみていればセーフでしょう多分。それを補う意味でも子供たちには好かれるという設定が効いているようでもあります。

器の大きさからくる組織の中に収まりきれない大きさを感じましたし、それをなんとか成長と言う名で輪の中に取り込もうとする周りの勢いも熱かったですなあ。現場も訓練所もそこいらじゅう火だらけで地も人も熱かったです。冬だと言うのも忘れて観れてた感じでした。

その周りのメンバーもそれぞれ葛藤を抱えていて決して真一文字に突き進むのではなくて迷い彷徨いながら育っていく様が2時間という長丁場を飽きさせないで魅せた要因でもあるのでしょうか。連ドラとかになっちゃうと耐え忍ぶ我慢大会の装いになっちゃいそうでやっぱ2時間一気というのは正解でしょうな。

人命救助のためには自分の命を顧みないという信念は決してプロが持つべき信念ではない。それを気づかせる為に周囲が気遣うと言う展開なんですけど。私なんざ一回で懲りる根性なしなんですけど、彼は幾度の経験を積み重ねて(堰を切らないと)でないと自分を振り返らない訳でありまして。悪く言えば頑固よく言えば強い不屈の信念を有しているということでありまして。迷わず進める生き様には憧れしまいますです。とにかく自分とは真逆の人間を見るのは新鮮であります。人のせいにしない・うじうじしない・信念のためには衝突を怖れない。真似できませんわ。

音楽が映画と共用なんでしょうかねえ?えらく画に迫力が増す感じがありました。

最後の方の子供を助けた後の暫しの苦しみながら耐え忍ぶ辺りは観てるこっちまで息が詰まりそうな勢いを感じました。ホントうめえなあこのお方はと。

とにかく言葉を要しないで人との繋がりや意思の伝達がひしひしと伝わる感じがまるで映画観てるみたいでした。ええもん観たなあと。

映画の番宣とはとても思えない作品でありました。火を使ったシーンとか迫力あって手抜きなしって勢いでしたし。映画の流れからか役者さんも皆豪華でしたし。先にも書きましたけど大まかな流れとかは「海猿」観てるんで物語の妙とかは想像通り進んだ感がありますが。とにかく役者力バリバリで観る前の期待感を越えたとても惹き込まれた作品でありました。これでもかというような同じパターンの予告Cm流し捲くるよりもこういう手法の方がインパクトありますし好感が持てますな。叶うならこの宣伝効果が効果的でこういう宣伝手段が一般的になってくれたら嬉しいです。でもDVDが直ぐ出る(12/24発売)ってのは凄いですな。いくらなんでしょう価格が気になります。

それにしても筋肉隆々だったなあ市原さん。肉体的にも役柄の説得力ありましたです。あとは髪形くらいですかねえまだ役作りできそうなのは。

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