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セレブと貧乏太郎その11

いよいよ最終回。そのまえに19時から特番で2時間出血大サービスで出欠を取らんかなの勢い。そんなに世間では燃え上がっていたのかこのドラマはとびっくり仰天であります。かような最終回盛り上げるための特番って初めて見ました。祝日だからこそ見れるんですけど平日だったら見たかなあ。やっぱ見ただろなあ。

こういうお祭り騒ぎやっても絵になるのがフジテレビの醍醐味なんですけど、それにしても上手だよなあ盛り上げるのが。まあキャラクター的にも上戸さんも上地さんもバラエティの枠でもご活躍されていて違和感感じないというとこもあるんですけど素直にバラエティとして楽しめました。こういうとこ見せてもドラマの中で演じてるキャラのイメージが崩れて興ざめということもなくいざ最終回へという勢いありましたです。上地さんのお買い物で空気読まない作りモノでないキャラと食事で悲哀を舐めても根に持ちそうにないカラっとした性格というのがよく分かりましたでございます。ただし人が騙される様を楽しむという趣味は私にはないので昔っからドッキリカメラとか絶対見ないんでそこだけはチャンネル変えましたけど。あと、鶏が生本番中に卵産んだらそれで卵掛けご飯作って食べるというアイデア。生放送だという臨場感という演出でしょうけど賛否が分かれるでしょうねおそらく。ここはひとつご陽気にという時に必ずお笑いの世界の方を呼んで演出されるパターンが多いんですけどいい意味で別にいらなくても進むんじゃないかという指針を垣間見たような気も致します。

で、肝心の本編最終回。もうお約束の王道を突き進む展開のオンパレードでありました。最大の敵をハラハラドキドキの展開の末最後ギャフンと言わせる。一件落着で落ち着いてさあ言うべき事を言おうとしても上手く言えず。無為のまま時に成り行きを任そうとしても遠くへ旅立つカウントダウンが始まる。それども想い絶ち難く正直になろうと決心すると行き違いのように死が訪れてしまう。面と向かって伝えられなかった思いを遺影を見て初めて正直に告げる。神がその想いを聞き届けたかのように亡くなったと思ってた相手が舞い戻ってくる。そしてお互い素直に自分の想いを伝えめでたく幸せを手にする。

まさに痒いところに手が届くかのような大団円で締めくくる。必須なのが周りの祝福。いたれりつくせりのゴージャスさでまさにセレブなエンディング。お金で幸せは買えないというメッセージとも取れなくもなし。

長回し長台詞は役者の力量が問われる演者の華。太郎の遺影を前にしての上戸さんが語りかけるシーンはまさにそれでありました。気になったのは顔のドアップが多くて、私としては後ろから背中で語る画とかもじっくり見せて欲しかったところでありますが、でもよかったですよきっちりこなされておられました。

気になったついでにいうと太郎の復活というかなんで今頃出てきたかの理由が爆発でぶっ飛ばされて隣町まで行っちゃったというもの。ファンタジーな世界とはいえ流石に説得力に欠けるなと。せめて飛ばされた時丁度航行してた船にひっかかって自分に気づいてくれるのに時間がかかってえらい遠くの港まで連れてかれちゃったくらいにして欲しかったなと。

まあそんな余計な事はこれくらいにして、ドラマの中盤の勢いだとアリス(上戸さん)と後藤田(柏原さん)が結ばれるが最善で太郎は幼馴染みの幸子(国仲さん)と結ばれるのが筋だろうなという勢いだったんですが。終わってみれば幸子は幸多い子ではなく幸薄い子というお約束の名前通りの展開でアリスと太郎が仲睦まじくというエンディングでありました。それと太郎がセレブになるのかアリスが貧乏になるのかどっちなんだろという予想はボロは着てても(着てなかったけど)心は錦という展開でした。ある意味女子が男子につき従うという結末は古い人間としましては良かったのかなと。だってセレブ昇格で終わると太郎は言葉悪いですけどヒモになるってことですからねえ。

終わってみれば真紀子(若村さん)も二人の仲を祝福する側に回っていて、真の敵ではなかったことがはっきりしてそういうところもいい感じですね。誰からも祝福される二人でないと後味苦くなるますから。

もうここまでくるといい意味でご立派という感じです。ここまで王道で攻めるのは今時捻り倒して訳分からないまま終わるドラマが多い中では稀有な存在にも映ります。「お祭り」というのが似合うイメージのドラマという気がしてきますです。

上戸さんはこういう展開がよく似合いますです。本格派とかいう表現でお芝居に捻り(複雑さ)を加えたがる傾向の役者さんが多い中貴重な存在にも感じられこの道を迷わず走破していってくれたら楽しいなと。

上地さんは野球部のお話しのドラマで悪役演じられてましたけどこのドラマではそう言う気配を一切消して切れないあきらめないといったむしろ逆のキャラを演じられていたのですがどちらも違和感なく見れて幅の広い役者さんなんだなと思いました。ただ髪形に変化があまりつけられない制約がおありのようにも思えてそこらへんはタレントさんとの両立されてるハンディなのかなと思いましたです。

主役お二人以外では若村さんがとても印象的でした。

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