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しゃばけ うそうそ

観る前はあまり期待感がなかったんですけど観始めたら予想を越えて面白くて。で、結局最後まで観入ってしまいました。よくでけてましたですなあお話しの流れが。

去年の第一回?も見たんですけど。その時もやっぱ時代劇はロマンがあっていいよなあと思った記憶があるのですが。なんでしょうかねえ一太郎の優男振りが凄くてその癖(あく)の強さに慣れるのがちょっとなあという勢いがあるんで観る前はどうしても一歩あとずさりしてしまうんですわいな。別に手越さんがどうのということじゃないですよ。忠実に役を演じてられるのでしょうからキャラクターの好みの問題ですたい。嫌いじゃないんですけどね。とにかく慣れるのにちょっと時間がいります。

このドラマのいいなあと感じる点は

物にも魂が宿るという心意気(物を大切にする心)。

周りの人に支えられて生きていると言う感謝と祈りの気持ち。

人間が持つ浅ましい心とそれを許す心の大事さ。

いけにえを捧げるという村人の行動は迷信による無知ゆえの悲劇とは申せ、集団の狂気というものが映し出されて現代にも存在するイジメにも通じるものがあるようで。その無情感は決してなくなることの無い人間の業の証なんだろうなと。

ただ面白かっただけじゃなくこういう人としての訓もたれることが出来てしかもファンタジーとしても愉しめるのは色んな素材が混ざり合った鍋みたいな豪華さがあって暖まりましたです。意外はありましたけど裏切りの無い(正直な)世界感が心地良いです。

キャラ的には宮迫さんの「屏風のぞき」が印象深かったです。ともすれば深刻になりがちな世界に陥るところを陽気に引き戻してくれる勢いが良かったです。松之助(岡田義徳さん)も印象ありましたです。感謝と誠実が服着て歩いてるみたいでしかもそれが裏心なく本心からというのが滲み出てていてよかったです。真矢さんの心配振りも子を想う親の愛情が見えていてよかったっす。主要登場人物の中で唯一の霊感0の旦那さん(岸部さん)との掛け合いも楽しかったです。それにしても去年のご出演の方々がお一人も欠けることなく再登場というのは嬉しいですなあ。

特殊映像も手抜きなし。ロケ地もこれまた見事美しき日の本の景色を厳選という背景の中で繰り広げられる人間?模様がまた凝ってましたですなあ。

武家の横着や村人の悪意無く畏れからくる人を陥れる行為。その犠牲になったお比女のお話しと若旦那以外にもあやかしが見える新龍という男の悲哀の物語。などなどが折り重なって物語を紡いでいく様はとても引き込まれました。早かったですねあっという間に終わったって感じです。

こんな奴いねえよと現代劇ならつっこんでますけど江戸時代ならいたのかもなあと思わせる時代劇の不思議を存分に堪能した感じです。ファンタジーでもよし人情でもよし群像でもよしと懐が広く深いです時代劇は。

こんだけ凝ってたらそうとう創るに時間が掛かるのだろうから連ドラでなんていうことは決して言いませんですが年に一度のお愉しみとして続いてくれるとうれしいなあと。原作知らないんでこのシリーズの物語が幾つあるのか知りませんけどもっと観たいすね。ホントこのレベルを維持して(進歩して)続いて欲しいですな。

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2・2008年のテレビドラマ」カテゴリの記事

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