« 相棒 劇場版 | トップページ | *だてで »

ブラッディ・マンデイその3

それにしても犯行グループは見えてる範囲では若いですなあ。結局若造が大人を馬鹿にする風潮が顕著になっているのは、技術の革新が早すぎて過去の経験なんて意味のない物に成り果ててしまって若造の方が仕事(機械操作)を知ってるということによるものなんだろうなと思えてきます。その傲慢さには「愚図」という感情が見え隠れしてくるかのようでもあるのであろうかしらむ。

運動性能において40を越えれば間違いなく衰えて若造と互角に渡り合うことは難しくなる。それを補って余りあるものが経験でありましょう。しかし機械が変わり手段も変わり蓄積してきた経験が何の役にも立っていなくなって勝ち目がなくなっているのではないか。そんな無能な連中がそれでも天下を取っていることに我慢ならず。

そんな勢いに思えてきて参りましたブラッディマンデイ。もちろん真の動機とかは計れないし首謀者と思しきお方は超のつく頭脳明晰なお方のようですけど。かようにお若いと心のどこかにそういう想いを持つ者が仲間を集め有志を集ってこういう組織が生まれていったんだろうなと想像してしまいますです。でもホントの動機はなんなでしょうかねえ。毒ガステロといえばオウムなんたらかんたら教を思い出すんですがそれとはどう違う行動目的なんでしょうか。

昔から若造が今ある社会を転覆せんとする構図は存在するのでしょうが、不満や絶望とかいうものとは別の次元での動機のような雰囲気が漂ってくるようです。まあマンガの世界では超人的な天才が世界征服にその才を道を外れて使ってしまう又は利用されるという構図はよく見ましたけど。動機よりも実際起きてる事柄の方に重点があるのでしょうけど決着の暁にはなんでこんなことするの?の回答を提示して欲しい気はします。

それにしても全体の空気感が疑心暗鬼で覆われていて落ち着かない印象はあります。そんな中で観ていて見事にたばかられたことが二つ。

ひとつは先生(吉瀬さん)の部屋での脱出手段の機転。てっきり電話したのは同級生にしたものと思っていただけに、尾行されてたのかあ。それにしちゃあ万が一に備えて狙撃兵まで用意してえらい準備万端だなあやあ。とツッコミいれてたんですが見事に一本決められましたですわ。電話一本で即参上。ピザ屋さんよりも素早くが売りなんでしょうかこの組織は。

もうひとつはどっちがスパイだ?という心理戦。どう見たって加納(松重さん)不利と見せといてこうくるかと。揺さぶりに弱く感情に走る藤丸(三浦さん)だと思ってたんですが見事な推理でありましたが、なんでスタッフの電話番号藤丸が知ってるんだろうと言う疑問とあの暗号あの状況で霧島(吉沢さん)よく解けたというか判断できたというか。それと、こういう時だけ少人数での行動するのはどうして?という疑問があるうえに松重さん撃たれちゃったみたいであ~あでした。

嘆願書出すみたいなほど某隣国のネットに書き込むファンみたいな野暮はしないですけど松重さんもしこれで出番終了だったら淋しいな最終回まで出ていて欲しいなと。だって唯一のアナログっぽい人でその存在がこういうのに強くない者にとっては親近感が湧いて安心するもんですから。

でもこれも誰かをたばかる偽装(芝居)だったりなんかして。と勘繰りすらも覚えてくるらい誰がどう言う立場なのか暗鬼ですわ。いつ安気になれるんでしょうか。

魑魅魍魎が闊歩するファンタジー(曖昧模糊)な空想世界ならいざ知らず、現実社会に近い世界の中でのこの状況は、とても心の落ち着く先がなく取り調べの担当者ですら怪しく見えてきます。ずうっとヒヤヒヤのしどうしでいささか疲れますです。Cm入るとホッとする感じですたい。観ている方でさえそうなんだから当事者特に藤丸の疲れ具合を察するにあの死んだように眠るシーンはとても納得でした。

展開とは関係ない余計な感想ですけど、女性陣をけっこく撮られていて魅入っちゃいますわ。Sっ気はないつもりですがいたぶられてる吉瀬さん妖艶で艶っぽかったですし、芦名さんもよかったですわ。

このドラマ、回の最後は危機が訪れてさあどうなる。続きは来週という展開らしいです。期待持たせて次回まで引っ張る作戦は徹底しててうまく乗せられてます。頼みの綱(唯一の味方)の加納が撃たれて地面に倒れ残るはスパイだけの2対1の構図。とても勝ち目の無い藤丸。奮闘虚しく捕獲されるのかそれとも前回同様窮地を無事脱するのか。

藤丸の持つ才は諸刃の刃と霧島が例えてましたけどテロの側にとってどういう必要性(使い道)があるんでしょうか。お父さん(田中さん)がテロの側の人間だとしたらお父さんの希望で家族だけは守ってくれと言う条件なのか人質としてお父さんを動かす要因になってるのかファルコンとしての能力なのか。未成年だから殺生せずというだけなのか。まさかね。

希望としては時間経過というかどれくらい時間が始まりから動いているのか表示か説明シーンいれてくれるとありがたいなと。戦場の最前線にいるような緊張感の中で物語が進んでいるみたいなのでとても濃密な日々が繰り返されているし、それぞれがまだ凡て繋がっていなくてそれぞれのことを同時にやっているようにも思えるのでそういうものが分かり易いもので欲しいなと。

|
|

« 相棒 劇場版 | トップページ | *だてで »

2・2008年のテレビドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 相棒 劇場版 | トップページ | *だてで »