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パズル DVD その4

本編の他に「DVDオリジナルミニドラマ(special piece)」が特典としてあるのですが、これがなかなか面白いのであります。エンディングもあわせると大体11分くらいの作品ですが、なかなか面白いです。手抜きの部分はそこはまあギャグということで受け流しさえすればいけますです。登場人物すらもなんで?って言ってるくらいツッコミどこ満載ですから。

物語の内容を細かく言うつもりは毛頭ございませんが、謎を暴くというのの他に、高校生の年代らしい3人組の悶々さが弾けていて愉しいです。それに付き合う鮎川(石原さん)がそれをどう大人的にいなすかといのも見ものなんでありますがキャラクターが出来てる分安心して能天気に観れる勢いが魅力です。

しょーもないことぐちぐち掘り出すとしたならば(観た人でしか分からない感想です。)

鮎川美沙子。ホントに金に窮してるらしい。しかし英語教師としての評価は世間では評価が高いらしい。だけれどもどうみても信じられないと思えるのは3人組だけでなく私もそう思います。「いやいやいやそんな筈は」と。

3人組のスケベ根性をいなすと書きましたけんど、最後はお宝よりもドスケベ毛嫌いの感情が優先されて思わぬ行動に出る。しかし溜飲を下げて若干平静を取り戻してそのお宝の価値を知るや慌てふためく。

本編でも泊り込みで同じ部屋に襖一枚隔てて寝たりとかもよくしている警戒心の全く無い鮎川でありますが、ドラマのキャラクターはともかくとして「石原さとみ」が演じていてありえないだろうとツッコミ入れたいところではありました。男性関係については海千山千ということではなくむしろ潔癖過ぎて近寄りがたいということなんでしょうか。3人組のHな方Hな方へと思考が傾くのを気づきもせずお宝探しに夢中になる鮎川ってどんな恋愛経験を経た人生送ってきてるんでしょうかねえ。そのあまりの無頓着ぶりがまた面白いんですけど。「先生はこういうことをおやりになったことあるんですか」なんて超ストレートな質問にも気配を察知しない辺りは大丈夫か鮎川と思っちゃいました。

ところでいつのまにか部屋に居ていつのまにか神崎のパン拝借して食してましたけんど、こそこそ入ってくる様とパンをくすねるとこは映像にして欲しかったところであります。桜女の連中に目を奪われてる隙にとかに見え見えのアップじゃなくて画面の見えるか見えないかの端っこくらいに。

3人組 今村(山本裕典さん)・神崎(木村了さん)・塚本(永山絢斗さん)

この物語の主人公は鮎川よりもこの3人組のようでもありました。思考回路が一度エロい方に向いてしまうともう方向修正できなくて正解に辿り着けない様が愉快です。しかも引いちゃうような本能丸出しのような動悸が激しくなるようなものではなくギャグとして成立する範囲内のスケベ度で健全なものです。

勘違いと気づいた時のちょっと恥ずかしい表情もよかったんですけど、個別に言えば今村の暗号を解くぞというガッツポーズと神崎のパン取られたことに気づくとこと塚本の「やっぱり俺か?」というシーンが印象に残りました。

多分こういうアイデアを膨らませて一話にしてくのを、今回はきっちり設定(背景)つけたり道具や場所にこだわったりの部分とかをはしょってアイデア(発想)と役者パワーだけで見せるとこうなるということなんでしょうね。

長大な原作とかを削って削って時間内に収めようとする詰め込む要領の努力よりも基を膨らませ膨らませしていって注ぎ足す努力の方が私は好きなようです。この作品はまさにそんな勢いで愉しかったです。もちろん商品(テレビドラマ)として放送するほどの完熟度はないですけど。DVD買った者への特典としたら大正解のような気がしてます。下手な現場レポートよりもずっと世界感が守られていいですわ。手間は役者さんを再集合かけなければならないから大変でしょうけど無事皆うち揃えば作品に対する愛着が伺えるようでいいんですわ。

尚、これだけカテゴリー「DVD」枠にしました。

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