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夢をかなえるゾウその1

スペシャルで2時間ドドーンと大きな打ち上げ花火を上げておいてから、ほぼ深夜0時からヨーイスタートのドラマ。本来の順番からしたらその流れなんでしょうけど如何せん21時台は間に合わない(帰って来れない)ので順序逆で観ましたです。ちなみに面白かったです。

それでも書くとなるとやはりスペシャルから順でないと変なのでスペシャルから順繰りにというか混ぜ込めて一括に。尚無学を自慢することになりますが原作は読んでません。

ドラマにしても映画にしても要は如何に上手く嘘を突き通されて騙されてることに快感(別世界感)を憶えるかの勝負だと思うんですよ。そういう点からいくと「ガネーシャ」の存在そのものが非常に嘘くさいんですが胡散臭くないとこがこういう世界もありだと騙されてしまいますです。もちろんリアルにいて欲しいかと言うと、ん~どうでしょうですけんど。作品にはまる形は色々あるんでしょうが、ストーリーに引きずり込まれるもの、別世界に誘われるもの、自分もその世界にいたくなるようなもの、役者さんを観賞したいもの、ええセリフを聞くもの、我が身に置き換えて教訓とするか明日への糧となすかなどなどあるのでしょうが、この作品はどれに属するんでせうか。もちろん重複とかもするのでこれと決め付けることはできませんが。とりあえずは古田さんのガネーシャを観るのは愉しいことは確かでしょう。

それにしてもこういう役の古田新太さんはその傍若無人ぶりがとにかく映えます。もう吹っ切れてるというか迷いの無いぶっ飛び加減が堪らない魅力です。「ギャルサー」の時のインディアンを彷彿とさせる異次元ぶりで気持ちいいです。神様とはいえ人間じゃない役と言うのは有り得ないキャラを構築することなのですが、具体的な見本が存在しないだけにそのキャラ作りは無人の荒野を行くが如き自由さがある反面観てる側がついていけなければ話にならないのですけれど屁理屈云々じゃなく「ガネーシャ」なんだとその存在に納得してしまいました。

原作もそうらしいんですが、何で日本語(しかも関西)しゃべくりたおせるのかとか神様の癖してなんでこんな世俗的な欲望に素直なんだとかガキンチョ並になぜなぜ攻撃かませば五月蝿いと言われかねない位あるんですけど不思議と疑問に思わず納得なんですわ。色々人生渡り歩いてきたんだろなあで済んじゃうと言うか。ファンタジーの基本なんでしょうねこういうありえないものをあると思わせる強引な説得力は。

幸運を呼ぶ神なのか人を導き変える神なのか。風体と言動からして信じろと言う方が無理っぽい神様ですが霊験あらたかなことは確かなようです。

教え諭す側に異論は感じられないとして、次は諭され変わる側はどうかとうことでありまするが、スペシャルでは小栗さんが本編?では水川さんとなられていますです。

耕平(小栗さん)の動機は知人の成功と我が身を鑑み自分もと奮起してガネーシャとの契約を交わすというものでした。出世欲も功名心も気薄なこの時代に珍しいお方とも思えます。

小栗さんは目が死んでるかのような無気力の時と輝いている気合いある眼力を放つ時とがあって目だけで表現を、しかもその振幅の大きさを感じるお方だなあと思っているのですが。こういうサクセスストーリーを演ずる上に於いては外面だけでなく内面からも変化してく様が分かり易く観れる訳で有難いところです。しかもある意味我を捨てていいなりになる訳ですからそういう人の話を聞く耳と従う素直さが見え隠れしなくてはならないのですがボンビーメンでより強力な疑うことを知らない好青年の印象に引き続いてのイメージもあって違和感なかったです。

ただ自分のやりたいことを見つけた結果が転職というのは時代を感じますよね。その才を職場に活かすという選択肢がないところが終身雇用崩壊させたツケの結果なんでしょうかねえ。企業の側も社員の才を活かし事業の新たな展開かますほどバブルの時代のような雰囲気の企業は確かにないみたいですけど。

で、水川さんはどちらかというとブーたれて従わなさそうなイメージがあるんですがその従おうとする意欲(貪欲)とざけんじゃねえぞという反抗の葛藤が生じる様を愛でるべきなんでしょうかねえ。契約者のタイプが異なるところが面白いのかもしれないですけど。

どちらにも使われていた「自分」というフレーズがやけに印象に残りますです。なんか影響されそうで怖いです。

有難い教えは、即効性のあるものを望む星野あすか(水川さん)でありますがじわじわと効いてくる効果の教えのようであります。にしちゃあ今日の占いみたいな理解不能のことやらそうとしてますけど単なるきっかけを与えているのかそれとも真実の枝葉を示そうとしているのか。二人三脚で変貌して行く人生をどう描くんでしょうか。劇的にかそれとも徐々に気づいたらいつの間にかなのか。

長くなりそうなので、散漫ではありますが一旦締めてその2へ続く。

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