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*かいだす

漢字で書くと「掻き出す」の「き」が「い」に変化(訛った)もの。「書き出す」は「書い出す」とは変化しないので「かいだす」は「掻き出す」オンリイで使われる。

ただし掻くと言うニュアンスが、ほじくり出すとか引っ掻くとか痒いから掻くとかいう意味の掻くではなくて、どちらかと言うと汲み出すという感じで使われることが多い。

特に遠州弁ということではなく一応辞書にも載ってる言葉なので共通語ではあるが、使われなくなりつつある言葉が遠州では現役として生きている言い方であろう。

例文 野郎言葉編

「や。この舟ぼんろい。水ん漏おってきてるにい。」

「そりゃかんのう。ちゃっとかいださんと。」

「なんかねえだけ?汲めるもん。」

「めえる範囲じゃあねえわなあ。」

「どうすんでえ。手ばかじゃかいだしおせんにい。」

「ま、しょんねえでもどらまい。」

「そうしまい。」

例文 女性言葉編

「なにいこの舟。漏おってるじゃん。ひどい~。」

「ほいあんたあ何しょろしょろやってるよー。ちゃっとかいださんとかんらあ。」

「そんなこと言ったってえ。なんかないのぉ?汲めるの。」

「なんでもええでかいだしなさいよお。」

「どうしよー。なんもないだよお。」

「もー役んただんだでえ。しょんないで戻るしかありもしんにい。」

「もー知らんよー。どーせーっちゅうの。」

注、私男なので女性言葉は想像で書いてますんで、女性の遠州弁の使い手の方で、異論等ありせばコメントで訂正お伝え願えれば恐縮です。

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1-2・遠州弁か行」カテゴリの記事

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