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モンスター・ペアレントその11(第Ⅹ話)

獅子(高村)が我が子(望月)を谷底に落とすかのような別離の後、気丈にも一本立ちせんと奮起する望月(ひらっち)。それでも強大なるモンスターペアレントの前で挫折しそうになるも、激励し奮起を促す高村(米倉さん)。再び決起しモンスターペアレントと立ち向かうもかくなる仕儀に相成るとは、これを酷と言わずしてなんと言うか。と言う展開でした。

他にも三浦(佐々木さん)の示談交渉と城山先生の真意と思われる展開が同時に進んでいました。

終盤の修羅場とか観てると普段飄々として映るだけに慟哭されたりなんかするとその振り幅の大きさがあるだけにドキっとしますです。こういう深刻なシーンとかだと米倉さん迫力あるなあと思いますです。

ひらっちについては、私SGからのガールズ(+1)を注視してるので幾分辛目の感想となりますですが、この回の感情の流れとしては、突然のコンビ解消に対する憤りと自立しようとするやせ我慢。その我慢と辛抱が折れそうになる挫折感。励まされた後の新たな決意と無事やり終えた意気揚々感といった流れになると考えられます。

その流れの中で十分振幅のある演技をされておられたかと言うとまだもっと出来るんじゃないのかという欲を持ってしまいます。ひらっちの受けるイメージの特徴はなんといっても好青年。一匹狼では決してなく和を以って尊しとなす協調性というイメージが湧きますです。今回の望月と言う役はまさにそのイメージに当てはまり「平岡祐太」の腕の見せ所のようなものだと思ってます。

前回まではその受けるイメージのまま高村先生のバックアップで済んでいたんですが今回は自らが最前線で画面の中にいなくてはならかった訳で、やせ我慢な部分が蹴散らされたとこは温水さんに持ってかれたとはいえ、俺は駄目な男だと落ち込む辺り以降は多少単調に映りもっと起伏をつけれるのじゃないかと思えます。あえて起伏をつけない演技をされたというのならその意図がよく分かりませんです。米倉さんの嘆きや佐々木さんの呆然自失といったメリハリが映えているだけにひらっちにも続いていって欲しかったところですたい。

その他の展開でいうと、城山先生(草刈さん)が何故高村先生を教育委員会に派遣したのかという理由。教育長に見せ付けたかったとのことですが、何を?というのが素朴な疑問です。俺の部下はこんなにも優秀なんだどうだ羨ましいだろうということなんでしょうかねえ。未だ私には謎です。個人的には結構重要な(興味ある)とこなんですけどねえ城山先生が理解者かそうでないかってのは。

三浦(佐々木さん)の弁護というか示談交渉の様子ですが、ありゃブラフ?はったり?こけおどし?どうみても裁判で誰も証言台に立ってくれそうもなかった風に見えましたけど。それでいてあそこまで強気で交渉するってえのはやっぱ弁護士さんってのは結果が重要で、正義の味方ではなく依頼人の味方なんだなと思いましたです。正義は星の数ほどあるんでしょうねやっぱ。でもこれで決着つくんでしょうか果たして。

来週ついに最終回。裁判になるのか示談成立となるのか。望月はどうなる。って感じでしょうけど、予告編みると高橋ひとみさんが先頭きって言い寄られてました。「斉藤さん」に続いての何かを傘にきてという勢いみたいで強そうです。最強の敵なんでしょうか。モンスターと呼ぶなと怒られそうなので敵と呼称してますけど。三浦さんの暴行傷害事件以降対モンスターというより高村(米倉さん)の身の処し方と想いが主題に切り替わっているようですが、悪い気はしません。初回から綿々と築き上げてきた一人の人間の心境(価値観)の変化というものを米倉さんが演技できっちり積み上げてきた成果によるものですからいいんじゃないでしょうか。だからといって望月と高村が繋がっちゃうのは好きくないですけど。あくまで仕事上のベスト凸凹パートナーとしてGOODだと言う範囲であります。

こいいう輩がホントに世の中にいるってことを知っただけでも儲けもののドラマですがそれらの息の根を止める打開策(見事退治ですっきり爽やか)を提示するドラマではないので劇的に面白いと言う領域ではないとこが残念ではあります。そんだけモンスター演じられた役者さんが皆さん凄い迫力だったって裏返しなんですけど。まあ正義は必ずしも勝つものではなく妥協するものであることが理解できただけでも儲けた気にはなりました。

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2・2008年のテレビドラマ」カテゴリの記事

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