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あんどーなつその11

今回何が起こったかと言うと親方の引き抜き。それにとまどう周囲の人々。要をよりはしょるとこういう身も蓋も無いお話しなんですが、それに付随して湧いてくるそれぞれの想いが見応えありましたです。

「親方が京都に?」この情報は下町ネットワークを通じてあっという間に人々に伝わる訳ですが、何故かなつ(しほりん)にだけは伝わらない。今回はかろうじて漏れる形でなつにも情報が流れたのですが、以前にもおかみさん(風吹さん)のお見合い話しの時も伝わっていなかったような。まだなつのことを周りの皆はお客さんとして見ているんでしょうか。

お茶の家元の一ツ橋先生(白川さん)がおっしゃられた一期一会の教えの説く意味を砕いて分かり易く言ってくれたです。確かにこれでもう最後なんだと思うと想いも違うもので、学校を卒業する時とか住み慣れた家からの引越しとかいう特別なイベントでなくとも合宿とかのつらくしんどいばかりのイタイ体験であっても終わりが見えてくればそれなりに名残惜しくもなるもので。なるほどなと。

虎月庵の女将(仁科さん)は迫力と品格がありましたなあ。おかみさん(風吹さん)がより下町っぽい人に見えて、はからずも京と浅草の違いを示しているかのようにも映りました。二人揃って口説きに来たのかと私も見ていてそう思ったんですがそうではなかった展開には諸々と愛(男女の関係ではない)を感じました。

まあお話しの決着は兄弟子白井(西岡さん)の病気に対する早とちりであったということなんですけど、もし親方がいなくなったらという「もしものコーナー」じゃないけど今の時点でのそれぞれの立場の再確認をしたということにもなり、とにもかくにも毎回確実に雨降って地固まるの展開づくしの勢いで固まっていってこの勢いだとコンクリートどころかダイヤが出来ちゃうぐらいに強く固まるんじゃないのかとさえ思える程のより強い結束力(なくてはならない存在)が育っていくようです。

非常に判り易い親切設計なドラマなのですが、目隠しで練習してた職人の世界の腕を磨くという様で「見えないものが見えてくる」という領域は難しかったです。相手を読むのか自分を読むのかはたまた手つきと言う動作を目ではなく体に沁み込ませる事なのか。自動車教習とかのルート上における操作やタイミングとかをイメージトレーニングするのとはどう違うんでしょうかねえ。奥が深すぎてどうもでした。

来週はいよいよ最終回。印象的にも書いてきた記事読み返してみてもなつのことよりも周りの人々のことが多く頭に残ってます。ホントに主役安藤奈津なのと疑いたくもなるやもしれませんが私はこれで大正解のような気がしてます。全体が丁寧に仕事したこしあんって雰囲気です。ただ私は粗野であってもつぶあんが好きなのですが、悪人悪党を一人も出さずに愉しいお話しを構築するのは至難の業であり。その点が好感度が高い作品ですたい。

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2・2008年のテレビドラマ」カテゴリの記事

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