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Tomorrowその9

残すところこの回をいれて後2回。市民病院は無事再建できるのでしょうか。ってのに廃業ですって。お金持ちさんの為の専門病院にすらならないという意外といえば意外な展開です。

悪の権化の国会議員様のご無体な所業に為す術くも無く呆然と封鎖された病院に立ち尽くす面々の運命や如何に。

なんでありますが、この回の主題は再建話しではなく尊厳死と遠藤先生(緒川さん)の閉ざされた心の氷解でありました。

仙道(岸部さん)の奥様が開業医で内科医であったということで、普通の人よりも遥かに懇切丁寧に自らの処すべき道筋を残された者達に伝えていて明快でありました。リアルな話しとしては面と向かって改めてこういう話しなどすることもなくなんとなくの伝言に陥いり、判断が鈍る口実が生じる訳で、ドラマの中でも思わず延命処置を願い出てた訳ですが、その後の顛末は岸部一徳さんの抑えに抑えた演技に魅入ってしまって我が身に置き換えてとかの脇目目線で見れませんでした。個人的にはもうちょっと背中で描いて欲しかったなあという欲はありますが、とにかく黙して観てましていつもの脇道に逸れたようなへんちくりんな感想とかは浮かびませんでした。

遠藤先生の思惑は、脳外科専門病院を目指したのも母のため。金に五月蝿いのも母のため。だけどその母は自分を捨てたと思って憎んでさえいるという相反した感情の葛藤。そんな自分ですら制御出来得ない閉ざされた心を森山(竹野内さん)が光明を照らす手伝いをするという展開でありました。百年の恋も一遍に冷めるの逆バージョンで一夜にして心根が変わる辺りはどんばえー(物凄く早い)とは思いましたが筋道にちょっかい出すような感想は無く納得ではありましたです。

ホントにこれで病院再開出来るんかいなと思える程の展開です。悪の権化が失脚でもしない限り貧乏市では如何ともし難くどうなるんでしょうかねえ。金の切れ目が縁の切れ目。それじゃあ切なかろうてと言う締めになるのでしょうけどどう締めるのかしかもあと一回で。謎です。

開業医では設置できない最新鋭の医療器具を備え持つ市民病院という側面が提示されてもいたんですけどそういうもんなんですかねえ。まあ機械化機械化で人員削減が大命題なのは普通の会社でもそうですけど。だからそれがどうしたって言われてもただ単にそう思っただけでこれが最終回にどう繋がるかのヒントだろうかだなんてことは思ってませんですはい。

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