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Tomorrowその7

全10回ということで、そろそろ着地点が見えてくる頃かなと穿つ7話ではありますが、さすがに急速に加速し始めた印象がありますです。

森山先生(竹野内さん)と仙道(岸部さん)は地道に人は石垣人は城とばかりにお医者さん集めに奔走するも感触イマイチ。遠藤先生(緒川さん)は黒幕にせっつかれて後が無いとばかりになりふり構わず計画を推し進めんと活発化し、それを支えんと共に行動を起こす副市長(陣内さん)の啖呵まじりの強引さ。

展開それ自体は古典的な印象を受けますですが、王道というかハズレなしなのと竹野内さんの役者力でグイグイでしたです。どういうとこが古典的かと思ったかというと手術で協力者が一人増え二人増えそしてみんなで一致団結してという辺り。市民病院を潰そうとする者が市民病院の有り難さを実感して心が揺れるという展開。ま、さすがにこれについては涙ひとすじで済ましてこれはこれそれはそれというお約束通りにはならなかったですけど。とにかく手堅いと言うかおおそうくるかとかいう意外さを用いないで来てる感じであります。

だとしたら今後の展開もなんとなく想像できそうな気はするのですが、遠藤先生のお母さんの存在と院長の座を約束されることのメリットがまだよく判んないのと、基本悪党はいないと言う世界なだけにどういう形で丸く収めるのかとか、想像できそうで出来ないとこではあります。遠藤先生が撤退して去っていくのか巻き込んで市民病院として繁栄していくのか。

絶対ありえない展開を想定するなら、頑張ったけど再建駄目だったら別天地で再スタートするとか、遠藤先生のお母さんを森山先生が治して遠藤先生が感謝して考えを改めるとか。ホワイトナイトが突如現われて市の財政と病院経営難を一気に解決するとか。じゃホワイトナイトって誰?ってことだと今まで一度も登場していない市長であったり、黒幕の国会議員さんが思いっきりスキャンダルとかでこけるとか、とんでもない名医が大学での抗争に疲れ果てて森山先生の勧誘に乗って市民病院に余生を求めてやってきて、その噂を聞きつけて患者が大挙押し寄せてくるようになるとか。市民が署名運動とかの働きかけをして専門病院になるのを阻止するために立ち上がるとか、別の町興しになるような企業誘致とかに成功してお荷物ながらも維持できることとなったとか。

などという全て他力本願に近い展開で絶対ありえない展開ならこうかなと。著名な作家がこの病院を褒めても良い方向に進まなかったんだから地道な草の根運動なんかじゃ動きそうも無い感じがしますです。逆にありえる展開想像しちゃってその通りにドラマの展開が進むと白けちゃうのでそれは止めといて後出しで「やっぱりなそうくると思ったよ。」なんてしったかぶりこくことにしますです。

それにしてもこのドラマやけに身内が倒れるドラマですこと。愛子の妹・航平の右腕・遠藤先生。そして次回の予告編では師長(エドさん)と。働きすぎってのも一因としてあるんでしょうけど多いのは確かです。

ま、そんなことはともかく今回のテーマは「目の前に居る患者を助ける」それが医者として当たり前。だけどモヤモヤとガヤガヤでその想いを忘れて浮き足立ってしまったことに皆が森山先生の姿を見て気づくということでした。初心忘るべからずということなんでしょうか。シンプルに困っている人を助けて「ありがとう」と言われる事はお医者さんでなくても気持ちのいい事です。ましてや痛んでいる人を救えるなんてうらやましいを飛び越えて尊敬の領域なのですから。やはりお医者さんは尊敬されるべき職種ですわな。みんなそういう想いで医療を目指されたんでしょうからこの言葉「目の前に居る患者を助ける」は効くんでしょうね。

この回は仙道(岸部さん)の存在がやけに印象に残りましたです。遠藤を助けようとしない片岡先生達を無言ながらも翻意させようとする後姿とか、最後辺りで副市長が独り言のように仙道に病院の未来を呟いていたシーンで、なにか言おうとした時に手術が終わって、言いそびれたのか呑み込んだのか分かりませんが副市長になに言おうとしてたのか気になったとか、でしゃばらないけど裏方としての深みがありましたです。

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2・2008年のテレビドラマ」カテゴリの記事

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