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Tomorrowその6

とりあえずなのか晴れてなのか心の奥までは推し量れませんですが、森山(竹野内さん)と愛子(菅野さん)の関係は修復されたようです。反対に妹(黒川さん)の方は奥歯に物が挟まったような状況に事態が転落したようです。

で、今回は医療ミスという一大事。しかも相手が社会的に穏便に済まない地位のある物書きの人(杉田さん)でおまけで看護師をメイド扱いする厄介者。もちろん愛子や森山は厄介者なんて思っていないのですけど。

それと共に色々と迷惑患者の姿も描かれていて、正にこの病院は沈み行く風前の灯のような人手不足。私だったあ厭(仕事行きたくない)になる条件全て満たしてます。こんな状況でも明日はあるのかという展開のお話しでした。

この回でお気に入りのセリフは森山の言った「小さい頃は世の中はもっとちゃんとしてるものだと思ってた。どんなことでもその道の専門家がちゃんと物事にあたって解決してるんだって思ってた。でも今こうして自分がなにかをしなくちゃいけない立場になってるけど、全然未熟で手探りなことばかり。だけどバタバタ走り回ってやっていくしかないと思うよ。」というセリフ。ホントそう思いますです。思うだけで実行に移せないですけど。竹野内さんの遠くを見ながら話すような言い方がお仕着せでなく心に沁みましたです。

杉田さんホントにごねる役やらせたら説得力ありますです。この人を納得させることなんてどうやったら出来るんだろうと思わずにはおれません。従ってなるほどと観てて思わせるのは至難の技と言うかよっぽど脚本がいいものでないと嘘くさく映りますです。ある意味脚本の質を推し量る格好のバロメーターと言えなくも無いところでしょうか。今回はどうかというと作家という観察力とか含めて賢い人だったから観ていて納得できたようなもののそうじゃなかったら、病院の現状をさりげなく仙道(岸部さん)が案内したり愛子が手間かけて探し出した本を貰ったところで、大事ななにかを思い出したり喚起されたりなんか出来ませんて。感情と理性のやじろべえで普通だったら感情に傾くもんですから。まあ売り言葉に買い言葉で状況が悪化するもんですが森山も愛子も売ってませんから悪化しないで済むのでしょうけど誠実とはしんどいものだと思わずにおれませんです。

「ありがとう」と言われる事が仕事をする上での最高の励み。それは職業に関わりなく最高のものであると謳ってましたけど「溜飲を下げる」はやっぱ仕事の励みにはならないんでしょうね。だとしたらストレスどうやって解消してるんでしょうか。「ありがとう」だけで頑張れるなんてちょっと理想かしらんと思わなくもない部分ではありました。空元気も毎日続ければ元気に映るという根性論みたいでもあります。

そういえば出るとこ出てもいいんだぜと応接室で偉そうこいてた編集の人の対応はどうなったんでしょうかねえ。まあおそらくは志保が止めたんでしょうけど。

遠藤(緒川さん)のこの病院にやってきた理由がうすらほのかに政治家がらみで描かれてましたけどどういう交換条件(ギブ&テイク)なんでしょうか。政治家さんの部屋には地域医療がどうたらこうたらとスローガンが貼りだされてましたけど謎であります。ま、少なくとも森山達の味方ではなさそうですけど。

世間の口ですけど、噂の口は塞げたんでしょうかねえ。医療ミスした外科医がいてそして又新たに警察に連れてかれる医者と看護師。しかも正門から正々堂々と連行されてて。口コミどうみても悪い方向に転がってるとしか状況判断できないんですけど。作家先生の乾坤の一筆でチャラになったんでしょうかねえ。だとしたら「ペンは強し」で一件落着となったってことでしょうか。

菅野さん今回はエラク輝いて映ってたみたく見えました。具体的にどのシーンがということはないんですけど、しいて挙げれば志保を最後に説得するシーンの穏やかで晴れやかなお顔とかですかねえ。場面的には謝罪と感謝を表現するとこだと思えるんですけど何故か優しい感じに映りました。

走る(ナースコールで)シーンとか一回目と二回目でやれやれ感を増していったり、チオビタのCmでも働きマンの時もユーキャンのCmでも走ってられてますが、それぞれのシチュエーションに合わせて走る姿や映って見える心持ちとかが異なって見えるのはすげえなと思いますです。笑い方も今回はけらけら笑うキャラで働きマンはからから笑ってたし八犬伝ではかんらからと豪快に悪党笑いしてたしと一体幾つのバリエーションを誇るんでしょうかねえ。

それと比べて泣くのはそんなに数多くのパターンがあるとは思わないので、そこはなんかほっとしますです。シンプルに役者さんとしていいなあと思っていて、べつに菅野美穂さんという実在の人物に興味を持ってる訳ではないのですけど嘘泣きが上手いのは人として考えるとなんか引いてしまうので。そういう意味で素直なお方なんだろうなと思えてくるんで。

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