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小荷物

まだ宅配というサービスが生まれる前のお話し。その当時、一般ピーポが荷物を運ぶ(送る)サービスとしては、郵便局の小包と国鉄の小荷物の二種類が主流だった。

送る側の常識として軽いものは小包で重めのものは小荷物でというものであった。実際国鉄の駅で小荷物受け付け所での引き受けの模様を子供の特権で興味だけで用も無いのにぼけっと眺めていたら、大の大人が二人がかりでうんしょとばかりにやっこらせっと秤にドサンと載せてた光景をよく見た。全部が全部ではないけど木箱と荒縄が普通に生活の中に存在してた。棘が刺さるなんて日常的なことでもあった。

当時子供心に不思議に思えたのは小荷物の「小」という言葉の意味。あれで小さいんだったらその下はなんて言うんだろうかという事。そしてその上の中荷物・大荷物ってのが存在してその時は何人がかりで秤に載せるんだろうかという事。

もちろん大人になって考えてみれば、正解かどうかは確証持てないけれど、国鉄はコンテナ輸送を業務の柱ともしていたんだからコンテナ契約ではない小口のものを小荷物と呼んでたんだと想像できる。

それがガキの頃は総てが自分を中心に世界は回っているので、利用する側でしか視点がなくて「小」しかないのが不思議でしかなかった。

今「小荷物」とだけ言って国鉄の時代を知らない世代とかが同じ意味に取るのか非常に怪しいので死語の部類に記した。ってゆうか小荷物なんて言葉そのものが流通してないか。

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