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ヒットメーカー阿久悠物語その1

なにせリアルタイムで生きてたのでひたすらヤバイ感覚でした。特にスタ誕はね。

自慢になるか(自慢してますけど)もしれませんが私、「桜田淳子」のLPレコード全部持ってます未だに。なので中3トリオの中では「桜田淳子」イチオシで「山口百恵」はアンチでした。歳のわりに大人びていて私のような小僧を相手にしてるのではなくもっと実年齢よりも一回りくらい上の人に向かってメッセージを放っているようで。そこんところがアンチであり続けた理由だったのですが。今こうしておっさんになって「山口百恵」を観てみるとその凄みというのがよく分かりますです。

余談ですけど私一度だけ「山口百恵」の歌うお姿を生で観たことがありますです。知り合いに日楽(ヤマハ)の人がいてその人からチケット戴いて拝見させていただきました。有料のコンサートではなく会社か組合かどちらかの厚生福利・慰労の一環として社員とその家族を対象として無料で掛川のつま恋で「山口百恵」を招いてのコンサートを開いた際のチケットを譲ってくれて社員でもないのに観に行かせてもらいましたです。そのお姿は遠目でしか拝見できませんでしたけど、立ち姿とか醸し出すオーラとかははっきり普通の人間じゃないというのは鈍感な私でも分かりましたです。鍛冶町の西武のサテライトスタジオでキャンディーズを(ガラス越しではありますが)見た時のまるで生活感の感じられない動くお人形さんみたいな印象とは正反対の当時菩薩と評されたのが納得してしまうほどの泰然とした存在感を感じましたです。同じ一世を風靡したといっても随分と違うものだと。そういう意味ではドラマでのラスト辺りのレコード大賞の会場を退席する際の圧倒されるオーラというのはシチュエーションも質も異なりますが分かる気がしました。無料の慰労コンサートという超大物からすればやっつけ仕事であっても観てる方は納得出来るのにプロとしてきちんと「山口百恵」を勤め上げる姿は今でも記憶として鮮明に残ってます。何歌ってたのか何曲歌ったのか全然憶えてないですけど。

ところで「スター誕生」全国的にそうなのかは知りませんが静岡県では午前11時頃放送されてた曖昧な記憶がありますです。休みの日の特権たる遅起きを満喫してからそろそろと(ワクワクではなく)テレビのチャンネル合わせてて、その後で昼めし喰いながら玉置宏さんのロッテ歌のアルバム観てた流れの休みの日でした。

振り返れば綺羅星の如くスターが輩出された番組でしたが、ドラマでも描かれてましたけどガチンコ勝負なのでそうそうポコンポコンと量産されるように毎週逸材が出てくる筈もなく、結構淡々と進んでた印象が残ってますです。個人的にはこれはすげえ(歌うまい)とテレビ観てて思ったのは「岩崎宏美」くらいでせうか。「桜田淳子」以外はなんでこんなのが?って勢いでそれがあれよあれよとアイドルになってく様はこういう世界って団体戦なんだと思いましたです。

やはりスター(アイドル)と呼ばれてもそれは素材が元から輝いているというよりも個人の努力と周囲のバックアップの集合体で作られる偶像という素人からプロへの変化するのを愛でるみたいなのは小僧である私も感づいていましたから、そういう意味では神輿が出来上がっていく様を工場見学してるようなものでした。とにかく成功者よりも圧倒的に聴衆の面前で夢破れる人の方が遥かに多く出演してた番組ですからけっしてひたすら明るい番組ではなくむしろケチつけてこれじゃあ駄目だとか不遜なこと考えながら難癖つけることを愉しみとして観てた番組でした。

そんな中でドラマの中でも流れていた実際の映像観て今でも間違ってないと思えるのは「桜田淳子」だけは始めっから輝いていてとても目立つ存在だということです。ミーハーな私は楽曲の良し悪しなぞに拘らず存在そのものを愉しみとしておりましたです。人としてではなく「芸能人」としては晩節が見事とは言いがたく残念な部分はありますがとにもかくにも「桜田淳子」イチオシでした。

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