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正義の味方第7話

いつもは、硬派なゴンゾウ観てからくだけたコメディの正義の味方のギャップを愉しんでる身としては片翼で楽しさ半減なんですが、それでもやっぱし面白かったです。コメディーに徹しているとこが好感持てるところです。

姉(山田さん)の悪事悪巧みってのがなんなのかイマイチ分からないのではありますが、それぞれのキャラクターが堂に入ってきた感じで安心して無防備で愉しめますです。嘘くさい登場人物ばかりなのですが皆生き生きしていてリアルに生きてる感じがして何故か身近な感じが湧いてきますです。

妻を娶らば才長けて見目麗しく情け無しでビミョー!と言う感じの姉でありますが、旦那にとっては良妻なんでしょうかいまのところ。大きなヤマがあるとすれば地に戻った(猫かぶりに飽きた)時にこの二人の関係がどうなるかってことでしょうかねえ。それでも関係性が崩れなければ良かった良かったでハッピーエンディングを迎えることになるのでしょうか。

お気に入りのキャラは野上課長(徳井さん)。悪意の無いお調子者で人畜無害なすっとぼけ具合がお気に入りです。

お父さん(佐野さん)も相変わらずお気に入りです。最近憩いの場でソフトクリーム舐めるシーンが観られないのが残念ですが幸せそうに生きている姿にほっとしますです。娘に五郎と呼び捨てにされても意に介さないおおらかさも魅力であります。

お母さん(田中さん)。当初置物かと思ってたんですがこの親にしてこの子(姉)ありというのがよく分かる感じになって参りました。お姉ちゃんの理解者がお母さんで妹の理解者がお父さんと言う構図が板についてきました。しかもお母さんにぞっこんなお父さんだからお母さん似のお姉ちゃんにもぞっこん(いい意味で)という二派に分裂しないバランスの良さを感じます。お母さんの頂き物のお返しの辺りのやりとりは面白かったです。それにしてもお母さんの存在は大きいです。ホントお父さんもそうなんですが不満らしい不満もなく毎日を謳歌してるようなおおらかさというものに憧れます。

今回は嫁と姑の戦争勃発という展開でありましたが、その前に。やっぱ姉は料理出来ないんですかね。前回の最後は料理振舞ってて妹が「お姉ちゃん料理できるの?」って驚いてたと記憶してたんですけど錯覚だったんですかねえ。それともめんどくさいからやらないだけなのか。

で、戻りますけどどうみても姑の負けというか子離れできない母親という表現が適切ですな。おそらく誰が見てもこの勝負嫁の勝ちだと思うでしょう。それをどう面白おかしく決着つけるかということなんでしょうけど。置いては捨て置いては捨ての応酬がとてもスピーディーに描かれていてその繰り返しが増えていくと共にファイトのゴングへの高鳴りが増幅していくのが手に取るように感じられて。いざゴングがなるやの妹を間に挟んでの言い合いが徐々に売り言葉に買い言葉でエスカレートして言って最後は妹邪魔とばかりに押し倒し直で言い合う辺りはナイスファイトと拍手したくなりました。もちろん対戦相手も強豪でなくては名勝負として成立しませんから姑(山口さん)も分が悪いとは言えさすがでした。

てっきり今回の正義の味方は駄目犬がどうにかなるのかと思ってたんですけど、良川家の家庭不和(次男と父)を解消させるという展開は意外でありました。これでますます姑は孤立無縁化してくわけで姉にして見れば一石二鳥という形でした。

二世帯住宅については来週のひと悶着の火種らしいので書く事無いんですけど姉は家族が好きだというのは確かなようです。そういうとこが可愛らしいと思える要素なんでしょうかねえ。

それと、全体的に映像が綺麗ですよねこのドラマ。出演されてる山田さんとか志田さんとかが着られてる服がとても色使いが華やかなというせいもあるんでしょうけど照明とかの色味がとても自然に見えますです。フジテレビは青味が強くTBSは白っぽいのが特徴に感じるんですけど日テレのカラーがこうだとしたら私的には日テレが一番タイプです。それだけに山田さんの茶髪の色が飛び気味で違和感を感じたりもしますが個人的な好みの問題なのでぶーたれるほどではないのかもしれません。けど公務員(官僚)という役柄考えると黒い方がらしく見えるんじゃないかとは思いますです。直紀が洗濯物干してるところからお父さんが干してるシーンに切り替わる辺りは「最初が肝心」のビフォーアフターみたいで将来の直紀と槇子の関係を予感させるようで順調に亭主手なずけ計画が推移してると思わせます。テンポもよくて間延びしないしゃきしゃき感が観てる側も槇子に振り回されてるように思えてきて痛快ですわ。

音楽的にもバロック調なものもありバリーション豊かで場面転換のバックアップとして効いてる感じです。テーマ曲も耳に残るようになってきました。

ただ始めの方でも書きましたが、姉の悪事悪巧みってのがよく分かりませんです。仕事もテキパキこなすし。猫被ってるということが悪事ってことになるのなら世の中悪人ばかりってことになります。一体なにが悪事悪巧みなんでしょうか。買い物ついでに部屋の掃除片付けを頼まれてもいないのにやってしまう妹ですから口で言うほど姉を嫌ってるわけでもないでしょうに。姉のいいところはめんどくさいことは妹に押し付けるけど肝心なとこも含めてどういう時でも決して逃げない姿勢というのがいいところであって、そういうところが爽快に思えてきます。

悪党に映らないのは「山田優」という役者さんの力によるものかもしれませんです。妹役は志田さんではまりですけどイメージは多少違っても他の方でも成立しそうですけど姉役は山田さん以外だと確かに悪いと思えるのでしょうか。でも主役を愛すべきでなく悪党としたら引いてしまうような気がするのでこの人しかいないって気がしますです。

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