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太陽と海の教室第6回

バックに流れる音楽が不思議ちゃんがいかにもいそうでプチ神秘的空間を煽ってる感じがします。そして後半はサウンドオブサイレンスと。結構凝ってます。熱血だけど熱血らしく見せない織田さんもなんかいいですわ。とにかく聞く耳をしっかり持ってそうなところが魅力です。含蓄ある説教もありますしね。

で、善い事言う櫻井先生(織田さん)ですが、不思議と皆の前でなく凛久(北乃さん)に向かってってのが多いような。今回成程なと思ったのは、赤ん坊は何故生まれてくる時泣いて生まれるのか。それはこの世に生まれてくるのが厭だからという真由(前田さん)説を覆し、自分はここにいるんだと言うアピール(心の叫び)だと。いまひとつは昔は出来たけど今は出来ない。何故?受験の追い込みだから。順番が逆。何それ?出来るか出来ないかの前にやりたいのかやりたくないのか。この二つでした。

本題は不思議ちゃんの助けての声に反応しての誕生日おめでとうでありましたが、ドラマからは大分脱線して誕生日とはなんぞやというつっこみを。

身内でもない人が人の誕生日を祝うのは何のため?という疑問。祝福して欲しいという願いを叶えるということなんですけど。年齢をひとつ重ねたことが目出度いのか、この日に生を受けたことが記念として目出度いのか、単に祝う動機付け(イベント)なのか。

女性は記念日には細かいということでこれを忘れると薄情者としてののしられることになるのですけど、果たして何を祝ってそれに対しておめでとうと言って欲しいのかとなるとよくわかんないでさあね。野郎同士は大体が年齢を重ねた事に対してあっさり目出度いで済むんですけど。女性に対しては個人差はあろうかとは思いますが幾つまで歳を重ねることを寿げ(ことほげ)ばいいのやら。

とまあ、わからないままおめでとうを放ってる私です。無論面と向かって私はこう祝って欲しいと言う人なぞ現われることはないのでしょうけど。

で、話し戻しますけどこのドラマ途中の何気ないセリフに成程なあといつも感心するんですが何故か決めのセリフというか先生ついてきます!と生徒に言わしめるヤマ場では成程感が薄い気がしてきます。養女になってからこのかたずうっと顔を描けない状態が続いたのを打破すべく行動が、ヘルプの声にきっちり反応してレスキューする。そして放つ救いの言葉が誕生日おめでとう。誕生日は生まれた日を祝うものでなく両親と子供が始めてであった記念の日なんだという教え。

申しておられる事についてはなんの異論もないのですけど、これで十数年間積み上げられた心の壁を壊すことがホントに出来るんかいなという疑問が湧きますです。こういう家庭不和でのよくある解決策のパターンなら、

その1、「どこほっつき歩いてたんだ心配したんだぞ!」と言って本気で殴る。その真剣度に目覚めるかのように「ごめんなさい」と呟く子供。

その2、ポーズで自殺を図るも誤って本当に傷を負って生死を彷徨ってしまう。そして気づくと病院のベッドで寝ていて、どうやって死なずに済んだかというと親の内臓を分けて貰って九死に一生を得て「あいがとう」。これで血の繋がった親子となって災い転じて福となした。

ってな感じですけんど。さすがにそれは打破してる冒険心を感じますけど見事決まったというような完成度には感じられませんでした。もちろん私なんかに打破する策など思いつきもしませんが。

でもあれですよね、こういうSOSを感知して反応出来るのは先生しかいないわけですからおそらく今までずっとSOS出しててようやく出会えたというのは幸せなことでもありますわな。これが同級生だったらたとえ感知したとしても、他人に救いを求めてるなんて甘えてるんじゃないの?みんな多かれ少なかれ苦しみを背負って生きてきてそれでも自分で解決してきてるんだからあんただけ人にすがるのは卑怯で根性なしだよと言いそう。社会に入れば脱落してく者なぞよくいる光景であいつ悩んでるなと感知したとしても仕事の成果を求める為に集まった集団ですし代わりはいるのですからこりゃ駄目だなで済まされてしまう。親とか家族は近すぎていえないことの方が多いし。悩むのは学生時代というのは正解だとは思いますです。やり直しもへったくれもないですからねまだこれからと云うかこの後ですからホントの人生は。

最後の北乃さんのナレーションは何かを予感させる雰囲気出ててよかったです。はたして誰が「死」と向き合うことになるんでしょうか。それは事故か故意か自殺かというのも含めて余韻たっぷりでした。

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2・2008年のテレビドラマ」カテゴリの記事

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