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太陽と海の教室第5回

あんどーなつも太陽と海の教室もリアルタイムでは観れなくて録画した奴を観ているのですが、さて、どっちを先に観たいかと言う欲望のままに見る順番決めるとこちらを選ぶ私です。やっぱ若さに惹かれるのかしらむ。まあ青臭い部分はありますけど今回は面白かったです。谷村美月さんてこういう月明かりの中が映えるかのような内面的葛藤の表現させたらはまる人だとつくづく思いましたです。言葉は悪いですが不憫だけど一途こそが報われなくても幸せというのが似合うなと。今回は無事一件落着でしたけど。どうも「魍魎の匣」の儚さとわたしたちの教科書の法廷でのシーンの印象引きづったままなんでしょうか私。

先週の文学的なほどの情緒的な恋を演じていた二人からのお話し。

のっけから、なんで無駄でしかない知識を詰め込む勉強をしなければならないかという深淵なる問いかけ。わかっちゃいるけどやめられないという皆してるから自分もしなくちゃ落ち着かないという群集心理からみんな勉強してるんでしょうけど。具体的な進路があってその為に有益な知識を習得するならいざ知らず。

自分がなりたいものがただの妄想なのか現実可能なのかというよりもなにになりたいという目標すら掴めずに、とりあえずなにかと有利な大学へという公式なんでしょうな。自分の将来を先延ばししてるだけで何の解決にもなっていないのは確かです。オリンピックに出るにしても芸能人になるとしてもそういう人達は才能を認められるということもありますけど早くからこの道と決めて生きてく結論を導き出してる人達でしょう。結論(道決める)を先延ばしにすればするほど遅れると言うハンディを背負うことになるのではないのでしょうか。

人によっては目標(成績)に向かって努力精進する経験こそが重要なのだとのたまうこともあり。それも否定する根拠はございません。

はてさて櫻井先生(織田さん)はその批判ではない疑問にどう応えるのでしょうか。答えるのではなく応える。こういうのは自分で見つけないと実にならないものですから。

理事長(小日向さん)は「学校は現実にあわせるための場」社会が学歴重視である限り将来の選択肢を増やすことが出来るために良い大学に送り出そうとするのは間違ってはいない話です。

本当のことを知ってしまった羽菜(谷村さん)は学年トップという本当に賢い人のようで。しかし知った(悟った)動機というのが動悸の高鳴りというのはなんざんしょ。ひとつしか選ばないというのはそこまで純粋じゃ生きてけませんてマジな話し。所詮妥協と協調の連続ですから。想いのままに生きてく野生児は駆逐されますって。周りの環境からの抑圧(制限)と自身の可能性への挑戦は必ずしも一致するものではありませんし。

とかなんとかいっときながら、好きになった相手(冨浦さん)は小市民。恋は腫れ物所詮一時の気の迷いか。冷静に考えれば想いを受け止めてくれる器量なしという感じ。それにしても極端な描き方でしたあの態度の変わり方は。ま、ドラマとしては非常に分かりやすくて。爽やかな笑顔だけど鼻毛が出てるとか朝起きたむくみのある顔なのににこやかにいつもどおりとかと一緒なんでしょうか。まあ相手に過度の期待を持ってるってことで一緒なんでしょうね。

それでもそこはドラマ、きちんと翻意して仲直りしてられました。いくらでもやり直せる年代ということなんでしょうか。無為に過ごした私へのあてつけと取れなくもないとこですな。

で、櫻井先生の応えはどうだったかというと「ハチドリの一滴」。いやあ聞き入ってしまいました。こんな説得力があって押し付けがましくなく心に沁みる長セリフびしっと決めれる「織田裕二」スゲエ!とゾクゾクしてしまいましたです。兄貴分という立ち位置はホント安心して観てられます。同じ目線だけど年齢が上の分生徒よりも先を行ってるって感じでしょうか。これで生徒がタメ口なんか利いたらなめられてるってことになって白けるんですけど。そこはきちんと迫力出てますから。

「宝物」の為に「99%の無駄を厭わない」辺りはちと理想論というか目的意識(なにになりたいのか)の欠如の迷走する者にも勇気を与えてしまうのでどうかなとは思いますが、実際目の前で講釈ぶたれたら多分感激してしまうんだろうなという勢いでありました。「宝」ならどんなもんでも追いかけることもええじゃないかといってるようでもあり、明確に「宝」とはなんぞやという理屈が欲しかったとこではあります。ビジョンを持たないことには求める旅にも出られないんじゃないかと。せめて未来予想図は欲しいですな。

さすがにええ歳になるとかように鵜呑みにする事は出来ませんですが、この時代に出会ってたら間違いなく感化される大人であることは間違いないとこです。後はお前たちが自分で考えろって突き放し方がでさっぱり風味で義理人情に過激に走らない(適当な距離を置く)とこがアメリカンで好みの分かれるとこかもしれませんが台風の目というか修復・補修するんじゃなく一度壊してから再生する感じは爽快ではあります。

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