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正義の味方第5話

水曜日は結構帰るのが楽しみです。その理由のひとつがこのドラマ。妹とお父さんのお互い苦労が絶えないねえというお互い様な関係が魅力なんですが、今回はお姉ちゃん(山田さん)ががんこ百面相ぶりを発揮されていて見応えありました。百面はオーバーとしても一体何面相だったんでしょうか。ノーマルな状態が熊子(志田さん)といる時だとすると猫かぶり(お役所内)・お澄まし(良川と逢っている時)・絶望(空虚)(振られた時)・憤怒(結婚式場の予約にまつわる際)・悪魔(結婚式)などなど。特に結婚式の誓いのキッス辺りの悪魔のようなえげつなさの表情は愉しかったです。ホント良川(向井さん)が餌に見えました。

これだけ起伏が激しいともちろん現実だったらとてもじゃないけどついていけそうにもないところですが、そこはコメディ。キャラとして十分立ってるし、なによりも観てて愉しい。本格派と呼ばれる役者さんがもしこの役演じたら別人格の集合体みたいな印象を受けかねない位の振幅した情緒表現を破綻することなく槇子というひとりの人間として違和感なく見れるのは基本男っぽい(そう見える)山田さんだからこそという感じです。まさに降臨という感じです。でもたくあん音立ててかじる辺りはとても庶民的で、玉の輿という上昇志向は凄まじいものがあっても別にそこ(普段の今の生活)から脱却したそうでもない不思議ちゃんという見てて楽しいキャラです。

それにしても今回のオチは意外な展開でした。お父さんの涙にほだされててっきりというか当然二人で旅立つものだと思ってたんで。まさか帰りを待つ展開になるとはという感想です。冷静に考えれば亭主元気で留守がいい訳ですから槇子の性格からすればベストな選択なのですが、リアルに繋がり考えればあれだけ周りが驚いたとこみると身の回りのもの整理してた筈だろうし仕事寿退職したであろうしと突っ込みどころ満載ですが、久方振りにオチに驚いたのでまあいいかあという感じです。お父さん(佐野さん)の娘を送る父親の涙についウルウルきてただけに余計インパクトがありました。

このドラマ私はホームコメディだと思ってるのでこの展開(欠けることなく4人で)はおいいしいとこではありますが。どこがそう思わせるかというと、晩御飯は皆揃って食べる。各部屋にテレビがある訳じゃなくお茶の間だけにある。なんのかんの言っても仲がいい。姉が妹悪魔の如き仕打ちをするにも親に見つからぬよう隠れてこそこそなぞせず誰が居ようとお構い無しにこき使う正々堂々さが心地よくもあります。役割分担が決まっているようですわという時のお父さんと妹の慌てぶりとお母さんとお姉ちゃんの豪胆の対比が面白く、しかも豪胆の二人は後ろにデンと控えて実際動きまわるのはあわてんぼう二人という鵜飼いの構図。良川のご両親が挨拶に来た時のシーンが面白かったです。まあ雨降って地固まるじゃないですけど、一度はお姉ちゃんがいないと淋しい妹というものを見ておきたいところではありますが。

他にも見所としては、山田優さんの華麗なるファッションを愛でるのも当然の醍醐味でありますが、志田未来さんの意外な原色みたいな先週の青といい今回の蛍光色のような黄緑といったようなインパクトのある色使いの服着てても違和感がないところも結構愉しめるところです。若くないと無理ですから等身大って感じが増しますです。水着のシーンは3人共幾分ババ臭く(又は小学生みたく)映りましたが普段の生活からは口で(ブログで)言うほど悲壮感がある訳でなくむしろ人生謳歌してる感があって観てて明るくなれますです。

で、主題?の今回の「正義」ですが、結婚詐欺だろうなと踏んでたらやっぱそう言う展開でした。あんな後ろの駄弁り話しで翻意するなんて嘘くさいとは思いましたしありがとうと挨拶にくるほどでもねえだろうとも思いますし。インパクトは薄かったです。詐欺師に面と向かって「何度か別の式場で他の人とご一緒されてるのお見かけしましたよね。」くらいのはったりかまして結婚延期という気にさせるくらいの方がインパクトあった気がしますです。第1話で弁当かっさらっていった野郎に腹いせで嘘かまして警察に通報したこともある槇子ですからそれくらいしてもありえそうな気がします。

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