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太陽と海の教室第4回

唐突にビーチボール大会への参加を募る。これはまあこの先生なら十分ありうる能天気とも見える提案なのですけど、それに手を挙げる生徒がぶっ飛んでるというか想定外(指大事な音楽家の卵)の生徒であったことから始まる騒動かと最初思いまして。しかも予想通りというかお約束の展開で手に怪我を負うということになる。さあどうしてくれるんだ櫻井先生(織田さん)諸々という王道というか熱血先生ものではありふれた展開かと。

ところが、気分転換のつもりで手を挙げたのかと思いきや、手の怪我は口実であって、その行動の真意は周りの大人からの期待という抑圧に押しつぶされての負の退避行動であったという展開。本人からすれば渡りに舟の格好の口実であったというのはいいように利用された櫻井先生ということでありまして。人のせいにして自分の尊厳と建前を守るという逃げるにしても囮を犠牲にしてというとても後ろめたい逃げ方ではあります。

それを彼女?に見透かされて解説までされて、観念するかと普通思うところをまだ往生際悪くガラスに拳をぶつけ、何事かと駆けつけたら「こいつらに突き飛ばされました。」と嘘の申告かまして、心の根腐れ様は半端じゃなさそうです。しかもそれを真に受けて物事を複雑にする輩の存在もあって恋と逃避と抑圧の解放と自尊心とが複雑に絡み合ったややこしい展開になってました。

この時点でどうやって解きほぐすんだろうかと想定してみたんですが、そんな厭なら芸大いくの辞めりゃいいじゃんくらいしか思いつきませんでした。そしたら櫻井先生のお裁きは「逃げればいい」。やっぱ芸大やんぴでええじゃないかと言うことかと。そしたら「でも逃げちゃいけない時もある。」とな。その講釈はなんかよく分かりませんでしたけど、画は綺麗でしたねえとても。朝焼けが映ってなかったのは残念でしたけど。

まあそれにしてもこんだけ手練(てだれ)の役者さんこらしょと揃えるともう彼らをそれぞれ描くだけで、たとえその回のテーマと関係ないことしていても群像劇として奥行きが増すようですな。どこを切っても金太郎じゃないですけどどこの切り口からでも物語が紡げそうな贅沢さを感じますです。「恋」というワードで色んな二人の関係を描いてみたりと成長の度合いを周りと比べてしまうお年頃とか。

下手こくとそれぞれの上っ面だけか又はストーリーの展開上において便利なキャラをその都度使いまわしして終わりかねない惧れもある訳ですが、それは脚本家さんの腕によるものであって役者さんのせいではないのでしょうからこれからも元気にはしゃぎまくって欲しいとこではありますです。

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