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*うわっかあ

上の方(表面)と言う意味「上の側」が「うわっかわ」になり「うわっかあ」にまで変化して訛ったと考えられる。

「うわっつら」という共通語の言い方もあるがこちらは多分物の表面と言う以外にうわべという意味合いも強くなるのでニュアンスは異なる。遠州弁の「うわっかあ」にはうわべという意味はない。

注意すべき点は裏側を「うらっかあ」と言うので聞き間違いしやすい場合がある。

例文1

「ちゃんとうわっかあの灰汁とっとかんと味落ちるにい。」

  (きちんと表面の灰汁とらないと味が落ちるからね。)

「下の方のこどんでるでるのはなんもせんでええだか?」

  (底の方に沈殿してるのは何もしなくていいの?)

「特にいぜらんでも焦げにゃあええよ。」

  (焦げなければ特に気にしなくていいよ。)

例文2

「うわっかあに焦げ目んついたら裏っかあもおんなしように火い通すだあれ。」

  (表面に焦げ目がついたら裏返して同じように焼くんですよ。)

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1-2・遠州弁う行」カテゴリの記事

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