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正義の味方第1話

志田未来さんは映画「雨鱒の川」と「わたしたちの教科書」くらいしか拝見していないので余り知らないという部類の範疇の役者さんです。なので、何かに抗うというか立ち向かう人という決めつけが私の意識の中にあるのかもしれませんです。

で、まあ今回もそういう意味じゃぶっとんだ姉に虐げられても明るく生きるというなんとなくな運命に抵抗する役と言えなくも無いのですからイメージのままと言えば言えるのですが。それにしてははっちゃけ具合がもうコントの領域かと錯覚してしまうほど弾けてますです。なんでもやるお方なんだなとびっくりした次第で。髪は決まらずボサボサで変顔はされるしと許容量のあるとこは凄いです。それにしてもなにげない仕草とかホント上手い方なんですねえ物凄い自然で。私の知り合いが志田さん出とらすドラマなんで観ないんだと不思議がられてたんですけど、なるほど確かに存在感ありますです。

始まりはブログ風でなんとなしに「鬼嫁日記」を彷彿とさせる展開に思えました。それにしてもめげないと言うか明るいと言うか順応してるというか、こんだけ出来のいい姉と恒に比べられてしかも悪魔と暮らしてる凄い状況にあるのに悲壮感がこれっぽちもないえらく前向きな印象を受けよくぞと感心しますです。よくひねくれたりせず真っ直ぐに育ってるものよと感心するばかりですが、ご両親のおおらかさが救いの源なのでしょうか。

ご両親といえば佐野史郎さんが能天気な人間辛抱だが信条の父親役されるなんて私の勉強不足のせいかもしれませんが今までありましたっけ?ご陽気とか闊達な役とかはたまにお見かけするんですが、そういうのとは少し違ったほんわか系でなんか新鮮です。田中好子さんはまんまでこの夫婦からどうすればこんなお姉ちゃんが生まれ育つのか、鳶が鷹を産んだということなのでしょうか。お父さんは相当無理してお母さんと結婚できたらしいのでお姉ちゃんがお母さん似で妹がお父さん似ということなんでしょうね。

お姉ちゃんの山田優さんですが、問答無用のはまり役みたいです。グルメで仕事中に爪を気にするほどのファッションにもうるさそうなそうなお方がなんでこんな一般家庭に鎮座ましましてるのか不思議ではありますが(高級マンションに住んでそうなイメージ)この世間離れした存在感はさすがです。しかも見苦しくないというか厭味に感じない。サバサバした雰囲気がいいんでしょうね。

この家族何故か仲がいい。妹がなにかと肩身が狭いにも拘らず奔放に生きてる風に映るとこがミソなんでしょうね。お姉ちゃんも妹の弱みを握って言うことに従わせるのではなく明晰な頭脳から発する言いくるめが見事で自主的にというか妹もある意味納得の上で動いてるみたいでした。休みの日にランニングに連れ出すときの説得してる様観てそう思いましたです。確かに他人から見れば仲のいい姉妹に見えますわな。なんて思ってたら弁当買いに行かせるのに過去の話し事細かに持ち出してちくちくやる様はやっぱ弱みを握ってやる陰湿さが垣間見えました。あまりこういう形は見ていて気持ちよくないので屁理屈でいいくるめる悪知恵の頭が働くお姉ちゃんであって欲しいところではありますです。

それにしても志田さん、人間の一面誇張一発必中タイプではなく、緊張と弛緩の出し入れが自由でなおかつ強弱に無理が無いという自然ながらも多面的な人間性を表現できる私の好きなタイプの役者さんだと言うことが分かったようでまさに瓢箪から駒です。山田優さんが出とらすで一応見とこうかと思った程度で期待してなかったんですが毎週観る事になりそうです。

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