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コード・ブルーその4(第4話)

停滞と沈鬱。主人公達が成長しドクターヘリに近づく前進を描いたというよりも、負の処理の対応に苦悩する回のように映りました。

*空きベッドの確保。確かに限られたスペースである以上機能を維持管理することは医療といえども当然のことでしょうが、その加減とか説得の仕方によっては追い出されたと受け取られかねないのも人情というものでしんどい話しです。当初業務を言い渡された時の空きベッド数は3。それが外来からかまって欲しい病の人・救急車で搬送されたAMIのショックとかいう患者さん・その治療の際に一名患者発生・そしてヘリで搬送された患者が一人と減らすどころか満杯状態。はてさて藍沢(山下さん)の手腕は如何に。。映ってただけで処置した患者さんは1日目は4名2日目は1名。その内2日目の患者さんは処置後別の病院へ搬送で入院無し。1日目は4人なので1個ベッドが足りなくなる筈ですけど救急車で運ばれた患者さんは入院しなかったってことなんでしょうか。ということなんですけど結局は藤川(浅利さん)の母親に付き合わされて思うように動けなかったってことになるんでしょうか

*告知。医学は万能ではない。それはそうですけどそういう達観した思いに至る道のりはしんどそうです。普段高ビーで勝気な負けず嫌いの性格の緋山(戸田さん)なだけに医者の限界と直面して思い悩みへこむ様と告知を言い出せない躊躇感は明るい未来が想像できないだけに確かにへこむよなあと共鳴しましたです。最後は完全に自分の中で整理できないまま告知をして大人達の助けを借りることなく全うしてやはり強い人だと思いましたが馴れるしかないことなのでしょうか。吐き出す先がないとなるとストレスで潰れるのが先か場数踏んで順応するが先かというのは医者もサラリーマンも同じと言うことなんでしょうね。なににせよ家族に来いと説教したり弁護士さんと渡り合ったりといつもははっきりものをいう緋山がこのことに関してはなぜこうも思い悩んで躊躇したのか。無事を喜ぶ友人や家族の笑顔を見てしまったせいなのか理不尽なことをなす術もなく受け入れなければならないという「負けた」みたいな感情になったせいなのか。明確に本人がそのことについて言葉を発していないのでどうとでも取れるような感じに映りました。

*偽の病。心の病なのでしょうがお門違いということなのでしょう、精神科へ行けということでしょうけど。それにしても不安気な悩める表情が画になるのは新垣さん同年代の中では群を抜いてるんじゃ思える程説得力ありますです。戸田さんも今回告知で悩んでおられますが身が焦がれる勢いの切なさが勝って見てられない切実さの説得力がありますです。質が違うと言うか新垣さんの場合頑張れと応援したくなるタイプと言う表現でお茶を濁しときますですが画になるというか暫く見ていたい感じになりますです。脱線しましたがかまって貰いたいからというのは最近なんかよく聞くキーワードでおます。あちらは誰でもよかったと他人を傷つけ、こちらは自分を傷つけと結果は異なれど動機が似通ってると言う風に感じられてあのまま病院後にさせていいのかと思っちゃいました。何かの拍子で傷つける相手が自分から他人へと変化するんじゃないのかという勘繰りなんですがそんなことには絶対ならないのでしょうか。大分怖いお話しに思いました。

*家族(生い立ち)と今の自分。父兄参観でさえ厭だった私としては職場に親が来てしかも様子を見に来て周りに聞きまくるというのはどうにも好きくありません。ドラマの展開としてはこの一件で周りの見る目が多少変わったという方向になっているのですがこれに関しては息子の気持ちに同調いたします。周りから孤立無縁で四面楚歌の状態にいる中で唯一どんな時にも信じてくれる親の愛情に涙するのは頭では理解できてもこんなのアリなのかなあと思う不届き者な私です。それにしても浅利さん適役です。調子こいて浮かれてる時はぶっさぐりたく(叩きたく)なりますし落ち込んでてもから元気で陽気に振舞うも魂胆見え見えですし親の迷惑に嫌がる様も同調できますし。自分がこうなってないかもしそうだったら悔い改めなくてはと思わせるキャラを見事に無理なく表現されてます。

これは嵐の前の静けさという趣(前兆)なのでしょうか。そう感じられたお医者さんの日常を描いた回に思えました。

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2・2008年のテレビドラマ」カテゴリの記事

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