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あんどーなつその3

江戸の下町風情が描かれていて心地いいです。お客さんがお帰りになる時になつが暖簾を捲り上げてお送りするちょっとした気遣いとか。男やもめが腰痛めれば隣近所が世話を焼く。

まあ他人様(よそさま)がいつ来ても恥ずかしくないような部屋の片付け心がけとかの小奇麗さが必要となるなんでずぼらな私では棲めない場所ではありますが。ホント肩寄せ合って生きてる空気感が眩しいです。眩しすぎてお天道様の光まで真っ白に見えまさあれ。

あといいなあと思えたのは子供を周りの大人が老若男女関わらずきちんと見てるってとこでしょうかねえ。しかもその距離感が親でも兄弟でもない近過ぎない距離感で言えない事でも言ってしまえる様な絶妙な間を感じます。歳相応の判断から受け答えをしてくれる大人達の存在は悪さしてもばれるし不満の捌け口でもあるし、日本古来の子供は皆で守り育てる文化がまだ息づいてるんだと思うと、息苦しい時もあるだろうけどいいなあと思いますです。

劇中のナレーションで「いつだって誰かが見ていてくれるんです。ここでは。」という言葉に凝縮されてる肩寄せ合う事のありがたさが沁みますです。

お猿の一件は、嘘から出た真?いやいや信じるものは救われる?まあ、知らぬが仏という手もあるか。

お菓子作り成長記のドラマというよりも江戸風情を慈しむ方向のようで。良いお菓子を作るには食してくれる人達の心を知るが優先と言う展開かもしれませんですがこの方が私の好みではあります。ただ私こしあんの均等な甘さよりつぶあんの不均等な荒さの方が好きなんで今回みたく子供の想い、職人の苦悩、お茶の世界への誘いとか色んな事が同時期に起こるそれぞれの味わいを見せて欲しいです。ひとつのことについてみんなが同じ方向向いて動くシンプルさはどうも苦手なので。理想はてんでばらばらなことを各自想い動いていても最後無事丸く収まるみたいなのがいいんですけどね。そういう意味では猿のお話しは乙でした。

尾美さんが髪を短くされたせいか幾分お痩せになられた風に見えてお仕事大変なのかなとも余計な勘繰りで気になったりもしますが、観甲斐のあるドラマです。拾ったものは無闇に口にするなと言われますが左程期待してなかったこの拾い物は「甘くない」けど味が深そうで美味しいです。

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2・2008年のテレビドラマ」カテゴリの記事

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