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*~てんで

~してないでという意味。特に遠州独特ではなかろうが一応記載。「ない」という打消しの表現が「ん」に変わるのは遠州弁の特徴ではあるが。

というのでという意味。これも特に遠州独特ではなかろうが二応記載。「あいつが行くってんで『いいんじゃない?』っつったった。」(あいつが行くというから『いいんじゃないの?』と言ってやった。)

江戸弁の「がってんでぇ」(承知)とは当然違う。「てんで駄目」とかいうまるっきりというのとも当然違う。

例文

「やあ、くっちゃべってんでちゃっと行けよお。」

  (ほら、余計なおしゃべりしてないで早く行って。)

「うっさいい。今行かすかと思ってったじゃんかあ。いちいちいわんだって分かってるっつうの。こうるさいやあ。」

  (なんだよーもう。今行こうとしてたところ。くどく言わなくても分かってるって。)

「そう思ってすならとっとと行けやあ。」

  (そう思ってるなら直ぐ行ってよ。)

「行く気でいたけどお前行けってんでほいほい従ったと思われるの嫌だで行く気なくした。」

  (行く気でいたけどお前に行けって言われてホイホイ従ったって思われるのが嫌で行く気がなくなった。)

「ガキじゃあるまいし何くだらん事こいてるだあ。」

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