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キミ犯人じゃないよね?その8

ドラマからは脱線した話しから。役者さんのせいというのではないのですが、いつもの如く「持ってかれた」宇田川の鼻の下を伸ばした様を見て呆れて思わず発した言葉(セリフ)が気になりましたです。

「死ね」と言う表現。実際にこの表現を浴びて悩んでおられる方が沢山いる現実を想うと愛情表現の裏返しとして劇中では発せられていて問題ないとは言え、テレビで使うにはその影響力を考えると時期的にどうかなという疑問は生じますです。

「キミ犯」の前にやっていた「未来講師」では「地獄さ堕ちろ」と言う表現にざらつき感を憶えたんですが、今にして想えば「死ね」という表現にたいするアンチテーゼだったのかなとその言葉の深さを感じたりもしますです。ちなみに私だったら「ばちがあたれ」という表現が好みですけど。存在を否定するのではなく悔い改めよという感情的表現が勢力を拡大してもらえば少しは生きてても気が楽になると思うんですけど。

いずれにせよ排除を意味するこの言葉は今はテレビで氾濫して不用意に使って欲しくない自重を期待したい表現です。

とまあ脱線はここまでで本編の感想ですけんど、犯人は判ってる。だけど犯行の手口が判らない。最後の決め台詞こいてから犯人を追い詰める講釈聞くまで判りませんでした。謎解きと言う意味では私の知能では犯人を追い詰めることが出来ずじまいでした。なので謎解きについては面白かったのですが他の事に注意が行ってしまい迷走して見てた感じです。

それは、天才女流棋士という設定。ホントかいなと疑ってましたです。だってとても強そうに見えなかったですもの。絶対なんかインチキして今の地位にのし上がったに違いないなんて思えてしまってそのインチキの裏を被害者に知られたために殺害したに違いないと思い込んで見てたんです。才もないのに親が偉大すぎたゆえの比較され続けられた不幸から嘘に嘘を積み重ねた分無理しなければならなくてそれが堰を切るように破綻というか破滅したんじゃないのかと。結果として大きく外れてはいないんですが、ドラマでは過去(スランプの時)だけインチキで今は天賦の才が花開いていることになっていましたです。

ホントの逸材で先の先をホントに読んでる性格だと思って見てるのと、そう装って行動してると思って見るのとでは随分と違いますから。そういう意味でずっと勘違いしたまま見てました。具体的にどこがどう見えなかったのかとはいえないんですがひとつの事に邁進する求道者の雰囲気が感じられなかったせいなんでしょうか。生活する上でも先の先を読む性格という設定は提示されてたんですけど極めてる空気感が漂ってはこなかったです。

完璧なアリバイ崩しを妙とした回ではなから犯人決めうちでしたけど私はどこで犯人の別の意味の嘘が破綻するんだろうと結果誤った観点で見てしまいました。ま、これはこれでひっかかったってことで見事たばかられたということではありますが。あえてこういう騙され方にはまる奴がいると想定しての天才棋士のお芝居だとしたらすげえなと。

今回も画がキレイなとこありましたですねえ。圧倒的な富士山は見事でした。将棋指してたお部屋もマジ格式ありそうな雰囲気ありましたです。格式ありすぎてロケで汚さないようになんか黄金色の敷物ひいてるのかと勘繰るほどでした。

展開とは離れるんですけど妹が出てくるシーンはなんかほんわかしますです。家にいるんだというかくつろいだ空気感が心地いいです。そういうTPOに合わせた芝居の変化がつけれるしほりんはさりげなくやっぱうまいなあと。これが妹じゃなくシェアハウスじゃないけど田舎から一緒に上京してきた仲良しの友達ン家に居候してる設定でその友人役がユイカだったらもっとおもしろそうなのになあと妄想したりもしますです。

第一話の頃から引っ張っている小さい頃の断片化した記憶。すこしづつ解き明かされて来てますがこれがどう関わってくるのでしょうか。どこか廃屋のような工場のようなところで椅子に座らされて縛られている。目の前にはおもちゃがあり遠くの方では大人がなにか護身用の凶器を手にしている。なにか揉み合っていて争っているのであろうか。少なくとも犯罪っぽい匂いはするのですがこれがどう今と繋がるんでしょうかねえ。あまりにもギャグに走ってる警察を見てるとそんな深刻な展開にいくとはとても思えませんですが、もしそうなったら「おお~!」ですな。

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