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甦る日本映画黄金期

最後には上手く映画の番宣に転換されていて、そういう操作は見事だなあと思いましたが、やっぱ広末さん観ちゃいますよねえどうしても。

なのでどちらかといえば、映画の黄金期を時代背景とした女性の社会進出奮闘記という側面で観てました。この時代には私まだ生まれてませんから当然当時のことなぞ知る由もございませんので、特に感慨もなにもありませんのであしからず。

三人の巨匠の作品は、黒澤作品は中央劇場での名作豪華三本立て500円とかで映画館で観たことありますし、影武者とかは封切り当時に観てますです。小津・溝口作品についてはDVDとNHKの衛星放送で観ておりますです。全部の作品を見てる訳ではないのですが番組で紹介されてた巨匠三人の作品は上っ面かもしれませんが一応観てますです。一応というのは主人公(広末さん)ほど私は深く理解できてないということで。立場的には新米社員と同じ目線でフーンです。

しかしなにしろ巨匠ですから他の色んなとこでもっと詳しく「語る」番組や出版物見聞きしてますんで、この番組はとても初心者向けに判り易い説明されておられたような印象でした。下手に役者さんが監督そのものを演じてその監督に主人公が直訴(インタビュー)するみたいな展開じゃなくて、そのスタッフからの搦め手のような感じで監督像を示したところは良かったですね。監督の偉大さが天上界におられる人のようで記者ごときが気軽には近づけない荘厳さを醸し出しているみたいでよかったです。それにしても「田中絹代」を若い世代は知らないかもというのは信じられない話しです。それだけ映画は流行品で文化ではないということなのかという想いです。まあ巨匠入門ということでありましょうが私みたいな知ったつもりのえせ映画ファンにとってもへ~ボタン押すような楽しめた番組でありました。こういうナレーションというかナビゲーターさせたら草ナギさんほんと上手いです。つい聞き入っちゃいますです。

で、最初に戻って広末さんの話しですが、まず思ったのはあんな髪長かったっけ?初めて見た様な気がしましたです。もちろん追っかけしてる訳ではないので最近はあれくらい伸ばされていたのかもしれませんし、撮影用にカツラつけられてるのかもしれませんけど。でもなんかね、元気はつらつショートでボーイッシュのイメージが強すぎて途中の記憶がぶっ飛んでるのかなと思って、こりゃ最近のお仕事振り返らんと。で、そういやあ浜田さんが学校の先生役やられたドラマに出たおられたっけなあとチェックし直したら、これほどではないけど大分長かったのでそうなのかと。イメージ的に長い髪はとても落ち着いた印象を受けるのは正解だなと思いましたです。

犬堂監督の愛と死を見つめてのリメイクとかでもそうなんですが、最近では決して幸福ではない人生を歩んでる(最後更生するしないは別として)役が多いイメージが固まりつつある中で今回も「でも負けない」役を演じておられました。基本やはり堪える逞しさを感じさせてくれる方なのでこういう役は安心してみていられます。これで怒るお芝居とかが感情的にではなく理屈的にも見える芝居の使い分けを素人にも分かるようにされれば喜怒哀楽表現が満遍なくこなせる方なのかなと思ったりもしますです。母親でもあらせられるから母親的な人に対する優しさとかも加算されてアイドル並の扱いされてた頃より格段に幅を感じさせてもくれますので安定した活躍を期待したいところです。

それにしてもドラマとしてみると初めての読者の獲得からその後がえらく遠い先までワープしていて主人公が記者として認められたのかどうかなぞ一切描かれていなくてなんか消化不良的なとこは感じましたです。

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