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パズルその9(PIECE7)

今回の素朴な疑問。眼鏡は?伊達だったのか?日帰りのつもりだったのかお決まりの重そうなトランクは今回無し?学校の授業では眼鏡してたけど職員室ではしてなんだ。先週までは学校にいるときゃしてたのにねということ。

この回は兎にも角にも風間杜夫さんありきの展開でした。落語家としての喋りも達者で尚且つ重要な人物としての謎めいた存在のお芝居と、両方兼ね備えておらるる方はそうはおりませんでしょう。私の記憶が確かなら風間さんは実際に落語での寄席ご出演をばなされておられる玄人はだしのお方。さもありなんという感じです。下手うったら自分も危ないという緊張感があって、しかも人が死んだのに落語を続ける異様さも腹に一物の覚悟が見えたりして。

ネタバレもへったくれも無いですけど、犯行を為すにおいて芸で人を操ることが出来なくてはならぬことになっており、観てる方が確かにと相槌打てるくらいに一席ぶってもらわないと非常に嘘くさいお話しになってしまいますから。今回の重要なポイントで饅頭食べたくなる・お茶をすすりたくなるという落語のテクニック、風間さん本気で上手いなあとぞ思いけり。あえて不満を述べればもうちょっと落語をみたかったなあと。

「パズル」基本は密室というか限られたエリアで知恵比べ。携帯はNG。私なんかなんとも思わないのですが、携帯当然で生活してる世代からすればどう思えるんでしょうかねえ気になるところです。でも良く練られた展開で頭が爆ぜそうなくらい上手い具合に入り乱れていて何度か見直さないと感想書けませんでした。勘違いというか見事に騙されて観てたものですから、それぞれの思惑を知った上でここで騙されたのかぁとかチェックしとかないと訳わからない文章になりそうで。そう思って観てみると色々と矛盾にならぬような配慮が垣間見られてすげえなあと感じましたです。一之助兄さんがなんかあると高座に座って喋るとことか。

お話しを整理してみると、立場の異なるもの約4種類。ひとつは復讐せんがためのもの。ひとつは目的を達成せんがためのもの。ひとつは落語を聴きに来たもの。ひとつは証人にされんとするもの。

師匠を殺してまで欲しかった宝であるがいざ手に入れたら分配しようがない使えるものはただ一人と言う代物。必然的に使用を巡って争いが起きてしまう。そんな時に聴けば死人が出ると言う呪いのこもった落語を披露すると言う話しが湧いて出てくる。これ幸いにとライバルの殺害を謀るサバイバルという事件。これは目的を達成せんがためのもののお話し。

師匠の死は自殺ではなく殺されたのだとて、師匠の無念を晴らさんがために立ち上がらんと仇討ち相手をこの場にと呼び込んで一世一代の仕掛け落語を返り血を浴びようとも放つ覚悟にてこの場に臨み見事本懐を遂げると言うお話し。

犯人というか殺人者が幾人も存在してるからややこしい話しで、展開としては面白かったのですが、鮎川達は為す術なく単なる現場にいた証人という位置で若干かすんだ存在の内容に思えましたです。

結局誰が犯人かと言ったら自業自得のお宝泥棒だったというオチでおあとがよろしいかと。

疑問

今村と神崎を誰が何故襲い幽閉したのか。毒草を知られたからといってどうなるわけでもあるまいに。っていうかあそこだけなんで鉄格子されてなかったのか。強引に考えれば毒草を摘みにいかなくてはならなかったから?だけど潰して乾燥させて粉状にするのに時間掛かる筈だから一日でどうなるわけでもないだろうにねえと思っちゃうわけですよ。いずれにせよ殺されなかったとこみると一人殺すも二人殺すもおんなじの一之助さんじゃあなさそうな気はしてますけど、ドラマの展開的に二人が忽然と消えなければならない効果と理由が理解できていない私でありますです。

それにしてもゲスト毎回豪華です。今回は鮎川達は振り回される一方の役でしたがその分お馬鹿なシーンが印象に残ってこういうのもアリで楽しめなくもないなと思いましたです。最後いつもは無駄に貴重な休みを費やしてしまったと生徒追いまくるシーンも天に向かって咆哮するってのも今回なんにも出来なかったってのを表現してるみたいで。この回は特別だったんでしょうか。冷静に考えれば「石原さとみ」に親爺ギャグや小噺させたり、階段昇ってあ~しんどと腰叩いたりの演出してるんだからこのパズルというドラマは「石原さとみ史」の中で異彩を放つ珍品かもしれませんですな。それともこれが評価されてコメディエンヌとしての道が開けるのでしょうか。私テレビドラマのDVDを買うなんてマネはトリックと優しい時間とかほんの少々で滅多に買わないんですが、「パズル」は買いそうな感じはしてますです。そん時は映像特典豪華よりもディレクターズカットみたいなので長めの作品にして出してくれるとありがたいんですけどね。1時間という制約がドラマの面白さを削ってるんじゃないかと思ってるんで。

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