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Aroundo 40 ・ 注文の多いオンナたち その1

とても安定した感じのする作品のイメージを持ちました。登場人物の配置が至れり尽くせりでバランスがいい雰囲気で落ち着いて観れる感じです。

結婚しない宣言しときながら突然結婚に突き進んだりとかいう出来事や本人が全く意識していないにも関わらず禁句めいた発言を作り上げられ変に気を遣われたりする周りの人の腫れ物に触るような女性特有(?)の社会性も嘘くさくなくて落ち着いて観れそうな予感がしますです。ただターゲットがやはり女性に絞られてるのかと勘繰ってしまいそうなくらい女性目線主体で描かれているようにも映って、私なんかが観ていいんだろうかという不安はあります。ドラマの中に出てくる筒井道隆さんの役どころのようなもんで無視されっぱなしになりそうですわ。

観ていいのかというのは別に入浴シーンが結構あって覗きをしてる感覚に陥りそうだと言ってる訳ではありせん。女性的目線において生きてく上での核心をつくようなセリフにドキっとしたりするということです。一例として

「周りに祝福して貰いたいとかじゃなく自分が幸せかどうかが重要。」

「自分はこのままなにも社会に参画せずに生きていていいのだろうか。」

ある意味野郎的にはそういう発想自体生じないことだらけでいちいちそれって何で?どういうこと?って質問したくなるという感覚だと云う事です。特に同窓会で「子供生んでないからじゃない?」というセリフの後一瞬で空気が冷え切った辺りは、家族のために生きてる人間に対して言ってはいけない爆弾を聡子が投げたのか、可哀想だから言わないでおこうと周りが決めた地雷を聡子が自ら踏んじゃったのかというどっちなのか理解できませんでした。

でもそんな彼女達の輪の中に、居ていいんだか悪いんだか無視されまくりの空気みたいな存在の大橋(筒井さん)の店に集まるってことなんだから私みたいなのが観ててもいいのかなと都合よく解釈して暫くはこのドラマ観ようかなと思っております。

後半、藤木直人さんが登場してきてドラマの色がガラリと変わった感じがして来週から違う色味のドラマになるのかなという感覚もあるんですが、初回というか初対面としての印象は悪くないです。

この回では加賀まり子さんと林隆三さんの存在感が光ってました。後妻だったんですね緒方晴子(加賀さん)は。血の繋がりがない分人生の先輩として立派な人らしく家族とうまくやっていけてる賢い人なんですね。説得力ありましたです。なんでええ歳こいていちゃいちゃしてても厭味がないんでしょうか不思議です。

聡子の行動でなんかあると温泉行ってお独り様にふけるっていうのもコミカルでした。確かに冷静にみたら周りの意見じゃないけど幸せそうには見えないですね。あれでご本人満足感に浸れてるわけですのでそういう意味では幸福感と満足感というものは異なるものなのかなと思えたりもします。そこいら辺がこの回のテーマだったんでしょうか。両方手に入れられるものかどちらかひとつを選択しなくてはならないのかという投げ掛けでしょうか。対比の松下さんにも迷いがあるとこみると両方掴むのは難しそうではあります。

リクエストというか鈍感な野郎としては、何故家を出て一人暮らしをしているのかその理由を説明しといて欲しいところです。小姑になるのが厭だからか、上手くいってるとはいえ後妻を貰った父親と一定の距離感が必要なのか、人生設計として自分だけの家を確保したかったからなのか。色々複雑に絡み合ってるんでしょうけど。

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