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パズルその1(PIECE1)

いやあ、面白いですわ。トリック風味だなと感じたらさもありなん、脚本蒔田光治さんなんですね。どうりで謎が凝ってると思いましたです。それをあっさり拍子抜けするくらいサラっと解いちゃう辺りは観ていて気持ちいいですわ。観る側と一緒に悩み考え推理を積み重ねて結論にいたるまでを丁寧に描くのが最近の風潮みたいに思えていたので、周りがお手上げ状態で首を傾げてるところにひょこっとやってきてサラっと解いてくのはなんか粋に映ります。その分お馬鹿な迷走して笑える部分に時間かけられますから愉しいですね。音楽とのマッチングも馴れてくれば状況説明の手助けになってより分かりやすくなってくるんでしょうか。なんか空気感居心地がいいです。リアル系かありえない系だったらまごうことなきありえない系でしょう。なのでもっとぶっとんでもついていけますです。

やはり面白いと思わせる要因はキャラクターでしょうねえ。鮎川(石原さん)が立ってますです。裏表のギャップだけでも笑えるし、苦手と得意の落差もあって決して万能じゃないところがいいんでしょうか。それをサポートというか召使いのごとき扱いを受ける3人衆がいい味だしてて鮎川と組むといいハーモニーを奏でてくれそうです。

多少召使い化していく様が強引な展開だなとは思いましたが、運命というかなるべくしてなったようなナイスポジションという気もするのでぐだぐだ関係性を正当化するのに時間かけるよりこんだけはしょったほうがもさもさ感がなくてよかったかなという印象でした。

まあこんだけ濃いキャラですから犯人ではなくライバル的に対抗というか反抗というか敵対するキャラとか登場させて競わせる(又は邪魔される)くらいの感じが欲しくもなりますです。謎の解明の切れ味がいいので周りの登場人物がどれくらい鮎川の障害になるのかがアクセントになるのでしょうか。鮎川自身そんな善い人だとはお世辞にも見えないんで主人公であろうと多少鮎川にぎゃふんと言わせても苦にならない所はありますです。

それにしても鮎川のキャラ。石原さとみさんがやるから映えるんでしょうか。なんか全てにおいて胡散臭くてしかも無理してる感が垣間見られてそれでいて前進のみの超前向きな強気の性格。とても現実にはありえねえ人格をとてもそうには見えない石原さんがしれっと演ずるからそのギャップが面白いのでしょうか。比喩に若干オヤジ入って恐縮ですが、いかにもと思える人とこんな人がと思える人が、衝撃のヌードってことになったら意外性のほうがそそられますからねえ。

いままでの石原さんの役ってことあるごとに「すいません」と言って手で頭を庇うイメージが強いんですけど今回はそれとは正反対のような役ですから回重ねてこなれてきたらどういう印象に落ち着くのか興味があります。いまのところ意外性が面白いんですけど、「意外」に馴れて「普通」に思えてからが評価というか固まったイメージとしての感想を述べるべきかもしれませんが私は嫌いじゃないですこの矛盾したキャラ。

まとめじゃないですけど、このドラマが愉しいかどうかは3人衆にかかっているような気がします。鮎川はウルトラマンじゃないけど強欲スイッチ入ったらサササっと問題退治しちゃうキャラなんで右往左往パートはこの3人衆が受け持つべきでしょうから。今回見る限りじゃ愉しそうです。ただ犯人の対決と自白(経緯説明)に時間を費やすのは極力短めにして欲しいところであります。ところであの女子3人組は置き去りキャラなんでしょうか。なんかずうっと放置プレーされてるみたいで。ハンバーグ食うかいって感じで毎週こういうのも面白そうではありました。(意味不明ですいません)

蛇足ですが英語のテキストつばつけてページめくるのっていくら30代を表現したといってもいつの時代の30代だよと思いましたです。それだったら立つ時「よいしょ」と声出す方がらしいと思いました。アディダスの三本線にも反応してしまう私も私ですが鮎川の時代キャラが不思議です。

場所というかロケ地が浜松の天竜区と協力場所にありましたが、具体的にどこだという詮索はいたしませんです。それにしても石原さん以前にも小野田少尉のインタビュー番組で天竜に行かれウォーターボーイズでも天竜(厳密には違いますけど)でロケされたりと、案外天竜区近辺によくお越しくださる役者さんです。

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