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斉藤さん第十話

動物の子別れのシーンを見てるみたい。素直に云うとそう思えました。

親交が深いからこそ別れを告げるのが辛いというのは矛盾は感じませんけど正しい事を行うに勇気を振り絞り続けてきた斉藤さんと云うキャラクターらしからぬ振る舞いに思えました。黙って去るよりか最後にパアッとご陽気に出会えたことに感謝するって方が斉藤さんらしい気がするんですけんど。息子にも伝えづらい雰囲気を醸し出すとこ見るとこういうとこが斉藤さんの弱点なんでしょうか。人間っぽいと表現すれば許せる出来事なんでしょうね多分。

ところで斉藤さんの服ってHEROの久利生公平みたいな服に見えるのは気のせいか、正義の味方の着る服はお決まりってことなんでしょうか。

設定年齢が幾つになってるのかはよー知りませんが、いくら一線を画していて尚且つ同級生の母同士とは云え、斉藤さんが三上(高島さん)に対してタメ口きいてるように聞こえて違和感を感じるんですけれどどうなんでせう。年長者には敬意をもって接すというのは斉藤さんの考える正しい事の中には含まれていないのでせうか。だとしたらちと淋しいですわ。立場が同じなら同列と云うのでは人間の一面しか見ていないとも云える訳で生きた分だけ厚みが増すんじゃないのかと思う私には引っかかるところではありました。

いよいよ来週最終回。多聞に嘘くさい設定とも思える展開の中で、ここまで観ててこれたのは、ひとえに役者力によるものでしょう。観月さんの冷静英断なぶれない私心を差し挟まない雰囲気は流石ですし、両極的な役割である高島さんのひたすら賢母に努める立ち振る舞い。その中間で右往左往するミムラさんとのバランスが良くて、お話しの筋が大分強引ではありますがそれを抑えて余りある説得力を感じます。適材適所のキャスティングの勝利か役者さんの力量からすればこんくらい当然なのかは分かりませんけど、とにかくこのお三人の存在感がとても印象に残るドラマです。

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