« *いきなし | トップページ | *~すけえ~すかや »

あしたの、喜多善男第九日

いそいそと死の準備を始める喜多善男を現世に押し留めるのはあしたの喜多善男ならぬあたしの喜多善男ちゃんとのたまう宵町しのぶの役割か。そう思わせる今回の出だしではありましたが、思うように事は進まぬが世の常とばかりにみんな宙ぶらりんな状況に追いやられてる。そんな展開の回に見えました。

みずほとの結婚の動機と顛末は三波さんの出現で明確になったのではありますが、展開の鍵となるかと思いきや、単に過去の話しで今の現状を左右するものではなさそうでした。でもネガティブ善男を作り出したのは貴方でしょうに三波さんって思わずつっこんでしまいました。計画が頓挫したといっても暗示を解いていないのだから暴走してるんでしょうか。まだ三波さんがらみでなにかありそうな気はしてますと想像してしまいます。三波さんの脂ぎったとこが抜けたような印象は昔悪党今善良に改心と言う風に見えました。それに騙されてるんでしょうか見事に。

で結局みずほが一番の貧乏くじを引いたような展開で、明確に示されてはいないにせよ、可愛さ余って憎さ百倍とばかりに忠実なる部下の反逆によって今の地位を追い落とされたと読める状況で、尚且つ保険金にまつわる「殺人」によって正に窮地に追いやられてしまった感のあるみずほでした。

そのみずほと取引をした平太はまだそれが成立し得ない状況に至ったことに気づいていなくて、そうと知らずに心置きなく喜多さんの死を止めようとしている。観てる側にはみずほとの契約不成立だと感づかされているだけに余計切ないシーンでした。

最後辺りは何故か宵町しのぶの魂胆も崩れ。はてさてどうするしのぶちゃんって感じでした。

そんな中で明鏡止水が如く指折り数えて11日目を待つ喜多さんご本人は、「死ぬかと思った」のお約束ギャグも洒落になっていなくて、やっぱこれはギャグじゃないんかと思い直す次第で。

今回面白かったシーンは「それが人にものを頼む態度か。」と前回みずほにも言われて今回平太にも同じ事言われた辺りのシーンが面白かったです。「死ぬかと思った」と同じでこのドラマのギャグってどうも繰り返しがお約束みたいで、ボケーっと見てたから見直してみたらもっと他にもにやけるシーンがあるのかもしれないと思ったりするのですが、なんか終わりが分からないとどうももう一回観ようと云う気にならないんで、それは後のお楽しみにして置こうかと。

みずほの空虚な無意思のような様は悪女というより操り人形のよな儚さがいと悲しげに映って、小西さんうめーなーと感腹いたします。(皆さん凄いんですけどね。)

来週はこの宙ぶらりんな感覚から一体何人抜け出すんでしょうか。毎週欠かさず観てたものだけが深く愉しめるドラマです。観てて良かった。最初あんなに重たくてしんどいと感じたのが嘘のようです。

ただひとついつもの蛇足ですが、「あんたらのヘマのせいでこっちに迷惑かかったら困るんだよ。」とかで前回凄んだ癖に今回は自ら手下を使って手を掛けようとした借金取りの行動パターンが理解できなかったっす。自らは決して手は汚さないものと思ってたんで。まあそれも来週では説明してくれるんでしょうけども。

|
|

« *いきなし | トップページ | *~すけえ~すかや »

2・2008年のテレビドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/40373998

この記事へのトラックバック一覧です: あしたの、喜多善男第九日:

« *いきなし | トップページ | *~すけえ~すかや »