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水田芙美子さんについて

水田芙美子さんの特徴はその重たそうな瞼(まぶた)から魅せる鋭利な瞳だと思います。決して放出系ではなく吸収系の観察眼。その放射先は文字として噴射される感覚です。そういう意味ではお綺麗ではあらせられるけれど体から放出してナンボの役者さんとかミュージシャンというイメージではないのですけど、何故かご職業は役者さん(でいいのかな、確定申告では職業なんて書いてるんだろう)をされておられる。もしかしたらカメラマン?まさかね。

当然ですが田舎に住んでいる限り直接お会いできる事は永遠にないんですけど、メディアを通して見る限りにおいてそう判断しております。SGのDVD3枚目のアメリカでのプロモーションのためのロスでの演奏。その後におけるインタビューで他のガールズ達の多くが「愉しかった・興奮した」と感情がまず第一声として溢れていた中で、水田さんの第一声が「間違えちゃったけど愉しかったからいいや。」という発言をされてたのが印象的な冷静さを持つイメージの人です。

役者さんとしての力量については如何にせむ出演されておらるる作品数が少なく判断する時期にはあらず、今後に期待ということで。以下は物書き「水田芙美子」としての私見であります。

詩集を発表されておられますが、私は購入しておりません。がんこ高価なものではないことは存じておりますし、買いづらい環境でもないことは認識しております。しかし、私にはへし曲がった信念というものがありまして、便利で豊富だからと言ってネットなどでモノは買わず、あくまで地元で手に入るもので文化を享受するというたわけた想いです。

なので水田さんも谷島屋(浜松の本屋)に並ぶとこまで早よ上がれという気持ちです。(そのくせブログは享受してるという矛盾は抱えていますが)

基本私の立ち位置としましてはSGのファンであり、それに伴ってガールズ17名(男子含む)を俯瞰で見てるという感じです。なので「箸が転んでも許容する」(真摯に応援されてる方ごめんなさい)程ではなく良いと感じたものを単純に良いと述べる良いときだけのご都合ファンとも言えるいい加減な立ち位置にいる恥知らずのつもりです。そういう立ち位置から水田さんの文章を拝読すると以下の想いとなります。

私は物読みとしては未熟者と充分に自覚している次第ですが、理屈ではなく感覚で書かせていただきます。

山頭火の
「まっすぐな道でさびしい」
や、宮澤賢治の
「雨ニモ負ケズ・・・」
などの表現が私は大好きです。心に響きます。
書き手の姿かたちが目に浮かびなおかつ自身にも重なり膨らむ感情を呼び起こしてくれる言霊に導かれる気分になります。

水田さんの言葉では今のところ「萌え燃え~」が私には当たりです。そういう表現の才の素養をお持ちの方では?と思っています。

SGファンは年齢層が高く私もその部類に入りますので、年齢差というものはあるのかもしれませんが、本当に言霊が宿る言葉であるのなら時代年齢を超越できるものと確信をしております。
詩人として成すならシンプルイズベスト。もっと文章をダイエットした方が良いのでは。
ストーリーテラーならば言霊にこだわらず登場人物を自在に操り、分かりやすい絵を描かせるべき。
私には今のところ試行的に水田さんは二兎を追っているのではないかと思えています。だから未完成ではないのかという疑問を持ちました。勉強不足かもしれませんが長文と短文両方に卓越した作家はあまり記憶にありません。

なんでも屋ではなくいつか方向性を指し示して欲しいなと考えている次第です。個人的には長文よりも短文のほうが引き寄せられる感覚はあります。(といっても長文の世界はまだ始まったばかりなので大分様子見の域ですけど。)

「文体」という表現については、シンプルに誰が書いたか直ぐ分かるということです。匿名であっても誰が見たってこいつが書いただろうと分かることです。そういう意味ではかに座さんのおっしゃられるように完成の域に近づいているのかもしれません。でもまだ揺れてる感じがしてます。理屈ではなく直感です。なので根拠はありません。

いづれにしても要観察人物だということに変わりはありません。そういう想いです。みたまんまをスケッチするタイプでなく一度飲み込んで形にするタイプの方だと想像しています。(その割りには結構過敏ですけど)

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コメント

はちまんさん おはようございます。

コメントありがとうございます。
こちらのブログにレスを付けさせていただきます。

投稿: かに座 | 2008年2月 5日 (火) 07時45分

かに座さん、ありがとうございます。
ま、こんなたあけた奴ですが勘弁してつかあさい。

投稿: はちまん | 2008年2月 5日 (火) 12時02分

はちまんさん、どうもです(^_^)
私のブログ記事をTBさせていただきました
(けっこう不調で、届いていないかもですので、
 URL欄にも入れておきました)

水田さんはほんとに要観察人物(^_^;)、
目が離せない人だと思います。
今後ともどうぞよろしくです。

投稿: kk | 2008年2月 6日 (水) 02時08分

KKさん、ありがとうございますです。
ブログ記事拝読させていただきます。

投稿: はちまん | 2008年2月 6日 (水) 02時20分

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水田芙美子さんの公式ブログwater(アメブロ)に掲載された記事「氷堂 雪乃助」(2008年2月3日付)について、当サイトのBBSの「アメブロ: 氷堂 雪乃助」スレが発端となり、はちまんさんとかに座さんがそれぞれのブログで水田芙... [続きを読む]

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