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フルスイング第四話

全六話ということで折り返し地点を通過した訳ですが、正直言えばこれだけひとつのことを緻密に描いているのならもっと普通の感覚で11話くらいいけるんじゃないかといいたくなるくらい、暫く観続けていたいドラマです。

今回はコミュニケーションのルールとリタイヤ(挫折)からの復活がテーマと思える内容と判断してる訳ですが。

定年ならいざ知らず、その前に辞めようというのは病め様を晒すのと同じことで、本人も周りも「逃げる」・「逃げた」という言葉で括られることを承知するということです。もちろんはめられたり体を壊して意思に反してとか言うアクシデントとは別の話しです。「気合だ気合だ気合だー」と言う言葉は確かに真実です。一時の流行語などでは決してないでしょう。全ては心が折れることから挫折は始まるのです。明日の事を考えると堪えられなくて酒とか飲んで時間を忘れ、なにも考えなくていきなり翌日になだれ込むくらいが最後の抵抗でしょうか。それでも不安を拭い去れなくなった時残された道は「逃避」しかないのでしょうか。説き伏せる説得の言葉で「冷静に」とか「落ち着いて」とかがよくあるセリフですが、あまり効果は期待できないことの方が多いような気がします。

それを元に戻した高林先生は凄い人格者だと心から尊敬してしまいます。決して責めない追い込まない。自身の時間を割いてただ黙って寄り添う。自らの意思で復活するのを待つ根気強さ。以前の回で卒業してく連中になにも教えられれなくともそういえばあんな奴いたなあと想い出してもらえる教師になりたいようなことをおっしゃられていたと記憶してるんですが、もう絶対すでにそうなられてますわ。でもここまで何事にもフルスイングだと時間がいくらあっても足らないなと、精神論よりそっちの方のやりくりが大変な気がしてきました。

コミュニケーションのルールはキャッチボールの中にある。確かに!相手の取りやすいタマを放るということは相手の事を思いやる事でもある訳で。取れない放れないなら距離を縮めてやればいい。そこから徐々に距離を遠くしていっても意思が通じるように馴らしていけばいい。いちいちごもっともで耳が痛い話しです。相手の目をよく見てなんてわかっちゃいるけどやれないすよなかなか。自分が後ろめたい事が多すぎるからなんでしょうかねえ。

本当に器の大きい人です。押し付けがましくなくそれでいて粘り強く。こういう人を見ていたいです。6回は短いす。

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