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ロス:タイム:ライフ「看護師編」上野樹里さん

樹里ちゃんの特徴はやはり眼にあるんだなと改めて思った次第です。

虚ろな韜晦するまなざしが後半へと進むにつれて精気を取り戻していく変化は細かく分けてくと幾つに分類出来るんだろうかと分析して数えたくなるくらいでした。眼は口ほどに物を言う。まさしくそんな感じです。

その個性的な声の質と独特の間を有するが故についついそっちの方に意識が引っ張られるんですが、感情の起伏を態度や言葉で表現しなくともその眼の光の様で見る側に伝えられるのが実は最大の特徴なんじゃないのかと想像してたんですが、今回観て確信に近いものを感じました。

感覚で芝居すると言う表現であってるのかどうか知りませんが、体の動き・顔の表情・セリフの言い回しの抑揚のつけ方などといった技術的なことよりも、役の精神状態を反芻し理解納得消化した上で内面的な部分から表現しようとする感覚的な芝居をされると云う事を言いたいつもりです。

なので極端な話し突っ立ってるだけでも表現が出来るような感じがするのです。

もちろん手放しで賞賛するほどまだ完成されてるとは思わないですけど、惹きつけられる得体の知れないものがまだ潜んでいる感じがしているのは確かです。それが技術的なものが身について鬼に金棒状態になることなのか、もっと深く潜行して人の内面を表現し得る可能性なのかは定かではありませんけど。いずれにしても本来見えない・見せないものを表現するのがいい役者さんの条件なんじゃないかと勝手に考えてる私としてはその可能性を秘めておられる方だと予想してるんですけど。

改善して欲しいなと云う点は、そろそろ背筋をシャンとして欲しいなと云う事。私の好みの問題ですけど、背中で芝居する人がタイプなんですよ。そのためには後姿も美しく。

後、今までそういう役があまり無かった性なのかもしれませんが、人の言う事を(人の話を)ちゃんと聞いてる風になって欲しいです。全く聞いてない風に見えると云う事ではなくて反応はきちんとされてるんですよ。だけど聞き上手な感じがしないんですよね。つまり何が言いたいかと云うと、反応という攻撃的な部分だけじゃなく聞く(噛み締める)という守備的なものも見てみたいということです。過去の作品だと虹の女神が一番守備的な感じが強いんですが、それよりもっと母性愛的な受け入れる包容力みたいなものを見てみたいですわ。(出口のない海もありましたそういえば)

ちと長くなり過ぎたので、ドラマの内容については別の記事にします。

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