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*ええでいかまい

行く事の正当性を上手く説明・表現できないが「とにかく行くんだ」という強めの勧誘の表現。

知人家族等からこう言われて断れる奴は相手に敵対心があるか異常に意思が固いか人付き合いを考えない変人かのいづれかである。それほど束縛性の強い表現である。

「ええでいかまい」(良いから行こうよ)

まあでも切羽詰ってるような人には流石に効力が無いので使っても効果は薄いが。

決して強制的な感じではないのだが、何故か拘束力の強いニュアンスである。それだけにいけ好かない奴とか全然見ず知らずの人とかに言われると逆に拒否反応が強くなる。あくまで身内とか気心の知れた人に対して使う言葉である。

「行く」を「やる」に替えても同様のニュアンスになる。「ええでやらまい」(良いからやろう)。これに「なんしょ」を加えて「なんしょええでやらまい」が最強表現となる。いや?「やー(または、ほれ)なんしょええでやらまい」の方が強いか。

何がいいんだと理解に苦しむ使い方をする奴もたまあにいるが、遠州人は反応してしまう。目上が目下に、横並びの関係とかは勿論、場合によっては目下が目上に対しても言う場合がある。

「ええで」というのは「とにかく」とか「ごちゃごちゃぬかさんと」とか「細かいこと気にしないで」という意味合いになる。つまり問答無用ということですな。

例文

「課長今日呑みいかざあ。」

  (課長。今日呑みに行きましょうよ。)

「いやあまだ仕事片付かんで遠慮しとくわあ。」

  (残念だけどまだ仕事が片付いていないんで遠慮しとくよ。)

「そういわすとお、ええでいかまい。明日にまわしゃあええらあ。なんとかなるにい。」

  (そんなこと言わないで行きましょうよ。明日やればいいじゃないですか。なんとかなりますよ。)

「おめえら気楽でええよなあ。ホント羨ましいわ。」

  (君たち気楽でいいよね。羨ましいよ。)

「だでヒラやってるじゃん。ええらあ?」

  (だからヒラのままなんですよ。いいでしょうに。)

例文で断ってるのは課長が切羽詰まってるから。もしそうじゃなかったら。

「そうでえの。まあ明日やりゃあいいかあ。じゃあいかすかな。」

「ごっそ様っす。」

「誘っといてたかるんかい。」

と、なるのが普通的。

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1-3・遠州弁的言い回し」カテゴリの記事

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