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のだめカンタービレ・第二夜

ホントに「上野樹里」という役者さんは陰と陽を、同一のキャラクターで矛盾なくしかも振り幅を大きくしても破綻しない表現力を持った役者さんだと改めて感心しました。表情豊かといってしまえばそれまでなんですけど、ピアノに向かう芸術家の顔や千秋に接する時の顔など様々な多面体の表情(まあコスプレもありましたけど)を魅せて、もし数えたら一体幾つあるんだろうかと。

芸術家(創造者)とアーティスト(表現者)の境なんてよく分かりませんが、一途な狂気が垣間見えて芸術家らしくにきちんと見えました。

先生が「君は何をしにここに来たんだ」と言う問いに答えられなくて先生が出て行った後、悲しみを飲み込むような喉の動きが印象的でした。眼(顔)なぞ映っていなくとも感情が伝わる表現に感じて、うめ~なーと素直に感じましたわマヂで。目的を見失って迷走が始まった時はどこまで落ち込むんだとはらはらさせてくれましたけど決して死のうとか逃げようとかしない強さがのだめにはあるんですねえ。今頃気づきました。強い人です。昔の歌で

「妻を娶らば才長けて みめ麗しく情けあり」というのがありましたけど、才能は確かにあるし顔だって「上野樹里似」ですから悪くない。でも情けがあるとは言えなさそうなので千秋も悩むとこでしょうね。むしろ

「友を選らばば書を読みて 六分の侠気四分の熱」って感じで、六分の狂気と若干字は違いますが音楽に対する情熱といい学校で猛勉強する姿といい良き友という方が良好な関係を築けるような気がするんですけど、どうでしょうというかどうなるんでしょうこの後は。気になります。(原作読まないんで分からないんです)

第二夜は音楽家が玉木さんと樹里ちゃんだけだったので(山田さんの演奏シーンは以前からよく観る手法の表現だったので除く)、第一夜の時に感じたようなざらついた違和感はなくきっちり構築された音楽とのコラボの世界にのめりこむ事ができました。

ギャグは今回少なめに感じたのですが、エッフェル塔から落ちる音はナイスでした。他には紹介番組でもやってた「ありえない風」って解釈、ドラマではリアルに枯葉・雨・新聞紙でしたけど、コントだったら人とか家までありえないものまで風に飛ばされてますけど、流石にそこまではいかなかったですねえ。ま、細かいこと言ったらキリがないし不満ではなくただの勝手な欲ですから。

ベッキーさんて得な人ですよねえ。ど派手な服でも化粧でも堪えうるんですから絶対日本人顔より得してますわ。「終わった」と言った後の脱力感はツボでした。役者さんとして上手いとかじゃなく、この世界の住人としてのキャラとして一番輝いていた感じに見えました。

余韻の残るエンディングでしたし新たなライバルも出てきたことだしまだ続きは当然あるんでしょうねえ。豪華に作り過ぎて次回作に回す予算がないなんてことだけは避けて欲しいと願う次第であります。

お話もよーでけとるし、役者力も堪能出来たし、いい音楽も聴けたし画も美しかったしと、一杯言ってるけど言うこと無しですな。こいつぁ春から縁起(演技)がいいということで。

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受信: 2008年1月 6日 (日) 02時11分

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