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歌謡曲だよ人生はの2

音楽は映像に寄り添うことは出来るけれども映像は音楽に寄り添えない。そう私が普段思っていることです。

音楽は細切れにされても伝わるものがあるけれど映像は細切れにされると創った人にしか判らない領域に入ってしまうという感覚を持ちます。プロモーションビデオというか音楽を主(あるじ)とする映像には一過性の衝撃はあっても永続性をあまり感じられないものが多いとも思います。無論意図的にそういう作りをされておられるのでしょうけれども。期間限定のインパクト勝負ですから。

なので音楽をテーマというか主(あるじ)として一過性ではない永続性を持つ映像とはどういうものなのかを観るチャンスでもあった訳ですこの映画には。最初は単純にオムニバス映画として眼に飛び込んでくるものに対して無防備に何も考えず観て面白いかどうかって感じで観てたんですけど、繰り返し観るうちに普段思ってた音楽と映像の関係と言うものに気がいくようになりました。音楽に描かれた世界観に共鳴してひとつの映画が生まれると言うのは、まあ、たまにある話で、そういう関係ではなく短編というかほぼ音楽と同じ時間枠で共存する作品というのはほとんど知らないので。

この映画は全体の流れを観るべきであって各話をばらしてどうたらこうたら言うのは愉しみ方として邪道じゃないかと前の記事に書いたのですが、今回は邪道と知った上で書きます。

で、書いたのを読み返してみて自分で言うのもなんですけど、意味がないことやったなあと思いました。素人らしくシンプルに面白い・つまんないだけでいいんじゃないのかと。でもまあせっかく書いたから一応ボツにしないで載せとこうかなと。なんで以下の文はパーぺキな与太話しなので馬鹿なこと考える奴だと嘲笑するつもりでお進みください。

それと、あくまでそういう風に見えたということであって、そういう風につくられたんじゃないのかという詮索ではありませんのであしからず。

*オープニング

コラボ作品と申しましょうか音と画に直接的な繋がりがある訳ではなくご陽気にというか盛り上がろうぜという心意気が合致したという共通性なんでしょうか。意外な組み合わせな筈ですが何故か違和感がないのは踊ろうぜというテーマが同じということから来てるんでしょうか。着眼点の勝利と言う感じと、強引な感じがしないのは編集の勝利ということなんでしょうか。残った印象というか後味としては画の方が強く残りました。なので画が主、音が従というイメージです。

*第一話

画に力があって無声映画としても充分観れるところに、音が入って感動倍増と言う感じに思えました。昔の演歌ショーの前口上みたく「歌は世につれ・・・・・さあ歌っていただきましょう。」って感じの盛り上げ上手でさあ歌だお次は画だってキャッチボールをしてるような感覚をイメージします。そういう意味では相乗効果で盛り上げて共鳴し合ってるようで凄く安定して落ち着いて観れた作品でした。そういう意味ではリレー走のようでもあって画も主、音も主というイメージです。時代が当時に遡っているので違和感がないのでしょうか。まさしく昭和です。(私の時代じゃないけど)

*第二話

一話とほぼ同じで、青春というイメージを膨らませてバトンを渡す的な感じがしました。違いと言うのは一話が同じ時代のランナー同士のバトンリレーですが、こちらは時代が異なるバトンリレーでした。平成と昭和のコラボですからざらつき感があるのは当然なのでしょうか。少なくとも登場人物に歌謡曲は聞こえていないのは確かでしょう。あまり同調感は感じなかったです。でも画も音も青春でした。ありあまる何かが空回りしてるロール感を感じました。

*第三話

構成上四・九話の前でないと意味が伝わらなかった作品のような気がしました。一・二話で曲と画との繋がりが存在すると思って観ているので、どこかで何かが繋がってるんだろうという目線がありましたから最後のオチというか展開で「想い出」が繋がるんかいっていう騙し絵が成り立った感じです。画が主で音が効果という印象を受けました。懐かしさを醸し出す効果があるのかなと。音と画が必ずしも一致しないものもあるぞと覚悟してたらオチが分からなかったかもしれません私の知能では(ちとオーバーでした)。オチが強烈な分二度目以降はつまんなくなるかなと思ったんですが大杉さんのお芝居観てるだけで愉しい作品であります(音楽のコラボとは関係ない話ですが)。

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