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白墨

チョークは以前白墨と呼ばれていた。

以下は昔話。今日も日本のどこかで同じ光景が繰り返されているのだろうか。

小学校の色んな当番がある中に白墨当番というのがあって、なにをするのかというと、授業が終わって次の授業が始まる前に黒板消しで黒板をきれいにして減った白墨を新しいのと入れ替えたり、窓からはたきで黒板消しについた白墨の粉を息を止めて(吸い込んだらむせるから)パンパンぶったたいて落としたりもした。ひとつづつ両手に持って黒板消し同志を叩くやり方もあったが効果は絶大だが粉の煙が半端じゃなかった。たまあにはたきを使わず窓の下の校舎の壁に黒板消しを押し付ける奴もいた。叩くだけならまだしもこすり付ける奴もいてそういう奴のいるクラスの黒板消しは直ぐ破れて消耗がひどかった。休み時間を潰しての作業なので遊びたい盛りの奴が当番だといい加減に済まして遊びに加わってしまうので、次の授業で先生が書いた文字を消して新たに書き加えていく度に黒板が白くなってどんどん読みづらくなっていった。

私の時代は先生が叱るのは当たり前で野郎にはげんこつ当然だったから廊下走っただけで注意されたが、黒板当番の怠慢についてはみんなの迷惑になるにも関わらず注意されたという光景の記憶が何故か無い。

中学に上がると電動の黒板消し専用の掃除機(名称は忘れた)が普及してきて休み時間の各教室からの黒板消しぶったたきの光景は見られなくなったが、たたきの方が粉を落とせるので綺麗好きとか徹底好きな奴とかが窓出てパンパンはやってた。

小中高全て黒板消しには手が外れないように黒いわっかがついてたが、殆どそれに手を入れる事はなかった。たまに入れてる奴を見ると随分お行儀の良いお坊ちゃまお嬢ちゃまだことと思ってた。

チョークと言う言葉が使われるようになってからプロレスの「チョーク」にかけて、誰かがプロレスごっこやってて「チョーク・チョーク」と叫んでるときに白墨のチョークを「ほい」と手渡してやって「バカかおめえは!」と言われたりもしたっけ。

黒板が消えるわけでもないのに何故黒板消しと呼ぶのかは不明。

古くなって緑のペンキが割れてきた黒板の割れは大抵横に割れている。

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