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*浜松ついこないだの昔話9

まるかき・四人ドッジ・ビー玉落とし、どこでもやってた子供の遊びかと思っていたがそうではないらしい。説明する筆力がないので、まあそういうのもあるんだふーんということで。

そんな中で名前もないような遊びをひとつ。

いたるところに町工場があった頃。工場が休みの日曜日とかに会社の敷地に潜入して、広く大きい屋根に転がる物を投げて、転がり落ちてくるのを誰がキャッチするかというのを競った遊びがあった。

誰が勝った負けたと言う勝負の遊びではなく、ただひたすら落ちてくるのをキャッチするというものだった。

私の時代ボールといえばテニスの軟式のボール(ゴム鞠と呼んでた)。それでキャッチボールも三角ベース野球もなんでも使えた。バットがなくても手で打っても痛くならないしグローブも要らないからホント万能ボールだった。ただそんなの個人で買える奴なんか当然いなくて、学校の備品で川に落ちちゃったとか草とかに隠れて発見できなかったものを「拾った」と称してガメッていた。家に持って帰ればどんじかられる(物凄く叱られる)ので、秘密基地に置いて共有していた。

そのボールを屋根に投げてバウンドする音でどこに球が今あるのかどこに落ちるのか予測してここだろうというポジションを探してた。ボールがないときは小さい石とか使っていたが、失敗して顔に当たると痛いし手で見事キャッチしても手が痛いので、小さい子供が仲間にいる時は、はぶせ(仲間からはずす)にするか止めて他の事するかしてた。はぶせと言っても村八分と言うわけじゃないから空いてるとこで別の遊びを始めたか、つまんなくて家に帰るかして、また明日と言うこと。

音に集中して予測し的中する事が快感。うまく投げないといけない難しさもあり。勢いが良過ぎると屋根の反対側にボールが落ちてしまって、それはそれで今度は宝物探しの始まり。で、見つけたら自慢気な顔をしても許される。勢いがないと弾まないのでころころと雨どいに落ちてボールロースト。学年の5・6年生がいれば、屋根によじ登って拾ってきたりしたがいない時は意気消沈で遊び終了。

あとでそういっておくとガキ大将というかリーダーは自分らの知らないうちにとって来てくれたり新しいのを調達してくれたりしてくれた。そういうのも中学に上がるとお終いで、次の新5・6年生がリーダーに自然となっていくのだが、いいリーダーの時には男女共に集団の中にいるが、頼りがいのない奴のリーダーという集団は男ばかりで女の子は加わらなくなってしまう。

黙って敷地に入るから見つかったらというスリル感も多少はあった。あの頃は工場の人でなくても、大人なら誰でもガキに注意というか怒ってた時代だったので「ヤバイ隠れろ!」ということは結構あった。ちょっとしたかくれんぼの要素もあったのかな。

ボール探しも、大人では考えられないようなところも子供は通るし、他所の家の敷地だろうとお構いなしなのでプライバシーもへったくれもあったもんじゃなく、今考えるとずうずうしいことをしてたなあと言う思いはある。でもこっちが気づくくらいだから大人衆も気づいてた筈で実は見守っててくれてたのかなあと今にしてそう思えてきた。

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