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一筆啓上

一筆啓上使徒用心シンジ泣かすなエヴァ増やせ

私の仕事先に於いてもエヴァ(全部書くと長いので)は大概皆知っている。平均年齢を考えると有り得ない筈だが知っている。どうもパチンコが入門の手引書でそこからレンタルで見始めたらしい。で、それなりに深い。案外深い。

私は「スーパーロボット大戦」というゲームから入った変わりダネである。もともとゲームは反射神経がないのでやってもフラストレーションばかり溜まるのでインベーダーも初期のニンテンドーのゲームウォッチとかもハマルほどではなかった。でもあるとき、家にまで仕事を持ち帰ってる自分にはたと気づいて、このままじゃいかんと、なんでもいいから我を忘れるほど熱中できるものを探さないと自分が潰れると思い、根気だけで進めるドラクエを見つけて以来ゲームをするようになった。で、そのスーパーロボット大戦というゲームだが根気で進めるので愉しいのだが、いかんせん登場人物がわかんない。ガンダム?なにそれ?ってことでかろうじてマジンガーが分かる程度。それじゃあより深く愉しめないということで、レーザーディスク大人買いして見まくってリアルタイムを知ってる連中とかにも聞きまくって知ることになった。エヴァもそういう経緯で知った。

正直良くわかんなくてエヴァファンに「どこがええだ?」と禁句を発し、猛烈に糾弾されたことがあった。惹きつけるなにかがあるのは感じるけどそれがなんなのか分からなくて不安定な気分になるのである。ましてやラジオドラマのエンディングならともかく、「Air」と「まごころを、君に」を観てしまった以上こういう終わりならばどこに惹きつけられるのか納得してないとやりきれないじゃないですかホント。死というのはやはり重いものですから。

勝手な解釈ではあるのですが、発想というかATフィールドという概念は気に入って主人公が中学生というのも納得出来る。自我境界線と勝手に訳してるが誰でも自分の周りのとある距離の中に他人が入ると警戒モードになる空間を持っている。普通は息遣いを感じる距離だが、それが強すぎるために誰とも交われず唯一固体種となってしまった別の人類である使徒。それを迎え撃つエヴァのパイロットが、子供から大人への脱皮という羽化の為に堅いサナギになろうとし始めている中学生という時期。その時期のサナギになろうとする揺れ動く精神を動力とするエヴァという設定。ある意味人工的なサナギなんだろうなとエヴァは。本当に勝手で強引な想像ですし、まあ暴走とかシンクロとかエヴァについてはわかんないことだらけですけど。

人類と使徒の生存をかけた闘いというのも理解できるし、人は交わらなくては繋がっていかないんだというメッセージも感じられるんですけど、私にはうまく説明できない何かがとにかくわからない。世界を牛耳る大人たちの思惑・古文書の存在・シンジのおとっさの願いとか。物語の潮流を眺めてるだけでしかもその流れが速すぎてよく見えなかったような感覚があるのです。どこに流れ着くのかとか果てを見たいということではなく、何をしているのかを知りたいのです。不思議なもので人が演ずるドラマだとわかんなくてもまあいいかあって思えるのに、アニメだと全部納得出来ないとスッキリしないのですわ。そういうアニメで育った世代なんで新しい道を切り開いたエヴァには戸惑いがあるのかもしれません。

でもなあ、キネ旬読むとゲリオンじゃなくゲリヲンだと。新たなエヴァだと書いてあるし、私のわからないものは解決できるんだろうか。まあ観ないと始まらない事に違いはない。

なので今回の映画でそのわかんないトコ解決できたらいいなあとは思っているのですが、如何せん浜松では公開になってない。なんじゃそれ、エヴァ増やせ。

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