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三国志

正確には三国演義。三国志は公文書になるわけで、面白おかしく書いてあるのは三国演義。とまあ当たり前のことをタラタラ書いても終わりがないのでとっとと内容に。

中国中央電視台制作 謳い文句には、制作費100億円・出演者10万人・馬10万頭・制作年数4年・オールランニングタイム64時間の大作とあります。

まあ長いこと。ひたすらそれに尽きる。横山光輝さんの漫画で三国志を知り、コーエイのゲームではまり、その勢いにまかせて観ました。NHKの大河ドラマみたいなもんです。もし一気に見ようとしたらそれはもう苦行荒行の世界です。ちびちび見るもんでしょうこういうひたすら長いのは。一話大体45分の84話で構成されています。基本主人公は諸葛亮なんですが、出てくるまでの24話は主人公不在のあるときは魏またあるときは呉が主役と視点が安定してません。25話以降は蜀目線で安定するので劉備ひいきの人には「面白くやがて悲しきあはれかな」が愉しめるでしょう。

桃源の誓いから始まり司馬氏が統一するまでのお話しで、日本語字幕の中国語音声。100パーセント人力でCGなんぞ使ってないから謳い文句ほど迫力は感じられない。お芝居も舞台でのお芝居みたいで大仰な感じです。でも役者さんはみなそれらしく見えて、曹操・諸葛亮・関羽・司馬懿・魏延を演じられた役者さんは上手いなあと思いました。逆に夏侯淵・惇は軽い扱いで漢中攻略戦での淵は情けないの一言に尽きる扱いでした。曹操軍自体悪役扱いではあるんですが、苟イクをはじめとする文官・参謀の扱いは小さくかろうじて郭嘉が描かれている程度で、基本曹操のワンマンみたいな表現で綺羅星のごとき魏の人材はほとんど略されています。大抵のイベントは網羅されてますが、「無く子も黙る張文遠」とかは簡略されてますから、こういう一例をとってみてもこの長さでも全然足らないのでしょう。実に遠大な物語だと実感させられます。

勝者は天に向かって高笑い、敗者は一目散に下を向いて逃げる。もうこれでもかと言う位の差別化で勝敗を表現している。司馬懿なんて可哀想なもんです。猛獲をはじめとする南蛮は文明の遅れた地として強調されていて中華思想の真髄を見ているようでした。

新しい発見としては、呂布はナイスガイで憎めない人物だったということ。ゲームで養われた無口で気迫溢れたイメージではないと言うことです。人間的に一番誠実で正直だと思えたのが陳宮でした。

良く出る言葉があって、それらはなんとなく耳に残りました。「くわいっ」(急げ)「かむしゃあ」(丞相・劉備亡き後の諸葛亮の呼称)、劉備・関羽が張飛に対しては「さんてぃ」(三弟)、劉備が関羽には「りゃんてぃ」(二弟)、関羽・張飛が劉備には「たーくう」(大兄?)、曹操は「そうそう」とまんま、司馬懿は「すーまあい」馬一族の馬は「まー」。

どうでもいい話なんですが周瑜の役者さんの声をきくとスーパージェッターをなぜか思い出してしまいます。

ある意味コーエイのガイドブックを読んだ方が深い気がします。NHK人形劇の三国志のように人物を描くことに特化してるわけでもなく、原作を横山光輝さんが漫画化このドラマが映像化したという忠実さが売りなんでしょうか。私がこのDVDをみて影響を受けたのは、今まで劉備でしかゲームをしなかったのが呂布でもするようになってえらい苦労しているということです。呂布の娘は強いから助かってますけど。呂布は普段は朗らか戦場では鬼神の二面性を持つというキャラにして欲しいです。

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