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スワンの馬鹿

この秋のドラマでは密かに一番期待というか興味があるのが「スワンの馬鹿」であります。

ホタルノヒカリでは他人との接触を犠牲にしてまで仕事と自分の為に生きることが描かれていましたが(ファジーなコメディでしたけど)、この作品の宣伝を見る限りでは対称的な小遣い3万で誰かの為に生きる人を描くと言うことなので、しかもこれでもかという位の芝居をされる上川さんが演じられると言うことで愉しみです。

「ユーモア溢れる」と謳ってあったのでコメディーだと嬉しいんですが。実際私の周りでもリアルに3万で生きてる奴存在してますので、笑い飛ばさなきゃホントやってられませんてマジな話し。設定が地方なのか都会なのかは知りませんが、浜松ごときの田舎でさえ月3万なんて洒落になりません。ガソリン入れて昼飯買って煙草買ったらもうほとんど残らないんですから。

でも貧乏でなきゃ味わえない愉しみというのもあるらしく、結構実在の3万族は陽気でやってますし出てくる言葉は「ホントやってられないよお」とかいって笑ってますからねえ。ただその笑いが苦いのか嘲笑なのか諦めなのか悟りなのかは読み取れませんが。私は干物族なので3万族の生態はよく分かりません。

なのでその笑いの基が判る様な、なんで笑っていられるのか理解できるようなドラマだと嬉しいんですけどね。くれぐれも3万族だと言うことを隠して生きるんじゃなく正々堂々と3万族として生きてる様を描いて欲しいです。くれぐれも3万族ということを隠して無理して背伸びした悲哀を描くコメディーではなく、何を愉しんで生きているのかを描いて欲しいものです。

*スワンの馬鹿!1

やはり体育会系だったですね。文科系だったら趣味(金がかかるんですよ)がないと死んでしまいますから、こんな荒行できるのは体育会系ぐらいなもんでしょう。子供の為にという以外の理由は流石に悲壮感が拭えませんから当然といえば当然でしょうね。

できれば仕事の上では順調に出世しているんだからどっしりと構えて、で、ことプライベートになると急におとなしくなるというギャップがあったほうが見ててメリハリがあって面白いんですけど。AND、部下には3万族を隠匿するのは見ていて苦しいので見栄張らず早めに宣言して欲しいんですけどドラマ的にそうはいかないんでしょうかね。せっかく上川さんが演じておられるんですから色んな顔を見てみたいです。格好いい仕事のチームリーダー・本音が出てしまう同志との付き合い・奥様を含めたそれぞれの女性との接し方とかなどなど色んな顔を使い分けるとこが観て見たいです。

しかし類は友を呼ぶとは言えああいう形で同志が集うのはいかにもドラマって感じで愉しいです。申し訳ないんですが、思わず電車男の「何々氏」を連想してしまいました。もし浮気と言う暗雲立ち込めた話しに物語が邁進していくとしたら、同志二人はコメディーにお話しを戻してくれる貴重な存在なのでしょうね多分。というかこの同士がいる限り暗いお話にはならないであくまで荒行を笑い飛ばす楽しいお話になると期待してます。

それにしてもいい家に住んでおられる。旦那が荒行した分だけ家族が太るってのは怒れる話しなんですがそれだけは勘弁して欲しいものです。しかしまる子の親友のたまちゃんも大きくなったもんです。ホントあっという間ですよね。

まだ登場人物たちの謎めいた事が多く、色々と伏線が張り巡らされてるみたいでこのお話しのエンディングはどうなるんでしょうかねえ。子供が大学卒業するまでこの荒行は続くんでしょうから他の決着ってなんなのでしょう。

*スワンの馬鹿!2

前回、部下に奢るだけが上司の仕事じゃないだろうとツッコミ入れつつ見てたんです。で、冒頭で甘いもの奢って又かよって思ったんですが、いやいやいざ仕事のシーンに入ったら、今回はかっこいいです。確かにこんな上司ならついてこうと思いますです。

苦情・クレーム申告、無理難題をどう捌くのかが管理者の責務でもあるわけで、それを部下と上司がそれぞれの立場から見ていて、なおかつお客にも納得して貰うと言う三方丸く収まる知恵と勇気が必要だと思ってるんですが、見積もり違いからくる「お勉強」のつけを上司と折衝するシーンが抜けてて諸手を挙げて「エエ上司やあ」とは判断できないんですけど「いい人」であることは判りました。主人公ですから当然っちゃあ当然ですけど。でも女性の視聴者をターゲットにしてるならあれですけど、もし野郎も視野に入ってるなら仕事の部分は手を抜かず描いてもらわないと楽しめないです。なかなかドラマ見て俺も仕事の参考にしようなんて感心する作品なんてないですからねえ。そういう路線も期待したりなんかして。

ホームドラマとしてもしっかり家族を描いていて、暮らしてるっていう生活感があるドラマはなんか久し振りに見たような気がしました。(私が不勉強のせいかもしれませんが)ちょっと欲をぶつくさ言わせて貰えば、トロフィーが壊れているのを発見したときもっと感情的な怒りを爆発させたみたいな表現で夫婦の会話であった方がリアルっぽい感じがしました。妻に対する遠慮の無い感情のぶつけ具合と娘に対する大人として抑えた感情の対比があった方がよりリアルだよなあと思いました。奥さんの田中美佐子さんも上手い方で受け手として大抵の事はさらっと受け流してくれそうですから、みっともないくらい感情ぶつけた方が夫婦らしい気がしますし、役者力で画としても見苦しいものにならずに見れると思うんですけどね。といいつつ上川さんが本気であだけたらどうなるのか見てみたい野次馬根性があるってのもあるんですけど。なんかいつもどこかで感情を押さえてる印象があるんで。ま、そういう意味じゃ昔流行った映画バカヤローシリーズに出ればばっちり決まるのにと内心考えてしまったりしてるんですけど。

謎の女子高生の出現といい、まだまだ先が読めないストーリーでこの先どうなるんだろうという興味があります。

でも過去の栄光引きずって「一番輝いていた頃」というのはどうかと思いますよねえ。一番いい生き様って「今が一番」ってのが私の理想ですから。(あくまで理想であって自分がそうだとは決して思ってませんけど)ですからトロフィー貰った頃よりも3万族の今が輝いているというエンディングがいいなあと想像してるんですけどどうでしょうか。

オープニングのあのスワンですけどあれって合成とかですかねえ。なんか気になります。出来すぎなくらいに絵になってるもんで。

*スワンの馬鹿!3・ 2007/10/31

私が上川さんという役者さんの印象を決定付けた作品は1999年作品「梟の城」です。上川さんがね、力をね、抑制せずにね、役に取り組むとこうなるのかあ。っていうのを見てしまったんですよ。中井貴一さんが物凄くモノトーンみたいに抑えた芝居されてたからよけいにそう思えるって部分もあるんですけど。上川さんの最後のシーン辺りは凄かったですもんね。

そんなイメージで固まってるんで、コミカルな演技をされるのが興味深々なんですが。

今回は期待してた色んな顔見れたのが一番面白かったです。旦那の顔・パパの顔・3万トリオの顔。使い分けにメリハリがあって。そして性格が分裂してる訳じゃないまとまりというか一人の人間の多面体の表現として成立してるというか。まあいやらしいとかあざとさがないってことです。

お話しの中にも出てきた「パパの顔モードに入ってる。」って言うセリフ、私ごときの眼からしてもそう見えますもん。納得です。

でも、3万トリオの掛け合いが笑えて、それが特に愉しめた感じです。ドラマのお話的には娘とのコミュニケーションが今回のメインでしょうから、私のお愉しみは邪道なんでしょうけど、笑えました。人の不幸を笑ってるわけじゃないから別に構わないですよねえ笑っても。

私、男なんで上川さんの入浴シーンには興味ないんですけど、自分に戻れる場所がトイレと風呂だけという切実を表現するために必要なんでしょうね。我慢してみる事にします。でもトイレに入っていても風呂に入ってても奥さんや子供が話しかけてくるというのは心が休まらないんでしょうね。どこで安らぎを得ているんでしょうか不思議です。

相変わらず意味不審な女子高生は謎のままだし、社長の思惑は計り知れないし、まだまだ落ち着きそうもない展開ですけど、視聴者としては自分の視点が落ち着いてきた感じがするので、ハッピイエンドとまではいかなくても観ていて心が和らぐようなお話の展開を今後も期待したいです。

しいてイヤだなと思える点は、奥さんが自分のためにはお金をケチらないというところです。家族物としては「鬼嫁日記」も面白かったんですけど、あれは奥さんが言いたい放題やりたい放題やっていても、その行動が家族みんなのためで自分の為だけにはやっていないという説得力があったからこそ許せるというか見ていて厭味には感じなかったんですけど。

*スワンの馬鹿!4・2007/11/07

いいとこで終わりかいっていうか、期待持たせて次週へ続くってか?

引っ張るよなあホント。でもまあ面白いからいいんですけどね。

「確かにモテるわスワニーは。」って感じですよねえ。仕事ほっぽり出して行ってしまって後どうなるんだろうという現実的な心配はあるにせよ、友達が困っていれば何をおいても助けに行くというのは、なかなか真似できるもんじゃないことですから。

「芸の為なら女房も泣かす」・「親の死に目にあえなくても舞台を勤める」という仕事一筋の美学も存在するけれど、それと対照的な美学が今回の行動なんでしょうね。

現実的にはこういう類の人は町内会の役押し付けられても、精一杯勤め上げてその挙句ずうっと信頼(重宝)されて抜けられなくなっちゃうような気がするんですけど。向いてる方向が「人」である限り、仕事であろうと家庭であろうと人付き合いであろうと区別なく一所懸命になれるんでしょうね。

私なんか自分の事がまず先に眼がいく方なんで、とても無理です。羨ましいとかこういう風になりたいとかは思いませんが、身近に一人いて欲しいタイプの人です。それと女性ではないので推測になりますけど、こういう人が理想の旦那像なのだとしたら勝ち目が私にはありません。

「最低の元彼」という理由は「元彼と久し振りに会って私はいい人と結婚したなあと思える。」という奥さんのセリフでいいんですよねえ。いつまでも元彼が一番いいと思えるのは罪なことということで。

でもモテて納得という回でありました。それにしてもあの高校生得体がしれません。災いなんでしょうか福を呼ぶのでしょうか。

しかし、缶ビール一本で「又か・しょうがないか」なんて思えるのは月3万という荒行の成果で明鏡止水の境地に至ったのでしょうか。ホント信じられません堪えられません。来週の予告見る限り私だったら「しちゃえしちゃえ」と囃し立てちゃいますよ。悪妻とは思いませんが良妻とも思えません。笑えるけど。

田中さんって厭味ったらしくないサバサバ感があっていいですよねえ。上川さんとの夫婦の会話には笑えます。お友達3人衆も面白いし、このドラマってコメディーだと思ってていいんですよねえ。何かに秀でたかっこいいスーパーマンじゃないけど一話終わればそれぞれ真似できない事してると気づく凄い奴って感じですかねえ。

とにもかくにも来週はなんか見逃すとついていけなくなりそうなので、気をつけないと。

*スワンの馬鹿!5・200711/14

もうね、ふたつほどコンチクソーですわいな。ホントたばかられました。

一つ目は、前回の予告編で「離婚よ離婚。」なんて叫んでたから、てっきりリアルな隠し子による家庭の危機の話かと思って「しちゃえしちゃえ」なんて書いたら、芸能人にスキャンダルを見てのお話しだったんですね。もうものの見事にたぶらかされてしまいました。

二つ目は、どんどんスワニーカッコ良くなってくじゃねえか。3万オヤジ族の風上にも置けないと。誘ったはいいけれど所詮いくら水面下でもがいても白鳥は白鳥でアヒルじゃねえよと思い知らされたトキタさんの気持ちがよく分かる気がしてきました。

比奈子の行動については?というか父親を探してるのか理想の人を探してるのかいまいちよく分からない部分が多いんですが、お話をややこしくしたと言うことでは面白い存在ですよねえ。この後もなにかやらかしてくれるんでしょうか。それともこれでお役御免なんでしょうか。

「私はお荷物。」という比奈子のいいように対する説教は以外でした。「そんなことないよ。」と優しく諭すと想像してたんですけど、「なんてこというんだ。」と真っ向から説教するとは考えてませんでした。こういうとこがかっこ良いんですよねホントに。大人と言うより男親目線だったんですかねえ。思わずおーと唸ってしまいました。

上川さんて息せき切らしたハアハア感の表現が上手い方ですよねえ。今回はそれに加えて、さりげないけど電柱に頭ぶつけるシーンの容赦ないとこも見れたし、会社で思案に暮れて目がドロンと韜晦したような目線や「ボクなんか」といって自嘲げに笑うしみじみ感とか。マジでうめえなこの人わあと思いますわ。

上川さんて非業の最期を遂げる役というのが非常に印象深くて。それだけにこの作品でアットホームコメディでハッピーエンドで締めてイメージを払拭してもらいたいと願っているんですけど。

で、今回のお気に入りシーンはジョギング終えて「風呂にする」といった辺りです。笑えました。全然本筋とは関係ないんですけどね。でもこういうところ大事にしてくれる作品が好きなんでしょうがないんです。ストーリーばかり追っかけてもねえ、ミステリーや推理ものじゃないんだから。面白いか愉しいかといえば愉しい作品ですよね。だから最後まで空気感を味わうために邪道的な愉しいとこ気にしていきたいです。

で、余分な気になったところ。

あれだけ食堂(?)でいつも大騒ぎしときながら周りは黙々とめし喰ってるのは不思議だったんですけど、今回女子高生が抱きついてくるなんつうあり得ない光景にも関わらず我関せず喰ってるというのは、東京ってここまで他人に干渉しない風潮なのかとびっくりです。まあ反応はしないけど聞き耳は当然立ててるんでしょうけどね。

*スワンの馬鹿!6・2007/11/21

今回は色々とお話しが入り組んでいていつもの雰囲気じゃなくて、ちょっと慌しく感じました。でも内容を自分なりに整理してみると、今回の出来事は、加茂家の離婚騒動の仲裁、浮気と誤解されてないかという慌てぶり、絢奈の過去にまつわる川瀬社長の動きとそれに対応するスワニー、パパにナイショでプレゼント。決して詰め込んだようじゃないみたいなので、ただ単に、にやける笑いのシーンが少なくて結構ストーリーを追う内容だったのかなと。放送時間が短縮された訳じゃないんだから真面目に聞き入る見入るシーンが多くて脇道が少なかったということでしょうか

それとも今回加茂(ひとりさん)がメインの回でもある訳で、上川さんや時田(梶原さん)ではなく、ひとりさんが色々やってくれてたんでしょうか。ひとりさんにはお笑いの方というイメージがあって役者さんがやるコミカルとは味が違うので私の味覚に合わなかったのかもしれません。

脇道と言うか寄り道好きな私としましては今妻・元カノ・未来カノ鉢合わせの危機をかろうじて乗り越えた後の「もたない~」というセリフのシーンと比奈子がスワニーに抱きついてきた時の川瀬社長のおいおいみたいなあきれた表情。これくらいでしょうか思わず見ててにやけたのは。でも上川さんのサラリーマンのお辞儀はらしくて綺麗ですよねえ。今回改めてそう思いました。

しかし諏訪野家相変わらず家庭らしい雰囲気出てますよねえ。美山加恋さんもさりげなくうまいんでしょうねえ。三人ともどことなく気の緩んだ雰囲気醸し出してて家にいるんだって気になります。くつろいでるって書きゃいいのか。加茂(ひとりさん)が泊まりに来て他人が混ざると余計そんな感じがしました。三人揃って加茂さんに詰問してるみたいで1対3の構図になってましたからねえ。

でもなんか奥さんって賢い人なんだなあと思えてきました。本当はスワニーのやってることなんて全てお見通しで知っているのにあえて知らん振りしてくれてるんじゃないのかと。姉さん女房なんですかねえ。気になったんでフジテレビのHPみたらやっぱそうでした。納得。でも体育会系の人って野球選手とかがそうだけどなんで姉さん女房が好きなんでしょうかねえ。私は体育会系でも文科系でもなく帰宅系だったのでその心理はよーわかりません。ちなみに体育会系は根性、文科系は根気が発達し帰宅系は面白そうなのに飛びつくのが得意になる人が多いです。

まあこういう奥さんなら何があっても家庭は大丈夫そうな感じなので絶対悲劇で終わるドラマではないですよね。安心して見てられるドラマでおます私には。離婚しちゃえーと言った前々回の発言は撤回いたします。訳の分からんもの買う癖は好きじゃないけどいい奥さんですわ。

でも最後のもいちどプロポーズ。あれは見ているこっちも恥ずかしい。演ずる方も恥ずかしいんじゃないかと勘繰ってしまいました。よーやるわー。

*スワンの馬鹿!7・2007/11/28

やってもうた!ばれいに延長があっただなんて。途中から見るのは大嫌いなんで先に風呂でもとこまごましたことしてたら・・・。で、23時になってさて見よかとしたらまだやってる。慌てて再度手動で録画スイッチONでおました。

なんで今回空白の何分間かがあるので、感想残すの肩身が狭い。そんな半端な視聴者の感想なんであしからずです。

時田さんが主役のお話しですが、梶原さんさりげなくうまいですよねえ。背景が説明ぜりふ無くても見えてますもんね。無言のキャッチボールはぐっときたぜよ。言葉が無くても会話してるってキャッチボールにはどんな魔力があるんでしょうねえ。確かにあるんですよね。でも、最近やってないので忘れていましたがなんか思い出しました。田中さんもなにげに説得力あるし。それに今回それぞれみんな成程なと思わせるいいセリフが多いし。「心を支える想い出」・「父親が二人いるなら二人に愛されればいい」などなど他にも色々と振り撒かれていて言葉が深い回だと思いました。でも、なんかたんたんと流れているようでいつもより物静かな回に感じられました。

なんでそう感じるんだろうと無い知恵で考えるに、下衆の勘繰りではありますが梶原さんにスポットライトが当たる回だから上川さんがバックアップに徹しようとされてたんじゃないのかと。前回のひとりさんの回ではそう感じなかったんでホントいい加減な下衆の勘繰りなんですけどね。でももしそうだとしたら、それだけオーラの出し入れできる上川さんてすげえ役者さんだなと。

まあ、全うに考えればドラマ上の主人公たるスワニー本人にストーリー上の展開というかプチ波乱万丈な出来事がなかったからでしょうけど。(でも元カノばれたか。)ところで円形脱毛症は治ったんでしょうか。こまごまと心労が続いてるから治る訳ないかあ。

今回にやけたところは、スワニーが秘密はないと嘘をついてたと女3人に囲まれて糾弾されるシーン。女性ってこういう場面では年齢なんか関係なく女性なんだなと改めて思ったとこ。それと時田さんが諏訪野家で食事してて会話で都合が悪くなってお茶をすするスワニーのじじくさい仕草のとこ。確かに奥さんいじめたくなるのが判るような気がしました。からかいがいがあるなと。それくらいですかね。後はホント真面目な展開の回だったように思えました。時田さんが真面目だとそういう方向性に舵が向くんだなと言う事なんでしょうね。と言うことはコメディーになるかストーリー物になるかは時田さんで決まるということなんでしょうね。

もし、なにいってるんだと、的外れもいいとこ、どこに目えつけてんだと言うご指摘あらば、そは録画に失敗致し為の動揺故と思し召されよ。ごめんなんしょ

*スワンの馬鹿!8・2007/12/05

土曜日にIQサプリで上川さんと成宮さんと美山さんが出てきてドラマ仕立てのクイズを出してたのを見ました。そういやあ美山さんこの番組の探偵さん役だったなあと思い出しました。しっかし意図的なんでしょうけど上川さん浮いてたなあ。お芝居がすっごく重く感じてバラエティの軽妙なものとは明らかに異質なものなんだと実感しました。巨人の星の飛雄馬の球の重い軽いの問題のようなものでしょうか。軽ければ幾らでも(アドリブを)打ち返せるけど重いから腰が入ってないと返せないって感じで。

で、今回そんな点(アドリブ有りや無しや)も気になって見た部分も無きにしも非ずでした。でも結局よー分かりませんでした。突き詰めたお芝居で構築されてるようにも見えるし、3人組の食堂での会話はもしかしてと思えなくもない風にも見えるし・・・。所詮素人でおます私は。知ったところで、だでなんだあと言われればいえ別にって話ですけんど。

何事にも一所懸命でほっておけない性格ゆえに起こり得る様々なハプニングを面白おかしく描くお話しだと思ってるんですが、来週の予告見るとタイトル通り恋に発展するのか?え?と思ったんですが。いや危ない危ない。前にも「離婚よ離婚!」とかの予告編で一度騙されてますからもう予告編真に受けるのは損だ。そうだそうだ損にちまいない。

もし恋に発展するとしたら、別のテレビ局で娘と呼んでもいいような年齢差の恋を描いているドラマとなんか被るような気がしないでもないんですけど。

まあ、今回のお話しが奥さんに隠し事をするために画策する努力と、それがばれるばれないのスリルとサスペンスに満ちたお話しだったんですけど、例え恋でなくとも何か事を起こすのに家族に内緒というのは切ない話しだなあと思わなくもないです。時田さん達ともし出会っていなければ、おそらくは奥さんが相談相手になってたんだろうなあと思えるので、その奥さんをたばかると言うのはなんだかなあという気がしないでもないです。秘密と隠し事の違いによるものでしょうか。秘密はなにがあっても秘すもので、隠し事はばれたら白状。隠し事なら可愛いもんかあ。でも嘘と隠し事は紙一重だしなあ。

でもここまでくれば悲哀のドラマじゃいくらなんでもないでしょう。安心してハッピーエンドにどう向かうのか愉しみにしております。希望としては雨降って地固まるみたいな一度どん底に落ちるみたいなのは勘弁して欲しいところです。川瀬社長と絢菜を結ぶキューピットスワニーが希望ですけんど、まあ予想はしないで能天気に見るつもりです。

*スワンの馬鹿!9・2007/12/12

帰ってこれなくて録画でしか観れなくてしかも後々になってる今日この頃ですが、このドラマだけは別格で他の録画してあるドラマ飛ばしてでも真っ先に観ておきたいのですわ。

9話の前半部分は嘘から出た誠でしょうか、釣り行ったと嘘こいた言い訳で時田さんが思わずなのか意識してなのか定かではないのですが志摩子さんのことを好きと発言して野郎同志じゃ埒が明かないから女性としての立場からの協力を求めるというのは、時田さんにとっては嘘じゃないのだからそういう意味では説得力があって、結果スワニーの危機回避ということになった訳でまずは一安心というお話しでした。でもこれで時田さんにかしをつくったなスワニーは。

後半部分は、花も落ちなきゃ実がならぬってか。それとも雨降って地固まるってか。社長転落で川瀬と香月は元の鞘に収まるのかそれとも新しい一歩を踏み出すのか。いずれにせよスワニーの本心が公園での取っ組み合いではからずも出たシーンが印象的でした。

もうこういうシーンやらせたら上川さんの独壇場ですよねえ。成宮さんもさぞかし大変でしたでしょうに。感情的にも偏らずかといって冷静でもない。なんか俯瞰の目線で客観的に自分を分析するかのような想いの発露は、自嘲気味でもあり素直でもあり。家に帰って風呂に入っているときのさっぱりと晴れやかな感じに見えるのは鬱積した本心を口に出してスッキリしたからなんでしょうか。

全11話かと思ってたんですが10話で来週最終回なんですねえ。毎回予告編に騙されそうになるんですがエンディングでの落としどころはどうなるんでしょうか。終わり方が大昔に観た「宇宙家族ロビンソン」みたいに危機状態で次週に続くって形で終わる割にはたいした事ではなくてって感じがよく似てるなあと思わなくもないんですが、さすがに最終回なんであの電話は重要なんでしょうねえ。(又騙されたりして)

まだ色々と決着のついてないことが多くて。(黒田親子の動向とか)最終回で一気に全部片をつけるのかポイントだけ片付けてあとは余韻を想像してくれになるのか。私的にはポイントだけ決着で、後はパート2でやってくれたら有り難いですけど願望だけで成り難いでしょうなあ予感として。こういうときだけ視聴率に後押しされてパート2に続けばと視聴率のこと気にしちゃいますわ。

*スワンの馬鹿!10・2007/12/19

流石に最終回はシビアな展開に終始した感じです。ちょっと年のいった青春ストーリーって勢いでちと私の得意分野から外れてしまいました。だって真面目なんだものみんな。愉しく乗り越えて行きましょうよって感じですよ。

それにしても最後の最後で若い娘にときめいて終わりにしたって最終回はシリアスな印象だというのは拭えませんでした。私的には山の神の逆鱗に触れて家にスワニー入れてくれなくなって時田さんとか川瀬さんとかのところを転々とする内になんとか瓦解するって話しの方がタイプです。加茂さんとこで邪険というかお邪魔虫にされ時田さんとこで離婚のノウハウを教えられ、川瀬さんとこで愛するものと分かれる悲哀を間近で見て、やっぱり家がいいと再確認するスワニーって言うほうがコミカルかなと。それに山の神は不動であって欲しい部分もあるし。奥さんとしては何もかもお見通しというか薄々勘付いていて今回ははなから許すつもりだけど、黙ってたお仕置きという軽いものであって欲しかったなと。

本当のお話の方は、奥さんとしても振り上げた手の置き場に困るというか後に引けない状況というやつですか。こうでもならないと自分を振り返る余裕すらない毎日だったということなんでしょうか。まあ雨降って地固まるんだから良かった良かったということで。毎日の連続で我を想うということの重要さを言わんとするお話しと言うことで深いといえば深いんでしょうけど、コメディですからそこはね。

ついでに便乗してなんでここまで他のドラマ差し置いて一番贔屓で観てたのか。私も振り返って考えてみる事にします。

私としては最初から最終話まで毎回感想書いたと言うことは書ける何かをくれた作品と言うことで。そういう意味ではいい作品だったと言えます。手の届かない高尚とか重厚なメッセージを発するものでなくかといって能天気でもお下品でもなく波乱万丈でもなく悪党も怖い筋の人もおらずと。丁度いいお湯加減のドラマでした。重いのはどうもね。

そして、お話しが悲劇でも深刻でもないということ。これは重要ですわ。重厚な上川さんは幾つかの作品で観てるからコメディは私的に新鮮だったので。

次に、流行とか旬ということじゃなく純粋に上手いと唸らせてくれる役者さんを観たいから。上川さんて専門というか本籍が舞台の方らしいから田舎に住む者としては出かけなければ観る機会のない方なのでテレビで観れる事は之幸い。

文化の発信地に棲んでおられる方はいいですよ大抵のものが観れるチャンスがあって。享受するだけで発信する事のないとこに棲んでるものとしてはテレビが唯一のチャンスなんですからね。

そういう意味でもう終わりと言うのは淋しい限りですが、名残ばかり惜しんでもしょうがないので「次行ってみよう」ですわ。次は小日向さんですわ。私的には映画の「虹の女神」でのお父さん役が一番好きな小日向さんですわ。しかも「プルコギ」でハマッた松田龍平さんも出るらしいし。お話がシビアっぽいのが若干気にはなるのですが期待しておりますです。

&上川さんの次回作があれば要チェックは当然です。お疲れ様でした。愉しめました。ありがとうございました。

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