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バブルへGO

DVDで見直したんですが、やっぱり面白い映画です。もう映画らしいお約束満載って感じである意味嘘くさいんですけど、タイムマシン自体が嘘なんで、もうなんでもアリかなという気にはさせてくれるので、愉しんだもの勝ちなんでしょうね。

でも地方の人間からすると、タクシーの呼び停め方や無意味なほどの豪華なパーティ、クラブでの出来事やファッション。全部所詮東京のローカルネタなんで広い日本で考えればなんのことだかという他人事で共感を得るものではないような。かといって過去の話なので憧れを持ったとしてもそんな場所はもう存在していないのだから、映画でヒットした時のお約束現象であるロケ地巡りしようがないので体感共感型の映画にはなり得ていない様な気が地方人からするとすーすーとするんです。

でも、広末涼子さんと阿部寛さんのエンターテイメントとしての活躍を愛でるとしたら、充分なんじゃないでしょうか。しかし登場時の阿部さんのふけ顔はなんか美しくなく、エンディングの晴れやかな年輪を重ねた顔との対比なんでしょうがもう少し綺麗に見えるようにして欲しかったです。

広末さんってこういう役やるとほんとに輝いていて唯一無二って感じですが、役者さんとしての経歴の長さを考えると、殆どと言っていいほど変わらないイメージなのは驚きでもあります。年齢を感じさせないんではなくて、年齢に関係ない存在感とでも申しましょうか、一種独特な個性を漂わせる方だと再認識しました。

醒めた眼でみると何から何までホント嘘くさいんですが、妙に説得力を感じてしまうのは飯島さんや河田町のフジテレビ社屋などの「当時」が登場してくるのと、小木茂光さんが出てくると何故かシリアスに感じてしまうせいでしょうか。「トリック」の時にはそう感じなかったんですが、コメディーの世界でシリアスなお芝居するのは卑怯です。ほんと騙されてしまいます。まあ騙されに映画館へ行ってるんだからいいんですけどね。

フジテレビが制作に名を連ねている通り、劇場公開当時はバブル景気並にばんばんTVCMやら番宣番組やらやってましたが、実際に映画を観たらストーリー上での軽い驚きとかもあって、TVでの宣伝で食傷気味だから映画まで見なくてもお腹膨れたからいいやとは思わなくて良かったです。そう言う意味ではいい宣伝だったといえなくもないんですが、「バブル礼賛あの頃は良かった」みたいな映画なんだとも宣伝からは読めてしまって実際の映画とはちと違うなとも想いました。映画的な映画なんで映画館で観たほうがより愉しめた様な気が。でもDVDはオーディオコメンタリーが面白いんですわこれが。シンプルに笑えるとしたらDVDのコメンタリーが一番笑えます。製作者の本意かどうかは知りませんけど。

ファンタジーではなく良く出来たお話ですのでファジーでも決してなく、しいていえば事実でくるんだ壮大なホラ映画ってとこでしょうか。ホラーみたく怖くないし。嘘と法螺は違いますし、コメディーはコントじゃないから茶化すことなく真面目にやるからこそ面白いとも言える訳で。

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