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*よさりかかる

「おんもい。もーよさりかかっちゃかん。」

  (重いよー。もーもたれかからないで。)

「そこん やごい だで よさりかかっちゃ かんにぃ 危ないだでえ。わかったあ?」

  (そこは壊れそうだから寄りかからないようにね。危ないから。分かった?)

大体これが方言だとは全然思っていないから、共通語に翻訳するとき、「よさりかかる」をどう訳せばいいのか随分悩んだ。それだけ当たり前に使っているので。特に(寄りかかる)なんかは普段使い慣れていないのでこれでいいんだろうかと半信半疑状態。「さ」が一文字入るか入らんかの違いだけれども、こうも違和感があるのは不思議でもある。そして何故「さ」が一文字付け足されたのかも不思議である。

ニュアンス的には体重とか重心がのる状態のことを指す。手を添えるとか壁(守ってもらう)とするというニュアンスのものではない。なので共通語で「親の経済力に寄りかかる。」といったものを「よさりかかる」という表現はあまりしない。こういう場合には「よっかかる」をよく使う。

「しなだれかかる」みたいな色気のある物ではない。むしろ邪魔臭いと感じるような時に体重乗せてくるなよという意味で使われることの方が多い。「よさりかかる」には「うっとおしい」というニュアンスがこもることが多いということであろうか。

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